出来事
「8:20」に起きた。
車で母を職場まで送る。
今日も二度寝はせずに行動する。
午前中はリニューアルした市営図書館に行ってきた。
実は昨日行こうとしたが残念ながら休館日だった。
歌集や詩集、エッセイなど目に付いたものを片っ端から手に取って窓際の座席に着いた。気になるものがあり過ぎてたくさん持ってきてしまった。
ので、ほとんどを斜め読みで消費する。
その中で特に気に入ったものがあった。
「水中で口笛」
この本はじっくりと最初から最後まで読んだ。
私と同じ東北出身者で、なおかつ同年代の女性歌人"工藤玲音"の第一歌集であった。
同年代らしい着眼に、生活に根ざした哲学を感じさせる。また、東北出身というバッググラウンドが活きた詩歌もあり共感するところであった。全編通してくすりと笑わせてくれるユーモアがあった。実にエネルギッシュでチャーミングな一冊だった。
最初に手にした歌集も
思い返せば女性歌人のものだった。
「木曜日 盛田志保子著」
誰かのラジオで紹介していた一冊だ。現代短歌自体もそのラジオで知って興味を持ったと記憶している。(ヒコロヒーのGERAのラジオだったかな?)
これも生き生きとしたポエジーを感じさせる一冊だ。
もちろん、男性作家の歌集もちらほらと読んだことがあるが。(これは100%偏見なんだけど)みんな小難しい哲学や思想等を交えて死や性的なものを詠っているイメージがある。
生きることの苦悩とか、湿度高めのセックスの歌が多くて共感性羞恥を刺激する。思春期の自分のポエムを無理矢理見せつけられている様なムズムズする感覚が全身を包むのが分かる。
これは確実に偏見なんだけどね。
もし、おすすめの本があったら教えてください。
また海に行った
今日はこの前行った砂浜の海水浴場ではなく、岩がゴツゴツした岬に行ってきた。
ここは幼少期に海水浴で来た時からほとんど様子が変わっていなかった。津波で草木は押し流されても、この岩岩は思い出と遜色ない姿だ。大自然の力強さを感じた。
そんな感傷に浸りに来たのではない。
ロックバランシングのリベンジに来たのである。
ゴツゴツした岩場の方が適した石がたくさんあるのではないかという憶測でここに来た。案の定、石はたくさんあった。
せっせと積み上げたが途中で時間切れだった。次の予定がある。惜しいところまで来たのだが、やっぱり上手くはいかなかった。いつかワークショップとかに参加したいところである。
父方の祖父の家へ
父方の祖父の家は歩いて数分の距離にある。
帰省してから何度か訪れているが、そろそろ東京へ戻るので顔を出しておこうと散歩がてら行ってきた。
ちょうど着いた時、祖父は出かけるところだった。ホームセンターに買い出しに行くとのことで、車で送ることにした。
祖父はしばらく前に免許証を返納したからもう車は運転できない。専らタクシーを使っているらしい。不便だと漏らすが安全のために仕方がないことだ。
ホームセンターに着くと、ぶつぶつと喋りながら買い物を始めた。ここぞとばかりに重そうなものばかり買っているような気がする。祖父孝行だと思い見逃た。
買い物を終えて荷物を祖父の家まで運んだ。
お疲れさまと祖母が熱いお茶を入れてくれた。
暑いねと呟いて、渋めのお茶を啜った。
それからうちに帰ってくると、職場から近況を伺うSMSが来ていた。そろそろ休みも終わるなと、夏休み終わり間近の寂しさにも似た気持ちになった。
まだ夏はこれからだ。
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