君たちはどう生きるか
なぜうちにこの本があるのかは忘れてしまいました。
うちの母親が買ってきたのか、私が買ったのか。
恐らく息子は拾い読み、娘は読んでいないと思います。
娘が不登校になって、何冊もそれこそ不登校当事者の本から
専門家の本から気分転換になりそうな本やマンガ、名作と言われる本など
”よさげな本”をばらまいてきました。
周りの人間は”一般的な道”から外れた娘を心配してああしたらこうしたらと
模索し、助けになればと良かれと思い本や映画や様々な働きかけをしました。
まずは一休みが必要だったのでしょうが、早く回復させたいと思ってしまうんですよね。
しかし、中学生不登校に突入したての娘が「君たちはどう生きるか」とか
言われたって、タイトルがもう押し付けがましく拒絶反応が出るのも当たり前のことだったのでしょう。
家に置いてあっただけですが、だいぶ鬱陶しかったのは想像に難くありません。
そして時は2023年7月、宮崎駿監督の映画が公開されました。
タイトルは「君たちはどう生きるか」
まったく前情報なしですが、何しろジブリ。とにもかくにもジブリ。
家族4人で行ってまいりました。
以前は少なくとも週一くらいでは、自宅で家族そろって何かしら映画を観ていたのですが、息子が部屋に籠り出しそれもままならなくなりました。
ちょっと寂しかったけれど、思春期男子なので当然です。それでも彼も一人で映画鑑賞はしているらしく、お母さんこれ観た?とか、たまに感想を言い合ったり出来ることは幸せなことです。
娘とは不登校になってさらに2人で観に行く機会が増えました。
今回の映画館は誘うと、2人とも行くと言いました。
◇◇◇
見終わってお食事しながら感想を言い合います。
娘と私がインコ可愛かったねー❗と言うと、え!?!あれ可愛かった?!という男性陣。まあそれもわかります笑
共通の趣味があるっていいなあ。
今自宅ではアマプラとネトフリを契約していますが、U-NEXTを契約するか家族会議を開きました。
私的に全部はムリ。
今見ているドラマがあるので、しばらくしてからネトフリを解約しU-NEXTに,移行しようと全会一致で決議致しました。
ファミレスであーでもないこーでもないとおしゃべりしているパッと見幸せ家族なんだけど、息子は高校中退、娘は中学不登校です。
親にも色々問題があるし、先のことはまったくわかりません。
老後2千万?ハァ?
悩もうと思えばとことん悩めるけれど、今、今日、私は幸せだ!
さて明日の私はどうでしょうか。
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