見出し画像

ひとりのラブライブ!ファンが「異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦」で見たものは。

異次元フェス楽しかったという話をします。ラブライブ!ファン目線で語りますので、ラブライブ!をあまり知らなかった人に少しでも「あぁ、あの選曲、あの組み合わせはそういう行間があってファンが喜んでいたのか」が伝わると嬉しいです。

まずは私の立ち位置について。私はμ'sの劇場版あたりで本格的にラブライブ!を触り始め、以降、最新の蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブまで広く浅く追っています。ライブには参加していますがラジオや個人活動は追い切れていません。アイドルマスターについてはアニメをひと通り見ていて、U149も観ましたし、今はミリマスを観ています。ワンマンライブは3回ほど参加した経験があり、突然DJ KOOさんが出てきて驚きました。フェス系だとアニサマやバンナムフェスなどでアイマスのパフォーマンスを拝見しています。2023年2月には「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023」の1日目にも参加しました。旧友はプロデューサーばかりで今回の連番者もプロデューサーでした。アイマスの曲は聞いたことのある曲は多いのですが懐かしめのデレマス曲以外はどの作品の楽曲かの確証が持てないことが多く、アイマスサイドから見た異次元の感想も知りたいなと思っています。

さて、曲順に語るととっ散らかるので、シリーズ毎に語ったのちにコラボ楽曲を見ていきたいと思います。

Aqours(ラブライブ!サンシャイン!!)
μ'sの正統な後継で大きなプレッシャーの中でμ'sと同じ展開(廃校を救おうとするとかアニメ2期後に3年生卒業を絡めた劇場版をするとか)を強いられたシリーズです。μ'sと大きく異なる点は、劇場版が終わり、アニメのストーリーが落ち着いて尚、活動を続けているところ。最近、まさかの異世界モノの新規アニメが放送されました。もうすぐ9周年。その圧倒的な貫禄は1日目の高海千歌こと伊波杏樹さんの挨拶にも見て取れたと思います。その力を存分に見せてほしかったのですが、このライブの100曲中、AqoursがAqoursの楽曲を歌ったのは僅か4曲(うち2曲ショート)でした。少ない……! 恐らくアイマス3シリーズに対してラブライブが4シリーズ(+ミュージカル)出演する中で分担を考えた結果、まだまだここからの躍進が期待される後進に枠を譲ったのだろうと解釈しています(翌週……もう今日か……の全新曲ワンマンのためにセーブしたとか言わない)。それでも少ない球数でしっかり魅せてくれました。Aqoursの1stライブを彷彿とさせる1日目の開幕「青空Jumping Heart」が刺さらんわけがない……! この曲だったか2日目の「未来の僕らは知ってるよ」だったか忘れましたが、これまで様々なライブで様々な衣装で歌ってきた映像が振り付けにシンクロしつつ流れていて泣きそうになりました。2日目の「WATER BLUE NEW WORLD」も特別な楽曲です。アニメにてラブライブ優勝を決めた決勝曲であり、アキバドームこと東京ドームが決戦会場だったのです。サンシャイン界隈には「聖地なのにその曲やらんのかい」という悪しき風習があり、これまで2度も東京ドームに立ちながら、サビ前の衣装パージありで東京ドームのメインステージでWBNWが披露されたのは今回が初めてとなります(4thライブの2日目にやったけど大きな船の上に乗っていたからね)。Aqoursファンの中にはこれだけで元が取れたという人もいるんじゃないでしょうか。貴重な無自覚聖地巡礼をされたプロデューサーの皆様はラッキーです。曲数が少なめだった一方で、コラボを含めるとお衣装の種類は新しいものから懐かしいものまでかなり多かったような気がします。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS(スクスタ)」という既にサービス終了したゲームアプリ発のグループです。いやグループというと過激派に怒られます。彼女たちの特徴はμ'sやAqoursと異なりソロ活動を主としているところで12人をまとめたグループ名が存在しません。最初は9人でしたが、ゲーム中で敵が改心(語弊あり)する展開を2度もやって12人に増えました。え、13人目が川柳やイラストを紹介していなかったかって?? 彼女はスクールアイドルではありません。ニジガクはゲーム発であるため上原歩夢の幼馴染としてプレイヤーである「あなた」が設定されました。なのでステージ上で彼女たちはファンのことを「あなた」と呼びます。異次元でも最後の挨拶か幕間映像で実際に呼んでいたはずです。じゃあアニメ化するときに「あなた」をどう表現すればよいのかということで「あなた」代表の高咲侑(YOU)が生まれました。異次元テーマソングの絡みや後に公開された写真からもわかるように、私たち(あなた)の幼馴染だったはずの上原歩夢役の大西亜玖璃さんはいまや高咲侑役の矢野妃菜喜さんにベッタリで、人によってはNTRな感情を抱くセンシティブな存在となっています。前段が長くなりました。ソロ活動メインによる自由度の高さはシリーズの中でも随一で異次元では他のシリーズ1曲分の枠にソロ曲ショート3連続をぶち込んでくれました。1日目のTVアニメ1期組が全員PV曲だったので「はいはいそういうことね」と2日目に備えていたら2日目はTVアニメ1期組がスクスタ曲をやり始め、じゃあ中須かすみは「ダイアモンド」かと思っていたら、突然「無敵級*ビリーバー」を歌い始めたので、会場の「あなた」たちは失神してしまいました。この楽曲は総選挙で1位になったメンバーにのみ与えられたニジガク初のアニメPV付き楽曲であり、以降は総選挙が行われていないので特別な楽曲となっております。特別ゆえに他の曲と並列に扱いずらくライブで披露される場面も限定的なので、ショート版でもこれを聞けたプロデューサーはラッキーです。1日目と2日目で趣向を変えるというのはニジガクのワンマンライブでもよくあること。油断していたらニャンニャンされたこともあります。アイマスはそもそも1日目と2日目で参加キャストが変わるので必然的にそうなるのかもしれませんがキャストが変わらないラブライブの中では珍しく、そのような変化を楽しめるシリーズとなっています。ソロ曲を前面に押し出していますが全体曲も強いです。1日目のパッション枠の「わちゅごなどぅー」は高咲侑がクレジットされている唯一の13人曲。4人ずつが全国6都市18公演を巡ったファンミで聞きまくっていたので耳馴染みがよく、振り付けも体が自然に動いたのですが、ひとしきり盛り上がった後にふと「13人揃った完成バージョン見たの初では??」ということに遅れて気がつきました。担当がひとりに絞れないプロデューサーにおかれましては是非全力で「ヒトリダケナンテエラベナイヨー!」と叫んでください。2日目のクール枠の「Just Believe!!!」も盛り上がりましたね。この曲は流行病の影響を直に受けた楽曲で、サビで「Just Believe!!!」と叫ぶことが長年叶わず2020年9月の無観客2ndライブから我慢を強いられ続け、2022年11月のブシロード15周年ライブで漸く解禁されました。あれ、12人揃った声出し「Just Believe!!!」も初では?? そもそも12人揃うライブが実に1年以上ぶりで、久々にトロッコに肘をついてファンサをするセクシー担当朝香果林役の久保田未夢さんを見ました。強い。ひとりでも多くのプロデューサーが彼女に絆されていたら嬉しいです。もうひとり、優木せつ菜役の林鼓子さんの話もさせてください。2023年4月を境に先天性の関節疾患が発覚した楠木ともりさんから林鼓子さんに優木せつ菜役のバトンが渡されました。μ'sの南條愛乃さんも先天性の膝の不調のためにパフォーマンスを控えることはありましたが、キャストの変更はラブライブ初の事例でした。そんな楠木さんの願いのひとつはニジガクが東京ドームの舞台に立つこと。優木せつ菜の最初のソロ曲であり、楠木ともりさんがソロ曲として最後に歌った「CHASE!」を林鼓子さんが東京ドームで歌う流れはめちゃくちゃアツかったです。ショート版ゆえに落ちサビのシャウトがなかったのが惜しまれるところ。それでも魂が震えました。

