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メンタルが弱くても看護師を続けるためには

メンタル最弱ナース

私は名前の通り、メンタルが弱いです。そんな私は、時にはへこみながらも、なんとか4年弱病棟で看護師として働いています。

この内容が、過酷な現場で精神的にも悪戦苦闘しながら頑張っている看護師さん、厳しい先輩に怯える新人ナースや看護学生の方々などの参考になれば嬉しい!と思います。 

結論から申し上げると

結論は、今のあなたを大切にしてほしい。ということです。以下で、具体的に説明します。

看護師にはストレスが多い 

看護師にはストレスが多いですよね。

●少ない人数で多くの患者を看て、処置や検査、ケアや搬送、ナースコール対応など、常にタイムプレッシャーにさらされています。

●命に関わる仕事なので、ミスが絶対に許されません。スピーディーかつ、いつも正確に仕事をしなければなりません。

●夜勤など、不規則な生活リズムとなります。そして一日中動き回るので、体力が消耗されます。

●対人の仕事なので、患者さん、家族からの多くの要望に応える必要があります。

●スタッフ同士はサバサバと端的にコミュニケーションになりがち。中には怖いスタッフもいる。

このように、常に緊張していて、厳しい環境で仕事をして、ストレスの連続ですよね。ああ私も、サバサバ・テキパキナースになりた~い。なんて思います。 

豆腐メンタルナースに看護師は務まらないのか

豆腐メンタルナースに看護師の仕事はつとまらないのでしょうか?
ここで、「豆腐メンタルの状態」→「 発想の転換」をしてみます。

●人のちょっとした言動に敏感に反応してしまう。あれ?今のって、どういう意味で言ったのかな?とか、表情を見て、あれ?わたし今まずいことしたかな?とか・・・。
→発想の転換をすると、「少しの変化にも気が付く」といえる!

●小さなことでも、クヨクヨしていまいます。自分のミスを思い出して、家に帰ってもずっと反省をしていたり・・・。
→反省をすることで、改善点をみつける可能性がある!

●緊張してしまう。ミスのできない場面や、報告の場面、カンファレンスなど、すぐにドキドキ、緊張してしまう。
→責任感が強い!

●タイムプレッシャーに弱い。仕事がはやくできない。
→一つ一つの仕事が丁寧なのかも!

●コミュニケーションに苦手意識がある。
→自分は積極的な発言ができなかったとしても、人の話をしっかり聴けるかも! 

このように発想の転換をすると、メンタルが弱いことは、実は強みになると思いませんか?

メンタルが弱いことは強み かも

私たち、学生の頃は患者さんに寄り添うなどのワードをたくさん教え込まれてきましたが、実際の現場はどうでしょう。忙しくて、まずはとにかく仕事をテキパキさばいていく、他のスタッフに迷惑かけないように働く、これが現実ではないでしょうか。

この理想と現実の狭間で苦しんでいる人が多いのではないでしょうか?このように悩んでいるあなたは優しい看護師さんだと思います。

原点に戻ると、私たちは患者さんのために看護をしています。

ですので、あなたのやさしさという強みを磨けば、もっと輝けると思います。 

強みを積極的に伸ばす思考 

では、具体策をご提案します。ここで、強みを積極的に伸ばし、苦手は改善し次に活かす思考が使えるかなと思います。

メンタルが弱いことをまずは、強みとして肯定的に考えてみます。そんな自分を認めたうえで、次のことに取り組むとどうでしょうか。

●変化に気付きやすいことを活かして、自分が気付いた患者さんの些細な変化をケアに繋げる。他のスタッフが困っている様子なら声をかけるなどができます。

●メンタルが弱いからこそ、親身になって話がきけることもあるし、柔らかい雰囲気のため、話しやすいと思ってもらえることがあります。患者さんやスタッフの話を聴く姿勢を、これからも大切に持ち続けます。

●クヨクヨ反省したときは、改善策を考えて、次に積極的に活かすことを、繰り返します。

●緊張するからこそ、準備や段取りをしっかりする、タイムプレッシャーに弱いからこそ、論理的に物事を考えて優先順位をつけて仕事をするといいかなと思います。

●困った時は、思い切って他のスタッフに相談しましょう。私は、相談しないで患者さんへ不利益があるよりも、少しの勇気をもって相談するほうがずっといい、と考えて、勇気を出しています。 

まとめ

では、以上の内容をまとめます。

●看護師にはストレスが多く、現場はいつもテキパキ・サバサバしている

●テキパキ・サバサバした現場の中、メンタルが弱いことは、実は強みである

●やさしさと丁寧さはそのまま大切にしよう

さいごに

あなたは優しい看護師さんだと思います。

苦手があったとしても、あなただけの良さがあるから、大丈夫です。

得意は伸ばして、苦手はトライ&エラーで改善していく中で、あなたの良さをわかってくれる人が、きっといるはずです。

今のままのあなたを、私は応援しています。

本日は最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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