見出し画像

恋愛に対して受身の姿勢をやめるべき理由

 前回は「私にはまだ恋愛は早いと思う人へ」について書きました。恋愛のスタートが遅れることによって大きく不利になってしまうことが伝わったかと思います。

 今回は「恋愛に対して受身の姿勢をやめるべき理由」について書いていきたいと思います。前回と同様にスタートの遅れにも繋がる部分もあると思います。私も元々は受身側の人間だったので、いつも通り経験談を交えながら書いてみようと思います。

はじめに

 前述の通り私自身も恋愛に対しては受身の姿勢を長らく取っていました。正確には受身と言うよりは、前回の記事の通り「私にはまだ恋愛は早い」と思っていたので行動を起こすことが無かったのです。
 
 その後ようやく恋愛市場に参戦しようと思っても「攻め方」が分からずに「受け」に徹していました。同様の理由で攻めたくても受身に回るしかない人もいるのではないでしょうか。そういう人向けにこれまで記事を書いてきたので、攻め方に関しては過去記事やリンクから恋人を作るまでの基本的な動き方読んで頂ければと思います。

 私の場合は、今みたいに手軽に調べられる時代では無かったので割と受身の時間が長かったと思います。「いつか自分の良さに誰かが気が付いて交際を迫ってくるだろう」と甘い事を本気で思っていました。なまじ異性の友人には恵まれていたので余計にそう感じていたんだと思います。しかし結局待っているだけでは状況が変わる事はありませんでした。「友達と遊んでる方が楽しいし!」といたこともない恋人と友人を比べて強がってはいましたが、1年も経つと流石にまずいと思いそれからようやく動き始めました。

受身でいる理由

 攻め方が分からないとは言いましたが、思い返せばそれ以外にも本心はもっと別なところにあったと思います。当時自分でも気が付いていなかった理由もありましたので、ひとつひとつ書いていこうと思います。

攻め方が分からない

 まずは冒頭でも書いた通り「攻め方が分からない」ことについてです。じゃあ今から恋愛しようとした時に、まず何からすればいいのか分からない。告白するのか?デートに誘うのか?右往左往してしまいます。考えてみれば当たり前のことで、これまで何一つ恋愛経験を積んでこなかった人が分かるはずもありません。ゲームでも数学でも仕事でもある程度の経験があって初めて攻略法やセオリーの進め方が分かりますよね。それが分からないから「受身」に徹するしかないとなってしまうのも仕方ないと思います。

自信が無い

 「自信が無い」から攻めない人もいると思います。自分の口説き方は正しいのか、告白は相手にちゃんと伝わっているのか、そもそもこの恋愛は成就するのか全てにおいて自信が無いのです。これも攻め方が分からないのと同様に、経験が無いから自信が無いのです。

傷つきたくない

 攻めた結果、失敗して「傷つきたくない」と思う人もいるでしょう。私は今思い返せばこれが一番の要因だったと思います。攻めた結果振られてしまう、攻めた結果友人だった人から距離を置かれる、それが怖いのです。「受身」であれば相手は必ずこちらに好意を持っています。その結果振られる恐れが無いので安心できるのだと思います。

主導権を握りたい

 前3つとは大きく毛色は異なりますが、交際してからの「主導権を握りたい」ことから受身でいる人もいます。今までと違って恋愛上級者の理由となります。相手から告白させたいからあえて受身でいるのです。そうすることで付き合ってあげたという立場になることを目的としています。

受身をやめるべき理由

 受身でいる理由は分かったと思います。ではこの受身を続けているとどうなるか。受身をやめるべき理由について書いていこうと思います。

需要に影響を受ける

 恋愛において受身の姿勢を続けるという事は、全て相手主体で恋愛が発生するということになります。つまりこれは自分に好意が向けられる事が前提となっています。極端に言えば世界で誰も自分に興味が無い場合は永遠に恋愛できないということです。これが「需要に影響を受ける」ということです。
 
