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「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours COUNTDOWN LoveLive! ~WHITE ISLAND~」~Aqoursと年越し~

みなさんは年越しの瞬間、何してましたか? 私は例年であれば中学時代の仲間と集まって寿司を囲んで動画をみたりゲームをしたりしていましたが、流石に今年はそういう状況ではないので、部屋でひとりで過ごしていました。

スマホで無観客配信ライブ「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours COUNTDOWN LoveLive! ~WHITE ISLAND~」を楽しみながら。

今回はその感想について話していきたいと思います。

開催直前にひとつだけ残念なお知らせが。

願わくばキャスト全員と楽しみたかったですが、健康第一。曖昧な記載に憶測が飛び交い、私が書いたものもいくらか参照されていました。今、私たちができることは応援しながら待つことかなと思います。ゆっくりと休んでいつか再び元気な姿を見せてほしいです。

セットリストから見てみましょう。このライブの特筆すべきはDay1とDay2で大胆に変えてきたところです。

<Day1>
01: 聖なる日の祈り
02: ジングルベルがとまらない
03: 恋になりたいAQUARIUM
04: 青空Jumping Heart
05: キモチもユメも一緒だね!(国木田花丸&黒澤ルビィ)
06: 涙が雪になる前に(松浦果南&小原鞠莉)
07: Misty Frosty Love(桜内梨子&渡辺 曜)
08: Party! Party! PaPaPaParty! (高海千歌&黒澤ダイヤ&津島善子)
09: MIRAI TICKET
10: Aqours☆HEROES
11: Fantastic Departure!
12: 冒険Type A, B, C!!
13: Future flight

<Day2>
01: 聖なる日の祈り
02: ジングルベルがとまらない
03: HAPPY PARTY TRAIN
04: 青空Jumping Heart
05: Party! Party! PaPaPaParty! (高海千歌&黒澤ダイヤ&津島善子)
06: キモチもユメも一緒だね!(国木田花丸&黒澤ルビィ)
07: Misty Frosty Love(桜内梨子&渡辺 曜)
08: 涙が雪になる前に(松浦果南&小原鞠莉)
09: 未熟DREAMER
10: Step! ZERO to ONE
11: スリリング・ワンウェイ
12: MY舞☆TONIGHT
13: Future flight

03の恋アクがハピトレに変わるのはこれまで何度も見てきた既定路線ですが、09以降はまるで別のコンセプトライブを見ているようでした。衣装も「Fantastic Departure!」から「未熟DREAMER」に大胆チェンジ。2日目の09の「未熟DREAMER」に繋ぐため、ダイヤ役の小宮有紗さんの計らいによって05~08のデュオトリオの順序を入れ替えたのだとか。総じて「無観客配信ライブだしガチ年越しのDay2だけで十分でしょう」というわけにもいかない構成だったと思います。

01: 聖なる日の祈り
02: ジングルベルがとまらない

1曲目に落ち着いた楽曲を持ってくる構成は珍しいんじゃないでしょうか。この2曲の並びは4thライブを思い出しました。個人的に「ジングルベルがとまらない」はAqoursの中でも好きな楽曲。ライブで聴けるだけでうれしいです。季節曲なのでどうしてもやれる時期が限られているんですよね。真夏のメリークリスマスでもいいけれども。「ジングルベルがとまらない」の申込券で参加した豊洲Pitのミニライブが私の人生初生Aqoursでもあるのでそういった感慨深さもあり、申込券はお守りがてら未だに財布に入っています。

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お衣装は冬らしい新規。スクフェスのこれかなと思いましたが微妙に違いますね。ぎざぎざふわふわな裾が大好きです。

03: 恋になりたいAQUARIUM/HAPPY PARTY TRAIN
04: 青空Jumping Heart

ARによるヨーソロードとカナンレールの再現が素敵でした。突然ナンバリングライブのようなベタベタなセットリストになって驚きましたが、後のMCでその理由に気がつきました。ここまでは無料配信されていたので新規を取り込みやすいシンクロありの入門曲を並べていたわけですね。

キモチもユメも一緒だね!
涙が雪になる前に
Misty Frosty Love
Party! Party! PaPaPaParty!

先日発売された冬デュオトリオのコーナーです。このパートは事前収録だったようで高槻さんも参加されています。デュオトリオの組み合わせについてあれこれ考えたこともありました。結果はJになりまして。これはトリオが「1年生と2年生と3年生」でデュオが学年揃えになっており、それぞれで同ユニットが重複しない組み合わせです。美しい。

お衣装はこのイラストを再現。イラストの時点では正直あまりピンときていませんでした。ところがキャストが実際に着るとですね、ルビマルは可愛いし、ヨウリコは美しいし、カナマリはカッコいいし、ぐ~りんぱは可愛いしで堪りませんでした。特に松浦果南役の諏訪ななかさんのデニムパンツスタイルが堪りませんでした。諏訪さん普段ふわふわ可愛い衣装を着られている印象があるのでクールに決めたときのギャップがすごい……。四肢が長いので映え方がすごい……。見惚れちゃいました。桜内梨子役の逢田梨香子さんも……と語り始めると止まりません。衣装展示はまだですか!

