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アゼルバイジャンで見かけた日本の『本』

こんにちは。
皆さんは海外に行ったとき、現地の書店に立ち寄ってみたことはありますか。

私は本屋が好きで、海外でも見かけたら入ってみるようにしています。
言語が分からないと実際にその場で本を読むのは難しいですが、表紙や背表紙を眺めるだけでも、どんな種類の本が置いてあるかは分かります。
この国ではこんな本が流行っているのか、おぉこれが翻訳されているのか、など新鮮な発見があります。

先日、アゼルバイジャン・バクーのショッピングモールでご飯を食べた後、歩いていたら本屋を見つけたので、立ち寄ってみました。
すると、レジのすぐ前に、なんと日本の本が特集されているコーナーを見つけました。

ちょっとおしゃれな陳列

村上春樹の本が目立ちますが、それだけではなく、太宰治、芥川竜之介、三島由紀夫、安部公房、カズオ・イシグロなど、なかなかバラエティーに富んでいます。

ネット上でアゼルバイジャンは親日国という情報を見かけることがありましたが、あながち間違いではないのかもしれません。


さてバクーには、イチェリ・シェヘル(İçərişəhər、Inner city)と呼ばれる、城壁に囲まれた旧市街があります。
旧市街は世界遺産に登録されており、12世紀に建てられた乙女の塔(Maiden Tower)や15世紀王朝のシルヴァンシャー宮殿などがあります。

乙女の塔。ユニークな形でした。
シルヴァンシャー宮殿の猫

先日、旧市街を歩いていると、シルヴァンシャー宮殿の近くに「ミニチュア本の博物館」を見つけました。
ここは各国からミニチュア本を集めた世界で唯一の博物館らしいです。館内は無料で見学することができます。

親指大から豆粒サイズまで、数多くのミニチュア本が棚に陳列されています。旧ソ連の国々を中心に、国ごとに分けて本が並んでいます。

こんな感じのサイズ

私が見た限りでは日本の本を集めた棚はありませんでしたが、絵本コーナーで、日本の絵本を見つけました。

Vol.7という絶妙なチョイス

インターネットで情報が行き交う時代ですが、本を通じた国際交流は、まだまだ残っていってほしいなと思います。
今後も書店を見かけたら立ち寄ってみます。

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