Liella!(ラブライブ!スーパースター!!)
紙面から始まりアニメ化という点はμ'sやAqoursと同じなので飛び道具のニジガクに対して本家と呼ばれることもありましたが、実際はそうでもありませんでした。大きく異なる点は三つ。一つ目はストーリーの中でしっかりと進級すること。新設校で1年生5人から始まったLiella! は2年生になると4人の後輩が加わり9人になりました。3年生になるとさらに2人加わることで11人になるはずです。はずですというのはまだ3年目を扱うだろうアニメ3期が放送されていないため誰も詳細を知らないのです。二つ目はキャスト4名が一般公募であること。3年生に2人、2年生に1人、1年生に1人います。1年生の一般公募枠である鬼塚冬毱役の坂倉花さんは2023年5月にキャスト発表されたばかりです。μ'sの軌跡もあって、ラブライブキャストにとって東京ドームに立つのはひとつの大きな目標になるわけですが、一般人であった彼女はデビューわずか半年ちょっとで東京ドームに立ってしまいました。東京ドーム出演RTAで彼女に勝てるラブライブキャストは後にも先にもそうそう現れそうにありません。一般公募といえど実力は折り紙つきで、何も知らない人が見たら誰が一般公募枠かはわからなかったんじゃないでしょうか。1日目のクール枠の「Jump Into the New World」の11人のダンスでは一般公募枠含めてLiella! のパフォーマンス力の高さを遺憾なく発揮してくれました。歌っていない人の動きまで細かくみると本当にすごいことをやっています。振り付けの全体が見られるダンス練習動画も公開されていますので是非。Liella! の魅力のひとつは穴のない歌とダンスの総合力の高さです。三つ目は他のシリーズに比べてキャストを前面に押し出していること。それは1stアルバムである「What a Wonderful Dream!!」より早々に実写PVと実写ジャケットが用意されたことからも窺い知れます。1日目のキュート枠(キュートだったか?)の「不可視なブルー」の3人をはじめ、語弊があることを承知で言えば、地上波でもウケそうな強めのビジュアルを持つ人材が揃えられており、実際テレビの歌番組やドッキリ番組にも出演しています。最近は一般公募枠のリーダーが日曜劇場のドラマに出演中です。このように比較的普通のアイドルに近い存在になっている理由は、ラブライブ!シリーズにおけるLiella! のミッションが、恐らくアニメファン以外の界隈からラブライブ!ファンを獲得することだからです。そのためアニソンフェスではないフェスにも積極的に投入されます。フェスに投入するわりに盛り上がりに欠ける楽曲が多くないか? はLiella! を追っている私も少々感じているところで、全体的にオシャレな曲調に偏っています。2日目のクール枠のDay2なのに「Day1」も他のクール枠の曲とは種類の違うクールでした。これももしかしたらLiella! の特徴なのかもしれません。彼女たちは流行病の影響を直撃したグループで、2021年5月の5人の無観客デビューから始まり、約2年後の2023年3月の9人の3rdライブの千秋楽で漸く声出しが許されました。その間に生み出された楽曲に声出しなしで楽しめる工夫が凝らされているのか、その間に新規でついたファンが声出しに慣れていないのか、いざ声出しが許されてみると、どの楽曲のどこにコールを入れればいいのかよく分からず、戸惑いながらも段々と声出しポイントが増えているのが現状です。それでいていろんなフェスを回っているため「ビタミンSUMMER!」のサビ前にラブライブ!界隈で好まれていない(と思われる)「イエッタイガー」が輸入され、それがわりと受容されている(と思われる)という愉快なことも起こっています。声出し解禁以降は「MIRACLE NEW STORY」を始め、盛り上がりやすい楽曲も増えてきているところです。異次元におけるLiella! の楽曲選択については物申したいことがあります。全部4thでやったやつじゃん! 先にも述べたように11人になってまだ日が浅いため、正規の11人曲が2曲しかなく11人で歌える曲が限られているんですよね。1日目と2日目のオープニングショートで歌って踊った「常夏☆サンシャイン」「ビタミンSUMMER!」はそれぞれアニメ1期の4人曲とアニメ2期の9人曲で、2023年8月の4thライブのアンコールにて「11人で……歌って踊れる……だと」と驚きを持って迎えられたばかりの新武器です。他のシリーズが自己紹介的な表題曲を持ってくる中で「え、常夏!?」となりましたが、それも11人で歌って踊れる球数が少ないゆえ。補うためにユニット曲を持ってきたものの、ユニット曲はどれもクール寄りで、クール枠がパンパンゆえに無理やり押し込まれたパッション枠とキュート枠で、ちょっとした異彩を放っていました。11人体制に縛られずに懐かしの5人曲や9人曲を候補に入れれば、パッションやキュートの選択肢も増えたんじゃないでしょうか。一部のファンが感動して倒れ込んでいたんじゃないでしょうか。せっかくの何でもありの場だったのでもう少し驚かせてほしかったのが正直なところです。ミリマスの「らったった」に5人曲の「らっぱっぱ」で返してほしかったなぁ。