楽曲がいちばん耳に残るのは「キモチもユメも一緒だね!」でした。冬らしいしっとりしたインスト部分と1年生らしいわちゃわちゃした部分のギャップのせいでしょうか。油断するとこの楽曲と、ピースの指をクイクイと曲げる振り付けが脳裏をよぎります。この衣装、国木田花丸が着ると少し背伸びしているような印象を受けるんですが、高槻さんが着るとどはまりしてるんですよねぇ。超お似合いでした。ルビィ役の降幡愛さんのミニハットと絶対領域も素晴らしかった……結局衣装の話してる。

涙が雪になる前に」は背景に流れる映像とのシンクロが秀逸……! アニメ1期で険悪だった二人が仲直りする過程を描いたような楽曲と映像編集で、ハグしそうでしないすれ違いからの向き合っての落ちサビで魂抜かれました。加えてすれ違ったまま終わってしまうのかと思いきや最後はがっちりとハグ……!  密! 濃厚接触! 私は二度死んだ。劇場版が終わり、PVでもない限りは新規映像が作成されず、新規のシンクロパフォーマンスはもう見られないんじゃと思っていただけに、まさかこのような形で見せつけてくるとは思いもよらず。嬉しい断末魔をあげることしかできませんでした。

Misty Frosty Love」もアニメ1期の曜と梨子を描いたような楽曲で、デュオ曲なのに千歌の顔がちらちらと浮かびます。三角関係。この二人は(この楽曲では)「涙が雪になる前に」と違ってすれ違ったままなんですよね。「涙を氷にしてしまえ」くらいの感じ。切ない。パート割の思い切りがいいですよね。視聴を聞いたときは「ほぼ曜曲じゃん!」と思いました。2番は逆転してほぼ梨子がメインパートを歌うことになります。一番のお気に入りポイントは曜役の斉藤朱夏さんがアップでフォーカス合ってる奥で逢田が憂いのあるを顔して振り返るところですね。私は逢田さんのどこか幸薄い感じの演技が大好物です。この二人はAqoursの中では比較的早期にソロデビューを果たした二人でもあります。ソロデビューで培ったものがAqoursのパフォーマンスに還元されている様がじっくり見てとれる楽曲でもありました。もう少しスカート丈を長くして大人っぽさ増し増しでもよかった気がしますが、ドレッシーなお二人、素敵でした……また衣装の話してる。

Party! Party! PaPaPaParty! 」は良くも悪くも期待通りの素敵なわちゃわちゃパフォーマンスで特に言うことございません! トレイを使った振り付けが可愛かったです。重すぎると疲れそうだし、軽すぎると落としそうだし、難しそうなのによくやるなぁと思いながら見ていました。最後のセリフはDay1とDay2で変えてきてくれたので2パターン撮ってくれたんでしょうね。美しい寄りの小宮さんがアップテンポの可愛い曲を歌うと破壊力抜群! 同じ3人組でもAZALEAでは見られない姿だったので新鮮でした。

<Day1>
09: MIRAI TICKET
10: Aqours☆HEROES
11: Fantastic Departure!
12: 冒険Type A, B, C!!

ここからは生配信。なんとなくデュオトリオの特にデュオでアニメ1期に想いを馳せていたところだったので、ここでの「MIRAI TICKET」はなんだか自然に受け入れることができました。本当に先が読めないご時世なだけに、MIRAIのTICKETを掴んでFantasticにDepartureしたいなぁと思います。

ひさびさにAqoursとしての「Aqours☆HEROES」が来ましたよ! なんと2018年1月20日の「Love Live! Sunshine!! Aqours Club Activity LIVE & FAN MEETING Trip to Asia -Landing action Yeah!!- 上海公演」ぶりだそうで、「2年ブゥリですネー」と言っていましたがほぼほぼ3年ぶりになります。ということは私がうっかり台北にいってしまってから3年経とうとしているのか……このご時世Aqoursと写真撮影とかもう難しいんだろうなぁ。成長した諏訪さんの「は→や↑く→」が聞けて嬉しかったです。

