見出し画像

【10キロリバウンド】ダイエットしていた自分が太ることを受け入れた理由

年始から10キロのリバウンドした

俺のダイエットや体づくりの推移に関しては過去の記事に書いてある。

それを踏まえたうえで、2023年12月27日から2024年5月6日にかけて、74.8キロ→83.5キロと約10キロのリバウンドをした。体重が増えたことは確かなのだが、筋トレを始めていなかった以前に比べて体重が増えることへの意識が変わっていたのでその意識の変化を示したい。

筋トレを始めてから「太ること」にもプラスな作用がある

今まで「太ることは悪いこと」という考えが常に俺にあった。それは学生時代、ずっと太っていたし、マラソン大会の類は常にワースト争いをするような肥満児だったので、そのネガティブな過去は中々払拭することができていなかったのかもしれない。

しかし筋トレを始めてから、基本的には「太らないと筋肉を増やすことはできない」ことを理解し、筋肉を増やす過程で体重が増えるのは必然であることを理解してから、「太ることは悪いこと」という概念が少しづつ小さくなっている。当たり前に聞こえるかもしれないけど、筋肉をつけることにあたって太ることは必須なんだ。

「太ることがプラスなこと」だとしても、結局太った事実は変わらない

太ることがプラスに作用することは理解できたが、やはり太った事実は変わらない。つまり、引き締まっていたお腹は緩むし、顔にも肉がつく。つまり見た目がだいぶ悪くなる

また太る時期だったり、体重を維持している時期は、ある程度好きなものを食べることができるので、食に関する日常のストレスは少ないといっていいだろう。何も意識しなければ、暇さえあればなにか食べてしまうくらい食べることが大好きな俺にとってはこの部分はとても大きい。

つまり減量をしていない時期は、ストレスが少ない分、痩せているときの自分と比べて、理想の見た目と常に少し離れた状態にある。

明確な目的がないと過程はブレるが、悪いことではない

「3か月後の結婚式に向けて○○キロ痩せたい」や、「〇月〇日に海に行くので○○キロ痩せたい」などと明確な目的がある場合のダイエットは、目的がとても明確なので、達成に向けてのアプローチが比較的しやすい。

しかし現在の俺のような、「特に目的がないけど、引き締まった体を手に入れたい」というような、明確ではない目的に関してはアプローチがブレやすい。無論、目的が明確ではないからだ。しかしこの目的の曖昧さは、必ずしも悪いことではない。

俺のように明確な目的がないままスタートした体づくりが続いている(続いてしまっている)場合は、それ自体が楽しかったり趣味になっている場合がおおい。現に今の俺は筋トレが楽しいので筋トレをしている。スクワットやデッドリフトは120キロくらいを持ち上げることができるようになったし、ベンチプレスも今は95キロほどで、今年中には100キロいけると思っている。とても楽しい。その目的の曖昧さが体づくりの原動力になっているのかもしれない。

目標達成に失敗した理由は何か

また、もし曖昧な目標でスタートしたダイエットが続かなくても、その理由を冷静になって探すことによって、その事実をポジティブに考えることができる。「方法が悪かった」、「忙しかった」みたいな理由なのであれば、その原因を深堀したほうがいい。思っていることは紙に書いたり人に相談したりして、失敗した原因に向き合うことが大切だと思う。

「他に夢中になっていたことがあり、ダイエットどころではなかった」のような理由であれば、それは自分を褒め称えるべきだ。夢中になれることだあることはとても素晴らしいことなので、今はそちらに時間と労力を注いだほうがいい。ダイエットをしたかった過去の自分から、別のことに情熱を注ぎたくなっている自分の変化を受け入れるんだ。

ダイエットでも「目的が変わる」ことはある

昨年のダイエットや筋トレを始めたころの俺はとにかく痩せたかった。太っている自分をどうしてもポジティブに見ることができなかったから。
しかし今の俺は、正直あと5キロくらいは太ってもいいんじゃないかと思っている。それは筋トレを続けていることが前提ではあるが、目的が「筋肉を大きくして、より男らしい体になりたい」ことに変わっているからだと思う。

特に目的が曖昧なままスタートしたことは、目的が変わりやすいのだと思う。もし新しい目的が芽生えたとき、目的を変えるのか、変えないのか、また複合的な新しい目的を生み出すのかなど、一度立ち止まって考えることが大事だと思う。

自分がの変化を大切に見守る

筋肉を増やしたいという新しい目標ができたのに、以前決めた「○○キロ減らす」という目的に反しているので不服ながら減量を続けているのは健全ではない。その自分の心境の変化を受け入れて、それを次の行動につなげることができるように落とし込むことが大切だ。

変化は悪いことではない。むしろ自分が何かしら行動している証拠であり、誇りに思っていいことだ。また何もできなくて立ち止まることも多々あるだろう。ただそれすらも受け入れることがいいと思う。結局自分の現状を受け入れて、そこからどうなりたいのかと真摯に向き合うことによって、健全な心、体で自分を成長させ、目的達成に近づくことだできるのだと思う。

ダイエットはライフスタイルのごく一部分に過ぎない

命に関わるのでダイエットが必要な人を除いて、ダイエットや減量はライフスタイルの一部分に過ぎない。俺自身も本当にダイエットをしているときは他のことを考えられないくらいそれだけに熱中してしまうこともあったが、正直不健全すぎる。たかが体重が数キロ増えたことは世界規模で何も起きていないに等しい。本当に気楽にやれば良いと思う。

その他ダイエット関連の記事は下記


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?