80年の人生ストーリー
あと、3ヶ月で27歳になることに、とてつもなく焦燥感がある谷村かいごです.
人生のストーリーってめっちゃ面白いですよね、
僕なんかは、まだ26年くらいの、ひよこに毛が生えたような浅い人生ストーリーしかもってないですが、70年とか、80年とか生きてきた人の話ってちょー面白い.
例えば、大学の教授をしていた人なんかの人生とか興味が無限に湧きますし、
最近会った人は、30年間、高校、大学のラグビーのコーチをしていたって人がいまして、
「まず、そもそもどうやったらコーチになれるんですか?」
というところから、根掘り葉掘りその人の人生ストーリーを聞いて、「あ、やっぱり人との繋がりって大切だなー」っとしみじみ思ったりするわけで.
人生ストーリーから教えていただくことは、本10冊じゃ収まらないくらいの勉強をさせていただきます.
ご高齢者1人に、1ストーリー
今更ながら、僕は介護職でして、介護を通じて、たくさんのご高齢者と接することがあります.
そして、ご高齢者といわれるだけあって、基本65歳を超していて、平均75歳くらい.67歳とかだと、介護業界では「若い!!」なんて言われたりします.
そんなご高齢者一人ひとりに、やっぱりすごく面白い人生ストーリーがあって、その一つ一つのストーリーから、いつも沢山、勉強させていただいています.
だから、介護っていいよ!
介護ってだけで、いろいろな偏見をもたれている方がいらっしゃいますが、それをそのまま鵜呑みにせず、いいところもあることを知っていただきたいですね.
いや、ほんと個性強い高齢者の方がいてて、介護の現場では結構、明るく笑いがたくさんあったりするんですよ.
例えば、みなさん長年培われてきた口癖があったりして、「お茶ちょーだい」を「お茶ちょー」「お茶ちょー」とおっしゃる利用者さんがいてたり...(超、可愛い.←言葉が)
声がやたらと騒音レベルでデカいご高齢者がいてたりして、結構、周囲からクレームを受けちゃったりするなんてことも...
でも、そんな声が大きいことも、昔、市場(いちば)で働いていた、という人生ストーリーを聞いて、「ああ、なるほど、そういうことか」と納得しちゃったり.
ご高齢者の話しだけではなくて、口癖だったり、個性からも、実は人生ストーリーが隠れていたりして、ほんと人間の人生って奥深いなぁ.と感嘆します.
人生ストーリーを語れる人、語れない人
介護の仕事で、ご高齢者で接することで人生ストーリーを教えてもらえることがありますが、ご高齢者の中でも、ご自身でそれを語れる人、語れる人で分かれます.
自分の人生ストーリーを語れる人は、単に聞けばいいのですが、ご自身でそれを語れない人に関しては、こちらからお聞きさせていただく必要があります.
もちろん、なにか理由があって、言いたくない人には無理に聞いちゃだめなんですが...
ただ、介護をする上でそのご高齢者の人柄を知ることも、その人にあった介護をするために、ほぼ必須事項だったりするので、やっぱり聞かしてもらえるなら、聞かしてもらいたい!
でも、自分で語れないって時は、「○○さんって、若い頃、なにしてたんですかー?」を切り口に、どんどん相手が話しやすいように質問をしいかないといけないときもあります.
そのときのおすすめは、「○○さん、16歳の頃、なにしてたんですかー?」というように、具体的に何歳って言ういいかも!
これ以外には、家族さんとお話するときに、失礼にならないよう細心の注意を払って、過去の話を聞いてみたりします.
そんなこんなで、人間の80年だとかの深みのある人生ストーリーに触れることができる介護って、素敵じゃないですか?
僕は、本が好きで、その理由は、本って著者の人生を濃縮したものだったりするからなのですが、
高齢者って、人生のクライマックスで、本でいう最終章で、一番面白いところなんだと思うので、僕はご高齢者の人生ストーリーをお聞かせさせてもらえる介護って魅力的で、他にここまで人の人生に触れれる仕事ってあるのかな、いや、多分、介護以外ないんじゃないか、と思っていたりします.
最後に、人生ストーリーって面白いな、って思いを再加熱させてくれた方の動画をアップさせていただきます.
まだまだ、道半ば
谷村かいごでした.
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