見出し画像

これからも頑張れリュック・ベッソン。 映画感想「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」

「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」ってあるじゃないですか。
フランスの漫画シリーズ『ヴァレリアンとローレリーヌ』を原作として、リュック・ベッソンが監督・製作・脚本を手掛けた映画。
観たので感想書きます。
「ああ、これからもリュック・ベッソンはこういったSF映画を取り続けてほしいなぁ」と思いました。

下記作品ネタバレ注意
「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」
「フィフスエレメント」
あらすじ
西暦2740年。銀河をパトロールする連邦捜査官のバレリアンとローレリーヌは、あらゆる種族が共存する「千の惑星の都市」として銀河にその名を知られるアルファ宇宙ステーションを訪れる。しかしその深部には宇宙を揺るがす邪悪な陰謀や、歴史から抹殺されようとしていたある秘密が隠されていた。(映画.comより)

エイリアンの盆踊り

正直、超面白い映画かって言われるとそうでもないんですよ。
でも、楽しい映画なんです。
なにが楽しいかってゆうと、エイリアンが次々に出てきて、色んな事がどんどん起こる。

画像1

たくさんのアイデアを惜しみなくバンバン詰め込んであるのが良いですよね。
リュック・ベッソンってサービス精神旺盛ですよね。変にケチったところが無い。太っ腹。
そのせいで映画のバランス悪くなったりもするんだけど。
主人公たちの恋愛の行方とかって、本筋とあんま関係ないじゃないですか。
でも良いんですよ。
最後はバーーンとキスシーンで終了!「フィフスエレメント」でもそうしたし、それでいいんじゃーーい、という豪快さ。
良いですね〜。

個性豊かなキャスト

キャストはカーラ・デルヴィーニュが素敵でしたねぇ。髪を適当にがっとまとめて戦うところが最高です。

デイン・デハーンはどっちかというと内気な文学青年イメージだったので、今作のようなプレイボーイ役は新鮮でした。
若い頃のディカプリオに似てますよね。彼の出世作「クロニクル」は必見です。
アクションはあんま板についてないかな?
最後さ、デイン・デハーン演じる主人公が規律と人道的正義の間で葛藤するシーンがあるんだけど、規律を守るタイプのキャラじゃなくない?なんかキャラ造形的に違和感あったんだけど、制作陣も「このへんで葛藤シーン入れとこう」って感じっぽいのでこれでいいのです。

リアーナもいいですねぇ。役割が終わったらぱっと退場!ウジウジしない!
素晴らしい。
ぼく1回リアーナのライヴを観たことあるんですけど、凄くよかったです。

これでいいのだ

なんか考察もなにもない感想文になったけど、この映画の場合はこれでいい気がします。
どうやら本作はコケて多額の負債を出したようですが、負けるなリュック・ベッソン!
これからも「またリュック・ベッソンが大味なSF映画撮ってるぜ!観に行こう!!」という感じで人生過ごしたいじゃない。
頑張れリュック・ベッソン。

ちなみに、そーす太郎さんの記事必見です。

しーゆー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?