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!)
2023年4月から本格活動が始まったばかりのグループです。初となるバーチャルスクールアイドルで、流行りのVtuberさながら毎週月木土曜の生配信をメインに活動しています。また、毎月末にバーチャルライブが開催され、その度に知らない楽曲がぶち込まれるため、活動半年ながら恐ろしい数の楽曲がリリースされています。リアルタイムのカレンダーと連動してストーリーが展開されていることも大きな特徴で、恐らく2024年4月に進級&新入部員追加イベントが、2025年3月に現2年生卒業イベントが発生します。流石にこのリリースペースで5年は保たないと思うので、この卒業あたりを目指して太く短く活動するシリーズになるんじゃないでしょうか。異次元で少しでも蓮ノ空に興味を持ってもらえたならば、1日でも早くリンクラをダウンロードしてストーリーを追いかけ始めたほうがいいです(ゲームパート挟まずにガチャ回さずに全部読めます)。追いついてリアルタイムで追うほうがより楽しめます。蓮ノ空は学校の伝統という設定でユニット活動がメインとなっており、異次元でもユニット曲中心に披露されました。Liella! がユニット曲でちょっとした異彩を放っていた反面、こちらは一貫して、スリーズブーケがキュート、DOLLCHESTRAがクール、みらくらぱーく!がパッションと明確に属性分けされていました。蓮ノ空のこと好き好きクラブ(公募で決まったまさかの公式ファンネーム)のみなさんは、1日目のパッション枠の「ド!ド!ド!」のイントロが掛かると知能が猿になってしまう悲しい習性があり、プロデューサー各位に申し訳ないなと思っていたのですが、2日目のパッション枠で「ジャングル☆パーティー」が始まるとプロデューサーも猿になっていたので、どこも同じだなと思いました。2日目のクール枠の「KNOT」ではラスサビ前の夕霧綴理役の佐々木琴子さんの「行くよ……」(CD音源にはない1stライブで追加された煽り)で隣のプロデューサーがUOを折ってくれていて嬉しかったです。異次元をきっかけに「ド!ド!ド!」が何かしらにランクインしたことを記念して公式がみらくらパーク!結成部分のストーリーも配信してくれるそうです。信じてもらえないかもしれませんが、これを見ると「ド!ド!ド!」が泣き曲になります。

