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出来事未満

今日は10時には家を出て近所のカフェへ。

起きたら「9:00」だった。

あと30分だけと言い訳。
その後、仕方無しに身体を起こした。

まだ薬が残っている気がする。頭が重たい。


外はまだ夏の暑さが残っていた。

足取りを無理に早めると身体中汗まみれになってしまうから適度な速度で歩いた。BPM100くらい。

そして、何とかモーニングの時間には間に合った。

店内はそれなりに混んでいるが、座席がないというほどではない。いい感じの混み具合。いい感じの喧騒。

トースト、スクランブルエッグ、ベーコンのワンプレートとアールグレイを注文した。私の朝にしては食べ過ぎな方だけどもう昼食を兼ねている様なもの。

先にアイスティーが運ばれてきたからそれを啜りながら、noteで適当な文章を書いては消した。

そのうちにワンプレートも運ばれてきた。

ので、冷めないうちに平らげた。スクランブルエッグにケチャップではなくデミグラスソースなのが気になったが、それなりには美味しかった。

食後に濃いめのコーヒーを1杯追加注文して、持ってきた星新一のショートショートを読み進めた。

本の中に「若葉の季節」という話がある。

その登場人物の女性が、何処となくクレイジーで自由な感じで危なっかしくて好きだった。

昔からそういう女性が好みなんだけど、童貞っぽいと馬鹿にされるから言わないようにしている。

本を半分くらい読んだあたりで飲み物がなくなったからお会計を済ませて店を後にした。


店内を出ると気温がピークといった有り様だったので、大変につらい思いをしながら帰った。

秋っぽいのは早朝と夕方だけみたい。

秋が待ち遠しいと言いながらも、秋になったらなったで秋に対して文句をつけていることだろう。年柄年中不満を言う。

生きていること自体が不満なのかも。

家に帰ってからは、カフェに行く前に回しておいた洗濯物をベランダに干して、念入りに掃除機とモップ掛けをして1週間分の部屋の汚れを取り去った。

全てのタスクをこなしたのでひと息つく。

氷入りの炭酸水を飲んで自身を労う。

とりあえず、やりたいこともないのでSpotifyのプレイリストを断捨離して新しい音楽をdigる。

最近お気に入りの曲が何一つしっくりこない。


いつの間にか座ったまま寝てたみたい。眠れる時に眠ろうがスローガンなので自分に目くじらは立てない。

グラスの炭酸水が微炭酸に変わっていた。
それを一気に飲み干した。

レースのカーテン越しに空模様を見ると何だかひと雨来そうな感じがする。洗濯物を急いでしまった。

暑さも大分落ち着いてきたみたいだから少し近所を歩いた。線路沿いで電車を眺めて、コンビニで野菜ジュースを買ってそこで煙草を1本吹かした。

そしたら、雨がポツリと降って来た。

なるべく走って帰った。

土曜日は少しだけ足がはやい。BPM120くらい。


おまけ(今日の写真)

小さくて白い花
スティーブにご飯をあげたところ

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