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【体重という数値との向き合い方】自分の都合のいいように捉える

ダイエットや体重管理をする上での指標として、「体重」というものがある。もちろん重さとは操作できないので、前体重を測った時よりも減っていれば、自分は間違いなく痩せていることになる。ダイエットをする上で目標体重を決めることがあるが、この行為は毒にも薬にもなると思う。

基本的に体重は毎日測る

私は基本的に、毎日体重を測っている。使用しているのは、数年前に購入したXiaomi Mi 体組成計2 Body Composition Scale 2という体重計だ。これを購入した理由は、安くて、Bluetoothでデータをスマホで管理できるものであったからだ。

俺がこれを購入した当時は、セール等も含め3500円くらいだったが、現在は少しね上がってしまっている模様。しかしとてもシンプルなデザインで薄型、かつノーブランド品よりXiaomiというスマホ等で名の知れたブランドであることからまだまだ購入の価値はあると思う。

スマホで専用のアプリがあって、朝起床したらトイレに行って、そのアプリを起動させて、裸に近い格好でこの体重計に乗るというのが朝のルーティンとなっている。基本的には朝は水分が抜けていて、かつ同じような服装で計測することができるので、体重の増減がわかりやすくなる。だから何らかの事情で朝に体重が測れない人がいても、できるだけ毎日同じ条件で体重を測ることを意識してみよう

体重以外の数値は全く気にしない

最近は体重に加えて体脂肪率や筋肉量、骨量や水分量、心拍数まで測れる体重計が発売されている。しかしそれらは全くと言っていいほど気にしなくても良い。その理由は簡単で、正確ではないからだ。だからもし今から体重計を購入するときは、色々な数値が測れるものを選択するのではなく、スイッチを押さずに体重計に乗るだけで計測を開始してくれたり、それが勝手にスマホに転送されたり、できるだけ体重を測るハードルを下げてくれる機能を持つことにお金を払った方がいい。ちなみに俺が今一番欲しい機能もアプリ起動なしで体重のデータをスマホに送ってくれる機能で、毎朝体重測定のためにスマホを触らなくて良いようにしたいと思ってる。

本当の体脂肪率を知りたいときはInbodyで計測する

家庭用の体重計で体重以外の数値がわからないとはいえ、体脂肪率や筋肉量を把握しないことには自分が正しいダイエットができているかどうかがわからない。そんな時にはInbodyで計測する。

これを簡単にいうと、「体重以外の数値もある程度正確に計測することができる体重計」で、俺はこれを基準に体脂肪率と筋肉量の変化を見ていた。Inbodyは医療現場で導入されるものからジムとかに設置されてるものまで、色々なモデルがあるんだけど、これは自分で購入するには高過ぎるし、大き過ぎて邪魔になる。つまり個人が購入するように考えられていないだろう。

俺は自分が暮らしている市にあるジム、いわゆる市営ジムにて計測している。俺が住んでいる市のジムは一回の利用が150円くらい。InBodyも計りつつ、その流れで通常のジム利用もできて150円。だから、民間のスポーツジムと比べても破格すぎる。チョコザップなどが月会費3000円だが、3000円あれば月15回、2日に1回通える計算になるので、InBodyの有無関係なく、皆が住んでいる市町村区が運営しているジムにいくことを検討してみても良いかも知れない。俺はエニタイムフィットネスに通っているんだけど、そこにあるのは体重しか測れないものとか、InBodyがあっても1回の計測に500円かかったりするので、気分転換も含めて市営のジムもいまだに利用している。

少し話が飛んだが、自分が身近に利用できるInbodyを探し出して、今の自分の体の状況を把握しておくのはとても大事だ。スタートが分からなければゴールもわからないので、体重だけでなく一度Inbodyで計測してみることをおすすめする。

ちなみにInBodyは親切で設置施設までわかる。もう測らない手はない。また余裕がある人は、家庭用InBodyも販売しているので、検討してみても良いかも知れない。俺が市営のジムで測った時と、エニタイムにあった家庭用InBodyの計測値はほとんど同じだった。

体の構成要素を100%正確に知ることは不可能

上記で色々な体組成(体が何の要素で構成されているか)の計り方を述べたが、正直なところ、どの計り方も100%正確なものではない。つまり完全なる客観的な数値ではないこと思っておいた方がいい。

体重に関してはほぼ正確ではあるが、その他の数値に関しては、基本的にはインピーダンス法という体に流した電流の抵抗と身長体重から数値を出すそうなので、(俺も詳しくは分からないが)もし計測直前にサウナに入っていたり、何か飲食をするだけで、計測値に変があるわけだ。

かといってどんな数値も信じずに見た目と感覚だけでダイエットを続けるのは相当な精神力がいるし、途中で不安にもなりやすい。だから、自分の体組成を把握しておきつつあくまで目安として考えるという風に留めておいうのが最も健全な体重との向き合い方と言える

体重と都合よく付き合う

体重(その他の体組成の数値も含む)はある程度の客観性がありつつも、ただの数値でしかないという捉え方もできる。昨日から体重が1.5キロ増えたとして、それは水分なのか?まだ消化しきれてない昨日食べた大盛りご飯なのか?少し便秘気味な影響か?等々、様々な要因が考えられる。だから一日で体重が大きく増加したとしても気分を落とすことはない。

逆に一日で大きく体重が減ったら喜んでも良いと思う。おそらくその大幅な減量は体脂肪が減ったものではないが、その体重が減った事実からやる気が出るのであれば、儲け物とは思わないだろうか?そのくらい都合が良い方がダイエットは継続できる。

どちらにせよ体は一日本当に少しずつしか変わってくれない。だからこそ、習慣が大事で、毎日苦痛を感じずにいかに運動管理、食事管理、睡眠管理ができるか、そしてそれらの結果を可視化するほんの一つとして体重がある。自分の健康管理に自信が持てれば、体重が停滞することも少し増えることもほとんど痛みを感じない。人間はプログラムされたものではないから、色々な不確定要素、イレギュラーなことがあるので、それも念頭に長い目で自分のダイエットや体重管理を行なっていこう。

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