スクールアイドルミュージカル
シリーズ初のミュージカル作品です。ミュージカルについてはこちらにまとめています。ちょうど1年前に初演を迎え、夏ごろに再演し、この冬にも再演しようとしています。行った人の満足度は高いのですが、行く人がまだ多くないという課題を抱えており、プロデューサーよりラブライブ!ファン向けの宣伝のために来ていたように思います。緑の制服の学校と赤の制服の学校の5人ずつ10人がメインキャストです。この冬からWキャスト制が採用され、各学校のセンター的存在以外は二人一役で運用されます。つまり10人を演じるメインキャストが18人に増えました。異次元では赤の学校がWキャストの新規の面々で、今回初めて表舞台に立ちました。あ、東京ドーム出演RTA……。元のキャストに思い入れがあったため、Wキャストをすんなりとは受け入れられずに冬の再演チケットも押さえていなかったのですが、今回、元キャストへのリスペクトを感じるパフォーマンスを見たことで、新キャストやるやんと手のひらを返しました。ミュージカルというだけあって歌唱のレベルの高さは他のシリーズより頭ひとつ抜けています。今回、表題曲の「未完成ドリーム」をやらなかったのはちょっと意外でした。

アイドルマスターシリーズ
多くは語れないので一括りの雑感で申し訳ありません。直近見ていたU149とミリマスのOPが回収できて嬉しかったです。「生存本能ヴァルキュリア」はデレステをやっていた頃のお気に入り曲のひとつで、洲崎綾さんと上坂すみれさんが同時に抜かれたときにラブライブもいる現場にラブライカが……! という小さな感動を覚えました。痺れたのはクール枠のシャニマスの楽曲です。我らが蓮ノ空のDOLLCHESTRAにかましてくれやという思いがあり、実際に最高のパフォーマンスでかましてくれたのですが、それでも直後に披露されたアンティーカの「abyss of conflict」やコメティックの「無自覚アプリオリ」に食われてしまった感は否めません。強い。特にコメティックの斑鳩ルカの人の魂の叫びのような歌声に圧倒されてしまいました。どこかの歌い手から引っ張ってきたのかと思ったら声優さんだそうで……信じられん……喉壊すぞ……。1日目と2日目でキャストがガラリと変わって全く異なるコンセプトが見られるのはアイマスならではだなと思いました。両日とも初見でもノリやすい曲が多くて楽しかったです。「ジャングル☆パーティー」とか、ね。久々にデレステを起動しましたし、油断するとシャニマスにも手を出してしまいそうです。とりあえずいろいろ楽曲漁ります。

続いてコラボ楽曲についてです。そもそもの話になるのですが、ラブライブ!では基本的に楽曲でシリーズ間の越境をすることはありません。カウントダウンフェスに向けて全員曲が1曲作られたくらいでフェスの中でシリーズを越えてカバーすることもコラボすることもありませんでした。ようやく蓮ノ空が「歌ってみた」という体裁で他シリーズ表題曲のカバー動画を挙げて話題になったくらいです。つまり異次元で立て続けに起きていたことはアイマス抜きにしてもラブライブ!ファンにとっては異次元でとんでもないことだったのです。そういえば異次元に際してはアイマスのCHANGE!!!!もカバーしていましたね。まずはシリーズもキャストもごちゃごちゃな混成から。

Let's Sail Away!!!
Aqoursから渡辺曜役の斉藤朱夏さん、蓮ノ空から大沢瑠璃乃役の菅叶和さんが参戦。船長目指していたり、魚釣りが趣味だったり、海関連の括りだと思われます。異次元初のコラボで先に述べた通りの事情なので、アイマスの曲を歌うことにもAqoursと蓮ノ空が同じ曲を歌っていることにも驚きを隠せませんでした。あと3つ前に「ド!ド!ド!」を歌っていたはずの菅叶和さんが早々に着替えて再登場したことにも驚きました。え、そんな頻度でキャスト使い倒していくの???

