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ホテルサウナ

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「#連続サウナ小説」の中からホテルサウナの記事だけをまとめました!
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#人生哲学

マイペース【ドーミーイン高崎】(3/3)

 高崎駅周辺では祭囃子が聞こえ、とても賑わっている様子がうかがえた。高崎まつりは地元の人…

その弱みが強みになる【サウナ&カプセルミナミ学芸大店@学芸大学駅】(2/2)

 東急東横線、学芸大学駅に到着したのは18時前頃だった。6月24日(金)の天気は晴れていて、梅…

映画は問いかける【アズイン福井】(2/2)

 福井駅に到着したのは14時頃。雪の予報だったが、幸いなことに少し曇ってはいるものの降り始…

映画は問いかける【アズイン福井】(1/2)

 以前に映画館まで観に行った作品がオンラインで配信されるようになったので、自宅であらため…

スポットライトを浴びて【天然温泉 鶴港の湯 ドーミーインPREMIUM長崎駅前@長崎県】…

 エレベーターに乗り込み最上階の11階で降りると、そこから廊下を少し進んだところにある休憩…

鏡の友人【ホテルエルシエント京都@京都駅】(1/2)

 普段はあまり他人と自分を比較することが無い僕でも、あらためて他人を通して自分自身の理解…

集中力と創造性【サウナ&カプセルホテル ウェルビー福岡@博多駅】(1/2)

 集中力を失った時にストレスを感じる時がある。本当は目の前の仕事や読書に集中をしたいのだけれど、なぜか途中でぼんやりしたり気が散ってしまったりして自己嫌悪に陥るのだ。集中力の低下によって本来やりたかったことができなくなると、その自分に対して苛立ちを覚えてしまう。  これは、きっと僕が集中力というものに特別な価値を感じているためだろう。なにかひとつの物事に集中をする力というのは一種の能力であり、そこには膨大なエネルギーが必要とされる。だからこそ、僕は高い集中力を持っている人のこ

肯定的な逃げ道【ホテルキャビナス福岡@博多駅】(2/2)

 夜の博多は、外に立っているだけで風邪をひきそうになるほど寒かった。それもそのはずで、今…

肯定的な逃げ道【ホテルキャビナス福岡@博多駅】(1/2)

 僕はどちらかというと控えめな性格で、できることなら誰からも注目を浴びずに生きていきたい…

クレオパトラとアイデンティティ【安芸の湯 ドーミーイン広島@広島】(2/2)

 僕が「安芸の湯 ドーミーイン広島」に着いたのは17時頃。初の広島出張ということもあり、…

「ありがとう」と言われて【カプセルインミナミ六本木@六本木駅】(2/2)

 お客さんとの打ち合わせを終えてから、僕は近くにあるサウナを目指して六本木を歩いていた。…

「ありがとう」と言われて【カプセルインミナミ六本木@六本木駅】(1/2)

 僕は自分が納得できないことに対するモチベーションや興味関心が著しく低い。たとえば仕事で…

通過点の笑顔【伝馬の湯 ドーミーインPREMIUM東京小伝馬町@小伝馬町駅】(2/2)

 慣れない地域に行くと不安と興奮が入り混じったような感覚を覚えるのだけれど、それはきっと…

通過点の笑顔【伝馬の湯 ドーミーインPREMIUM東京小伝馬町@小伝馬町駅】(1/2)

 やはり人間の体、そして心は知れば知るほどおもしろい。というのも、たまたま読んでいた本に興味深いことが書かれていたのである。どうやら感情は脳によってコントロールされていると思っていたけれど、必ずしもそうとは限らないようだ。 ミュンテ博士らは、笑顔に似た表情をつくると、ドーパミン系の神経活動が変化することを見いだしています。「ドーパミン」は脳の報酬系、つまり「快楽」に関係した神経伝達物質であることを考えると、楽しいから笑顔を作るというより、笑顔を作ると楽しくなるという逆因果が