冒険Type A, B, C!!」は初披露でした。まさかここで! 耳馴染みのないイントロから始まったのでびっくりしました。この楽曲は「リアル脱出ゲーム×ラブライブ!サンシャイン!!『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』」のテーマソングです。SCRAP大好きな私は存分に楽しませていただきました。脱出ゲームでは「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ~after school ACTIVITY~ Next Stage」の映像を使ってライブ再現していたはずですが、その時の映像は使われなかったので振り付けが当時と同じものかどうかはよくわかりませんでした。というか、アケフェスはこの曲を実装する前に更新が終わってしまったんだよな……プレイしたかった。

<Day2>
09: 未熟DREAMER
10: Step! ZERO to ONE
11: スリリング・ワンウェイ
12: MY舞☆TONIGHT

ここからは生配信。なんとなくデュオトリオの特にデュオでアニメ1期に想いを馳せていたところだったので、ここでの「未熟DREAMER」はなんだか自然に受け入れることができました。小宮さんの采配で直前がかなまり曲だったので本当に自然でした。ナイス采配。

衣装も「未熟DREAMER」で、新年に向けてなんとなく「和」を連想させているのかなと思いました。まさか「MIRAI TICKET」の対が「未熟DREAMER」とは思いません。これを事前に予見できたファンは多くないのでは。

Step! ZERO to ONE」は「Aqours☆HEROES」の対として何となく来ると思っていました。2020 to 2021を狙ってくるんじゃないかと思っていました。思っていなかったのはご機嫌な背景映像がわりとしっかり作られていたことだよ! 冒頭のわちゃわちゃシーンで善子役の小林愛香さんと降幡さんが大の字ポーズで飛び跳ねていて面白かったです。これは事前のトークで「爆発」を表すポーズの下りがあったからだと思われるのですが、アドリブだとしたら5年で培われた阿吽の呼吸です。

新年一発目は「スリリング・ワンウェイ」で大盛り上がり! 2021年、Aqoursがどうしたいかを端的に表してくれていたように思います。2020年にできなかった分も含めて盛り上がっていこうぜ!! 構成的には原点に帰って「君のこころは輝いてるかい?」もありといえばありですが、枠にとらわれずはちゃめちゃ行こうぜ感がでていてとてもよかったです。

続いては「MY舞☆TONIGHT」でした。1月1日は元日であると同時にダイヤの誕生日でもあります。ダイヤがメインで歌う和なこの楽曲はまさに打ってつけです。昨年の新年CDTVでも歌ってましたしね。未熟衣装で歌うMY舞もなかなかよいもので、MY舞衣装で未熟を歌った4thライブを再び思い出したりしていました。ダイヤ誕にかける想いのアツさもあるのか、カラコンまで入れて気合十分な小宮さんの表情は、このライブ全般通していつも以上にとても素敵なものだったと思います。

13: Future flight

最後はベストアルバム収録曲。初披露でした。サビのきみここを彷彿とさせるクロールの振り付けと「Hop? Stop? Nonstop!」を彷彿とさせる片足ぴょこぴょこの振り付けがお気に入り。ゆったり始まってからサビにかけての疾走感が堪りませんね。心ウキウキのままにこのライブを終えることができました。

お知らせ

Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」の発売日と視聴動画公開! フルCGだ! 6th ライブツアーのテーマソングが流れてきたので「まだ楽曲はないのかな」と思っていたら、なんとテーマソングがそのまま楽曲になるやつ! かつて「キセキヒカル」でまんまとやられたやつ……! アップテンポで愉快な楽曲なのでライブで披露されるその日を楽しみにしています。

続いては「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th Anniversary LoveLive! ~LET'S GO WONDER TRIP~」が2021年5月1、2日に開催決定! 地元静岡で初の野外ステージ! 場所は掛川の「つま恋リゾート 彩の郷」です。え……じも? 横に長い静岡県で沼津からだと三島駅の新幹線こだまで3駅離れてるけど?? とも思いましたが、函館のSaint Snowが札幌を地元と言い張るより全然近いので掛川も地元ということにしました。雨降りませんようになんて贅沢なことは言いません。無事に開催されますように。

まとめ

本来ならば、華々しく5周年を掲げたドームツアーの最中であり、年越しライブはなかったことでしょう。ドームツアーに限らず、アクティビティのほとんどができなかった2020年。終わりよければすべてよしと簡単に割り切れるものではありませんが、こうしてファンを喜ばせてくれる姿勢には感謝しかありません。Aqoursのみなさんとの年越しを存分に楽しませていただきました! 今年はまたみなさんに直接お会いできますように。

余談
夏も冬もデュオトリオ素晴らしかったので、「Spring Vacation」も是非お願いします。まだ見たい組み合わせがあるのです。望みの組み合わせが叶わず闇落ちしかけた仲間がいるのです。何卒……!

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