WE WILL!!
Liella! の楽曲です。Liella! から嵐千砂都役の岬なこさん、ニジガクから鐘嵐珠役の法元明菜さんが参戦。何の括りかはわかりませんでした。軽く調べたら参加キャストが全員近畿出身ではあったのですが、いやそんなまさか。

ハクチューアラモード
みらくらパーク!(蓮ノ空)の楽曲です。蓮ノ空から大沢瑠璃乃役の菅叶和さんが参戦。またみらくらパーク!かと思ったら藤島慈役の月音こなさんがいなくてコラボであることに気がつきました。菅叶和さん働き過ぎじゃない??? ピンクっぽいイメージカラーの括りではと聞きました。

ラブ・ボナペティート
Aqoursから国木田花丸役の高槻かなこさん、ニジガクからエマ・ヴェルデ役の指出毬亜さん、Liella! から鬼塚冬毬役の坂倉花さん、蓮ノ空から藤島慈役の月音こなさんが参戦。食い気キャラ、スイーツ好きキャラが括られたものと思われます。あ、ハクチューアラモードもスイーツを作る歌なのでなるほどそんな2曲をセットで持ってきたのか。

Guilty Night, Guilty Kiss!
Guilty Kiss!(Aqours)の楽曲で……あれ、ラブライブキャストひとりもいないが??? そういうパターンもあるのかと驚きました。ギルキスは1回目のバンナムフェスでラブライブ!シリーズから単身アウェイで殴り込みにいって爪痕を残してくれました。ギルキスのファンミよりたくさんギルキスの曲歌ってたからね……。新曲で突然組体操していたからね……。そんなギルキスの楽曲をアイマスサイドが同じ東京ドームでカバーしてくれたのは嬉しかったです。

Tulip
Aqoursから桜内梨子役の逢田梨香子さん、ニジガクから朝香果林役の久保田未夢さん、Liella! から若菜四季役の大熊和奏さん、蓮ノ空から夕霧綴理役の佐々木琴子さんが参戦。先ほどの逆でアイマスキャストが不在です。死にました。なぜなら各シリーズの私の推しが勢ぞろいしたからです。そんなことある?? 魔性のキャスト括りではと言われていますが、やめろそれだと私が魔性の女好きになってしまう。かつて「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023」のコラボでMマス勢のみで歌った通称脱法Tulipにより黄色い悲鳴が響き渡る現場に居合わせて他人事のようにゲラゲラ笑っていましたが、まさか10ヶ月のときを経て我が身に降りかかるとは思ってもいませんでした。ここはキス曲を交換しているわけですね。

Dye the sky.
Aqoursから黒澤‪ダイヤ役の小宮有紗さん、ニジガクから桜坂しずく役の前田佳織里さん、Liella! から平安名すみれ役のペイトン尚未さんが参戦。アイマスキャストによるアイマスカバーかーと油断していたら2番からメインステージ2階にラブライブキャストの3人がせり上がってきて笑いました。未だに何の括りで何のために現れたのかよくわかっていません。教えてください。小宮有紗さんとペイトン尚未さんの端正な美しさと前田佳織里さんの短小な可愛らしさが目立ちました。

MIRACLE NEW STORY
Liella! の楽曲です。Aqoursから黒澤ルビィ役の降幡愛さん、ニジガクから中須かすみ役の相良茉優さん、Liella! から桜小路きな子役の鈴原希実さん、蓮ノ空から乙宗梢役の花宮初奈さんが参戦。花宮初奈さんは一般人だった頃にLiella! の公募に応募して落選された経験を持っており、そんな彼女がLiella! の楽曲を歌っている姿に目頭が熱くなりました。蓮ノ空では歌もダンスも抜群の安定感を見せているので、落選理由は単にLiella! にねっとり百合枠のキャラがいなかっただけなのかもしれません。ねっとり百合枠の乙宗梢役は彼女がハマり過ぎていてもう彼女以外考えられないので、本人には大変申し訳ないのですが、結果的にはLiella! で落選してくれてよかったなとさえ思ってしまいます。この曲を歌うラブライブキャストの中にファンサの鬼がいると気づいた方はお目が高い。それは恐らく花宮初奈さんと同時期にオーディションを受けて一般公募枠を勝ち取った鈴原希実さんです。鈴原沼は深いのでお気をつけください。

