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食べるとすぐに太ってしまう人の特徴

こんにちは、body∞infinityの益満です。

皆さんの周りには、食べ物をたくさん食べるとすぐに太ってしまう人や、反対にどれだけ食べても太らない人がいるのではないでしょうか。

その原因は腸内細菌によるものかもしれません。

本日は腸内細菌と太りやすさについて解説していきます。

太らせ菌と呼ばれるファーミキューテス

肥満体質の人はファーミキューテスと呼ばれる日和見菌の一種※が多いといわれています。

このファーミキューテスの特徴は、過剰に栄養素を吸収してしまうことです。
通常は消化・吸収できない食物繊維も分解してしまいます。

そのため、食べると過剰に栄養を吸収するので体重も増加しやすくなるのです

反対に痩せ型の人はバクテロイデスと呼ばれる最近の割合が多く、食べても太りにくい体質になるとされています。

※日和見菌に関してはこちらをご参照ください

ファーミキューテスは感染する?

そもそも人は産まれた時は無菌状態で産まれ、色々な人や食べ物を介して腸内細菌を手に入れます。

産まれた時のファーストタッチの人が、ファーミキューテスの多い肥満体質の人であればそれが感染して太りやすい体質になってしまいます。

アメリカでは、太った産科医に取り上げられた赤ん坊は肥満になることが多いといわれているそうです。

対策は運動と食事

このように食べるとすぐに太ってしまう人の対策として

①運動②食事
があげられます。

食事に関しては食事量を制限するだけではなく
納豆・味噌・ヨーグルトなどの発酵食品や野菜や海藻類などから食物繊維をとるように心がけましょう。

様々な食べ物を摂取することで腸内細菌のバリエーションが増えることが肥満防止につながります。

まとめ

①太りやすい人はファーミキューテスという腸内細菌が多い
②対策は運動とバランスの良い食生活

【参考文献】
(1)江田 証;新しい腸の教科書 健康なカラダはすべて腸から始まる,p56-57,70

著者情報

益満俊宏
1988年 東京都生まれ
2012年 理学療法士免許取得。都内の病院にて脳血管障害の方のリハビリを中心に行う
2015年〜現在 神奈川県の整形外科に勤務

〈自己紹介〉
記事を読んでいただきありがとうございます!
このnoteを通して、多くの人が自分の体で自分らしい人生を送れるようになることを目的に活動しています。
私たち医療従事者が読んでいる医学論文を、一般の方にもわかりやすく解説できるよう心がけています。
生活を送るなかでのヒントになれば嬉しいです♪

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