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更年期のエンジニアは働きすぎちゃいけない。

齢、49歳にして、エンジニアになって、19年あまり。

ガラケーの開発現場から始まり、損保系のSIerで孫請けをやり、一時期イケてたかもベンチャーで六本木を闊歩してた時もあり、その後変遷を経て、フリーランスになり、そして5年前に起業して、現在。

その歴史の中で、さまざまな修羅場、炎上、厄災をくぐりぬけてきました。


まだまだいける、そう思っていた49歳の夏。

さて、修羅場というか、厄災がやってきました。燃え盛る炎を横目に見つつ、鎮火するぜ〜という思いで、来る日も深夜もキーボードを叩き続けていました。

ある日、右親指に感じた異変

カクカク?
カクカクとしか動かない。

マウスを握る右手に、じんわりとくる痛み。

腱鞘炎からくるばね指ですね。

診断はあっさりと下りました。
様子見か、注射か、手術です。

50も近い老体に鞭打って、リリース作業や、メンテ作業に、この夏は5、6回ほど徹夜して、深夜まで働いたのも数知れず、いわんや、土日も仕事していました。

そのおかげか、プロジェクトの炎上の鎮火はなんとかできたものの、体は全面的に敗北してました。。


腱鞘炎は更年期女性は特に用心が必要だそうです。

女性ホルモンには大きく分けて2種類あり、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。このうちエストロゲンは、女性の健康とは切っても切り離せない関係にあります。その代表的なものが更年期障害です。エストロゲンの量が絶対的に減ることによって、ホットフラッシュなどの症状が起きることはよく知られたことですが、手指の不調が起きることはあまり知られていません。     エストロゲンが低下すると、関節や腱の周りにある滑膜という組織が腫れます。関節の滑膜が腫れれば、関節炎が起こりやすく、腱の周りの滑膜が腫れれば、腱鞘炎やそばにある神経を圧迫してしびれが起こりやすくなります。
手の外科.com

気持ちは老化していないんですが、体の老化は着実に進んでいるので、
その点を全く考慮に入れていない働き方をしていました。

ここ5年、会社員を辞めて起業してからの方が、かなり無茶な働き方をしていたように思います。

シャチョーとフクシャチョーだけの2人だけの会社なので、最初の数年は、展示会やMakerFaireの出展のための開発に追われては、寝る間を惜しんで開発。

それこそ、展示会は日が決まっているので、何があってもずらせないので、直前はほとんど睡眠も取れない状況だったりと、起業してから「過酷」な労働環境となってました。

そして、仕事が取れはじめてからのここ数年は、その前のお金も仕事もない時が、死ぬほど辛かったのもあり、仕事があるだけ、まだ存続できるやないか!な勢いで働いていて、やっぱり気づかず「過酷」な労働時間となってました。


来年は70%くらいの出力で。

Twitterで最近、この投稿を見かけて、そうだよね。
そうしていかないとね。と深く深く頷きました。

来年は、70%くらいの出力で。

そして、ずっとできていない、自社開発や自社研究に時間と体力を使っていきます。

なんと言っても、還暦過ぎのシャチョーと、中老のフクシャチョーなんで、
人生残された時間は、やりたいことをやっていかないとです。


来年、健康には手間ひまかけますよ!ご自愛していくぞと。

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