SESSION!
‪Aqoursから高海千歌役の伊波杏樹さん、ニジガクから宮下愛役の村上奈津美さん、Liella! から澁谷かのん役の伊達さゆりさん、蓮ノ空から日野下花帆役の楡井希実さんが参戦。あぁはいはいラブライブ各シリーズから異次元テーマソングを任された代表格を連れてきたのねと思ったけれど、大西亜玖璃さんではなく村上奈津美さんだったので、恐らくラブライブ各シリーズから髪とイメージカラーがオレンジっぽいメンバーの括りだと思われます。ラブライブの代表格はだいたいオレンジなのです。

アライブファクター
Aqoursから津島喜子役の小林愛香さん、Liella! からウィーン・マルガレーテ役の結那さん、蓮ノ空から村野さやか役の野中ここなさんが参戦。登場時のシルエットの時点でひとりだけ様子がおかしい津島善子に笑いました。アイマス界の歌うま青色キャラがバチバチにやり合う歌と聞いて納得です。ラブライブからは寒色系のイメージカラーの歌うま3人が選抜されていました。野中ここなさんは今のところラブライブキャスト最年少の17歳です。末恐ろしい子。

虹色Passions!
ニジガクの楽曲です。ニジガクから天王寺璃奈役の田中ちえ美さん、Liella! から鬼塚夏美役の絵森彩さんが参戦。1日目の「WE WILL!!」はLiella! のアニメ主題歌にニジガクキャスト参戦だったので、その対になるのかなと思います。田中ちえ美さんは天性のボカロ声というか、合成音声のようなケロケロボイスで歌うことができます。これが天王寺璃奈のピコピコな楽曲にベストマッチ。ソロ曲の「ツナガルコネクト」でも魅せてくれました。

Mix shake!!
スリーズブーケ(蓮ノ空)の楽曲です。Aqouesから黒澤ルビィ役の降幡愛さん、蓮ノ空から日野下花帆役の楡井希実さんが参戦。先ほどスリーズブーケがキュートと申しましたが、元気が出るタオル曲も持っています。2023年10月から3都市を巡った1stライブではやらなかったので、この曲が聞けたのは実に2023年6月の「蓮ノ空のこと好き好きクラブ」が決選投票候補に選ばれたトーク&ライブイベントぶりです。ぶりですっていっても半年前か……蓮ノ空は供給過多で感覚がおかしくなっています。ショート版にもあったかどうかは確認できませんでしたが、間奏の振り付けでマッチョポーズをするところがあり、知り合いは4連番でプロテインをMix shakeしたと言っていました。何を言っているんだ。蓮ノ空関連の打ち上げではこの曲の歌詞に合わせて「Shake!! Shake!!(⇒ しゃけ ⇒ 酒)ハイかんぱい!!」と乾杯するのが通例になっているとかいないとか(私たちだけかもしれん)。

Happy Nyan! Days
A・ZU・NA(ニジガク)の楽曲です。ニジガクから上原歩夢役の大西亜玖璃さんが参戦。ニジガクはソロを前面に押している話をしましたがユニットもあります。ユニット毎に記念日をテーマにした楽曲制作企画があり、この曲は猫の日に合わせて作られたにゃんにゃん曲です。4thライブでこのイントロが流れたときにユニットで歌うかと思いきや、いきなりニジガク全員が猫耳をつけて現れたものですから会場の「あなた」たちの頭はおかしくなってしまいました。その驚きをプロデューサーにも味わってもらうことができて、してやったりという感じでした。このときまではね。

キャットスクワッド
Aqoursから桜内梨子役の逢田梨香子さん、Liella! から米女メイ役の薮島朱音さん、蓮ノ空から夕霧綴理役の佐々木琴子さんが参戦。いやいやいや速攻でやり返されたが??? 猫耳つけて現れたが??? このうち2人は前日に色っぽくTulip歌っていたはずだが??? つまり私の推しだが??? 頭がおかしくなってしまいました。米女メイ役の薮島朱音さんはLiella! の猫目メンバー3人が(結果的に)集まったユニットで1日目のパッション枠(パッションだったか?)で歌った「CatChu!」のひとり。その中から選ぶならツンデレキャラにやらせるのが効きますよね効きました。たぶん推している人は漏れなく死んでいたと思います。言うまでもなくここは猫曲セットで合わせてきました。

MY舞☆TONIGHT
Aqoursの楽曲です。蓮ノ空から乙宗梢役の花宮初奈さんが参戦。ラブライブ楽曲の混成コラボなのに本人がひとりもいないケースはこの曲が唯一だったかなと思います。びっくりするくらい様になっていました。美しい。

