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スコタイホテルで出会ったPloyさんデザインの陶器(タイの素敵その2)

忘れもしない、2017年の猛暑の季節に仕事で訪れたバンコクでの出来事。
商談のあと、暑さと疲れでヘトヘトになってたどり着いたスコタイホテルのエントランスからジャスミンの香りがただようロビーを抜けて、打ち合わせとのど乾きを癒すためにカフェに入り、慌ててアイスコーヒーを注文したのを覚えています。
コーヒーがくるまで、何の気無しに狭いカフェの奥に遠慮深そうに置かれていた、縦に細長い戸棚をのぞきました。
中には自然なタッチの青い鳥が描かれている器と、カラフルで楽しそうに翼を広げる鳥が描かれているお皿と、その他陶磁器類が諸々置かれていました。

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もともと鳥の絵は好きでした。思い返してみれば、大学で芸術を学んだ母がよく鳥を描いていたので、鳥の絵には懐かしさのようなものがあったと思います。それでも今にして思えばその瞬間は恋に落ちたような瞬間だったのだ、と思います。
「恋に落ちる」はタイ語では「ロンラック」とか「トックルムラック」といいます。「トック」は落ちる、「ラック」は恋する・愛するを意味します。ルムとかロンは組み合わせによって色々な意味があるので、割愛します。笑タイ在住時は各所で陶磁器やアンティークなどを見て、全て知り尽くしたような傲慢な感じ(でもないか)でしたが、こんなにおしゃれで自由な作品はタイに限らず日本でも見た事がなかったので、衝撃的でした。
仕事で来たはずなのに、気づいたら数日後のスワンナプーム空港のチェックインカウンターで、青い鳥のデザインの蓋つきの容器とカラフルな鳥のお皿をキャリーオンで申請していました・・・・・・。

帰国後、仕事でおつきあいのあった、タイのメディア「l'official Thailand」の当時の編集長、クスマさんに、これらをデザインした人に関して、ヒントをもらうために連絡をしました。

Ployさん(未だに日本語でどう発音するのかわかりません)という有名なフリーライターですよ、とLINEで返事がありました。早速PloyさんをINSTAGRAMで見つけて、厚かましくもメッセージを送りました。

人やものとの出会いは人生を大きく変えるとわかっていても、たまたま入ったカフェで見つけた器とお皿が更なる素敵な出会いにつながるとは、この時は思ってもいませんでした。

続きはまたこの次に書きたいと思います。

Stay safe. 
医療に従事する皆さんに感謝をして。

#thailand #porcelains #beauty #旅 #美しいもの









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