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出来事

朝一の熱いシャワーが気持ちいい。

反面、全身に纏わりついた眠気は洗い流せず。

そのまま寝惚けた気持ちで通勤した。

外は秋の匂いに包まれている。


今朝、衣替えをした。

と言っても秋物のカーディガンを羽織っただけ。

秋服には一種の安心感がある。外界を排する感覚。

布団から足がはみ出ないように眠りにつく。
あの儀式めいたものと同じ何かがあると思うんだ。

だからだろう、秋が1番居心地がいい気がする。

でも、秋には楽しみなイベント事が何ひとつないから、一刻も早く冬が来てほしい。切にお願いする。

深夜、冬の澄んだ空気の中で煙草を1本吸いたい。

きっと星も綺麗だろうし。


掘る


今日は通院日。デエビゴを貰ってくる日。

回を重ねる毎に頭のお医者は診察が適当になっていく。まあ薬を出してくれれば構わないけど。

病院終わりにはいつものコメダでダラダラと読書をして、ほどよく外が暗くなってから店を出た。

駅前の喫煙スペースで煙草を吹かしているとネットで知り合って2、3回寝たけどお互いに何もないなと感じて後腐れなくフェードアウトした子がいた。

向こうもすぐに気がついて視線が交わる。

でも、彼女の傍らには可愛らしい男の子がいたので気を遣って目配せだけで意思疎通をした。

汚い大人のラ・ラ・ランドみたい。

彼女達がいなくなってから喫煙スペースを出た。


今日は夕方になっても気分がいい。

だって明日は休みだから。

ということは土曜日が出勤なのだ。
そいつは不機嫌だが。

まあそれはいい。嫌なことには蓋を。

明日は絶対に早起きして行動するつもり。

いろいろ行きたい所がある。やりたいことも。

なので今日はもうおしまい。


おまけ(今日の写真)

余所余所しいbird

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