俠気乱舞
Aqoursから黒澤ダイヤ役の小宮有紗さん、ニジガクからミア・テイラー役の内田 秀さん、Liella! より葉月恋役の青山なぎささんが参戦。なるほど和風テイストの曲で合わせてきましたね。選抜されたメンバーも和が似合うキャラクターいやちょっとまてステイツ出身がいるぞ? 本当に内田秀さんだよなと何度も見返しました。ベースボール好きでハンバーガー好きでどこにも和を感じないアメリカからの留学生のミア・テイラーは高校3年生(スクールアイドル最上級生)ですが飛び級なので14歳です。演じる内田秀さんは幼少期からオーストラリアに住んでいて第一言語が英語なのでソロ曲で披露した「Toy Doll」よろしく英語曲を武器にしています。

フォーチュンムービー
スリーズブーケ(蓮ノ空)の楽曲です。Liella! から鬼塚夏美役の絵森彩さん、同じく鬼塚冬毬役の坂倉花さん、蓮ノ空から日野下花帆役の楡井希実さん、同じく乙宗梢役の花宮初奈さんが参戦。またスリブだと!? こちらも「Mix shake!!」同様、1stライブでは干された楽曲だったので回収できて嬉しかったです。本家の見どころは間奏におけるノロケとノンケの掛け合いで、まさか、それを、東京ドームで?? と思ったら異次元オリジナルのセリフが用意されていました。そりゃそうだ。本家の掛け合いはリリックビデオでお楽しみください。まさか蓮ノ空の楽曲で鬼塚姉妹の絡みを見ることになるとは思いませんでした。花帆さんとは違うカホさんがいたのは偶然かそれとも……。

Tracing Defender
Aqoursから渡辺曜役の斉藤朱夏さん、ニジガクから優木せつ菜役の林鼓子さん、Liella! から嵐千砂都役の岬なこさん、同じく若菜四季役の大熊和奏さん、蓮ノ空から村野さやか役の野中ここなさんが参戦。メンバーを見た瞬間にピンときました。ラブライブ各シリーズのダンスがとび抜けているキャストだ、と。話を聞けばやはり本家でもダンスバトルが繰り広げられているらしく納得のキャスティングです。前日の歌うま枠でもここでも選抜された野中ここなさん17歳は最近までツイ禁して期末テストを受けていました。本当に末恐ろしい子。

ハーモニクス
Aqoursから黒澤ダイヤ役の小宮有紗さん、Liella! から澁谷かのん役の伊達さゆりさん、蓮ノ空から藤島慈役の月音こなさんが参戦。次からの展開が頭悪すぎて(褒め言葉)、正直よく覚えていません。

繚乱!ビクトリーロード
ニジガクの楽曲です。Aqoursから高海千歌役の伊波杏樹さん、同じく国木田花丸役の高槻かなこさん、ニジガクから近江彼方役の鬼頭明里さん、同じく三船栞子役の小泉萌香さん、Liella! から唐可可役のLiyuuさん、同じく平安名すみれ役のペイトン尚未さん、蓮ノ空から夕霧綴理役の佐々木琴子さん、同じく大沢瑠璃乃役の菅叶和さんが参戦。やりやがったな……! 2023年5月のブシロードロックフェスでも他の作品とコラボして「繚乱!ブシロック」をやった経緯があるので警戒はしていましたが、ニジガクとアイマスがコラボすることばかり考えていて、ラブライブの他のシリーズはノーマークだったので、一発目が伊波杏樹さんだったときに爆笑しました。本家のニジガクキャスト以外のラブライブキャストは身長の高いキャストが2人ずつ選ばれています。そりゃ名前の刺繍がデカデカと入った特攻服が似合うわけだよ。というかこの瞬間にしか使えないだろう衣装を何着も新調したのかよ。ラブライブだけのフェスでこのコラボが実現したとは到底思えないので、異次元に、アイマスのみなさんに感謝です。いやしかしこの楽曲すごいな。よそ様とコラボするたびに新規の作詞の仕事が舞い込んでくるの面白すぎでしょ。夕霧綴理の若干尺の合っていない「おしまい」がいかにも彼女らしくてお気に入りです。そんな彼女を演じる佐々木琴子さんはこの2日間のコラボでキスをして猫耳をつけて特攻服を着た元乃木坂46です。気になる方はSNSをチェックしてください。猫の写真しかありません。

コットンキャンディえいえいおー!
黒澤ルビィの楽曲です。当然、黒澤ルビィ役の降幡愛さんが参戦。やりやがったな……! コッキャンについては語ると長くなるのですが過去の私がライブで披露されるまでの経緯をまとめていました。まさかここで役に立つとは。声出しありでは2023年3月のホワイトデーイベントぶりの2度目です。Aqoursには「Step! ZERO to ONE」という楽曲があり、U149には「ゼロトゥワン!!」という楽曲があるらしいので、この辺りでコラボしてくれたらアツいねと1日目の打ち上げで話していたのに、それしかないとか言っていたのに、よりにもよってまさかのコッキャンでした。そんなの読めるわけがない。しかもU149は添えるだけ。どういうことだよ! 降幡愛さんが149 cmなのでU149ということらしいです。そんなの読めるわけがない。ちなみに黒澤ルビィは154 cmなのでU149ではありません。席が通路横だったので全力でヨッシャヨッシャワッショイすることができました。高身長と低身長の対比でラブライブ界の問題曲を終盤立て続けにぶつけてきたわけか……どうにかしています。