 この需要の問題はモテない人だけの問題と思うかもしれませんが、ある程度の年齢になった女性にも多く当てはまる問題となっています。女性の場合はやはりどちらかと言えば受身が多い印象です。若い間は特に気にしなくても相手から勝手にやってくると思います。しかしある程度の年齢に達した時に急に需要が減っていきます。若い間の需要に甘んじて受身でいることしかしてこなかった人は、ここで初めて攻める必要が出てきます。しかしずっと受身でいるだけだったので攻め方が分かりません。そうして攻め方を模索している間に年齢だけを重ねて取り返しがつかない状態になっている人もよく見かけます。
 
 攻め方には攻める方法、加減、頻度など経験でしか学べない事が多く、一朝一夕で習得するのは難しいと思います。先ほどの女性の例での若い間、それなりに交際して恋愛経験を積んできているにも関わらずです。そのため現在の需要に関わらず攻める事も出来るようにしておいた方が良いと思います。

機会損失が発生する

 機会損失とは本来利益を出す事ができた状況で、取るべき行動を取らなかった事によって生じた架空の損失の事です。営業職の仕事や資産運用などでよく使用される言葉ですが、恋愛においても当てはまると思います。
 
 例えば両想いの二人がいたとします。しかしお互いに「受身」なタイプだと仮定すると、お互いに進展させることができずにその恋が終わってしまうかもしれません。学生の頃によく見かけた事例では無いでしょうか。両想いという最高の状態はどちらかが動きさえすれば、すぐにでも交際に発展する状態です。しかし両者共に動かなかった場合は本来簡単に交際できるにも関わらず、その恋が実る事はありません。これが恋愛においての機会損失と言えると思います。
 
 これは両想いに限りません。片思いであっても同様です。最初は何とも思っていなかった人から誘われて遊ぶうちに好きになってしまうことはよくある事です。と言うよりも最初から両想いなんてことの方が極めて珍しいです。大多数の恋愛は片思いから始まります。つまり「受身に徹するとは、もしかしたら攻めていれば交際まで発展できる人を全員切り捨てている」という事です。どれだけもったいないかを分かってもらえたと思います。

恋愛経験値が貯まらない

 受身に徹する人は相手主体になるため、どうしても恋愛経験が少なくなってしまいます。人生で告白する人が2人、告白してくれる人が2人という前提が平均だと仮定すると、普通の人は4人と交際できます。一方で受身の人は単純に考えれば告白される以外の選択肢が無いので2人としか交際できません。この時点ですでに恋愛経験値は一般の人と比べても半分しかありません。
 
 また多くの人は告白に何度か失敗します。しかし失敗から学ぶことも少なくありません。今回はこうやってみて失敗した。だから次はこうやってみよう。その繰り返しが交際までの展開精度を上げていきます。受身の人はこの経験ができません。この経験が出来ないと自分はどういう人に好かれるのか、どういう展開が得意なのかなど自分の事すら分からないと思います。若い間は問題ない事が多いですが、この経験値の積み重ねが将来的に大きなレベル差に繋がってしまいます。
 
そうは言っても女性の場合は周りにいつも告白されて付き合ってるという人が多いと思います。そうなるとみんな受身なんだと言葉通り受け取ってしまいがちです。しかしその実態は告白だけは相手にさせているという方が正しいです。攻めるアプローチを続けて良い感じになった時に最後だけ自分からではなく、相手に告白させるのです。よって「受身」というわけではありません。

終わりに

 今回は「恋愛に対して受身の姿勢をやめるべき理由」について書きました。やはり何事においてもそうですが、「受身」という姿勢は何かを勝ち取る事に対して有利に働くことは無いと思います。これを読んで少しでも響いた方は少しずつでも行動に移してみてはいかがでしょうか。
 
 今回もお読みいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。


良かったらサポートお願いします!頂いたサポートは私の資産運用に使わせて頂きます!