未体験HORIZON
永遠のEuphoria
Colorful Dreams! Colorful Smiles!
GOIN'!!!
さよならアンドロメダ
私のSymphony
Thank You!

このあたりのシリーズ単位のコラボは混成コラボに比べると考えることが少なくて、ただただ楽しんでいました。トロッコも多めでそちらに夢中だったという話もあります。蝶モチーフでイメージカラーがイエローのミリマスと蝶衣装でイメージカラーがイエローのメンバーがセンターを務める「未体験HORIZON」を歌ったり、SHINY COLORSの面々と「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」を歌ったり、どこと組んで何を歌うかはよく考えられているなという印象を持ちました。Liella! が「GOIN'!!!」を歌ったのは持ち曲に「GOING UP」があるからかしら。アイマス曲の選曲は行間を読みきれないところもあるので、是非教えてほしいです。

READY!!
M@STERPIECE

ここは私が語るべきところではない気がするのでひとつだけ。Liella! のライブでもそうそう泣かない大熊和奏さんが泣いていたのが印象的でした。どんな思い入れがあったのか気になります。

僕らは今のなかで
Snow halation
賛否両論らしいです。μ'sが歌ってなんぼでしょ、という気持ちも理解できます。私は「僕らは今の中で」のイントロで泣きました。やってくれて嬉しかったです。スノハレで完全見切れさえも全面オレンジに染まる東京ドームを再び見ることができて嬉しかったです。当時見られなかった人に見てもらえて嬉しかったです。この空間にμ'sを蔑ろにしたいという意図は一切なく、改めてμ'sに想いを馳せたり、ライブBlu-rayを見返すきっかけを作ってくれたと思っています。いくらか語弊はありますが、アイマスがカバーしてくれてよかったよかったでは終わらずに、この体験を通して、やっぱりμ'sでも見たいよねという気持ちになったんじゃないでしょうか。比べられること、叩かれること覚悟で歌ってくれたアイドルマスターシリーズのみなさんには心から感謝しています。なんで関係のないアイマスに歌わせるんだという声も聞きましたが、中途半端に関係のあるラブライブ!の他シリーズが歌ったほうが面倒くさいことになっていただろうことは想像に難くなく、そのあたりのバランス感覚は優れていたと思います。ここで一度顕現させたことが、いつか本家スノハレに繋がりますように。何度見ても一面オレンジの景色は美しいです。

異次元★♥BIGBANG
いろいろな垣根を越えてみんながイチャイチャしていて、見ているだけで楽しかったです。目が足りない! 東京ドームの巨大横長スクリーンに何カット映されていたんだ……。円盤化に際しては全てのカメラの映像を収めていただけると大変ありがたく……無理か。

長くなりましたのでぼちぼちまとめます。

本当に楽しい2日間でした。最初に聞いたときはお互いに自己紹介曲的なものを数曲ずつ歌ってMCやってくらいのものだと思っていました。蓋を開けてみれば怒涛のまさに歌合戦。これまでにない貴重な体験をすることができました。「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023」を見たときにラブライブ!でもやってほしいと思っていたことが年内にもっとすごい形で実現したわけです。人生何が起こるかわかりません。今回の構成は従来のラブライブ運営ではまずやらないなというのを肌身で感じていて、アイマスのフォーマットにラブライブ!が乗っかったような印象を持っています。2024年3月にユニット甲子園というラブライブ全シリーズの16ユニット42人が集まるフェス的なライブが開催されるのですが、異次元を経てラブライブ運営がどんな構成で仕掛けてくるのか楽しみです。混成コラボの楽しさを知ってしまった今、ただただ持ち曲を歌うだけではもう満足できなくなってしまったかもしれない私たちをあっと驚かせてくれますように。

またやりたいです、おしまい。

余談
今回のフェスを通じてラブライブ運営に学んでほしいことのひとつに「人数が多ければ挨拶は公演で分けてもいいんだよ」があります。Liella! の3rdライブツアー千秋楽の55分のMCはよくない意味での伝説になっています(ツアーを追っていた身からすると内容は悪くなかったよ)。

この記事が参加している募集

#イベントレポ

26,038件

頂いたサポートは、美味しいものを経て、私の血となり肉となる。