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何かほかに言い方ないのか?「愛」

この秀逸な言葉は、箱根彫刻の森で見つけたもの。なんかすごく好きだ。「愛」って言葉だけで、愛を言い表せない、もっと優しい気持ちで誰かを思う、終わりのない感情であなたとよりそうそんな気持ち?要は、「愛」なんて言葉で、この愛は伝わらないんだよーということでしょう。

言葉にすると、正当性が増すのはなぜだろう?

つい最近、このnote.で「オープンマリッジ」なるものを知った。婚姻してもお互いがよそで関係を持つことをよしとしようというものだ。 

いろんな考え方があって、否定するつもりはないけど、「結婚」の意味を揺るがす言葉、行動だ。

心は、家族平和
体は、快楽上等

うーん、わたしはちょっと無理だな。
籍を入れなくても、恋人は一人でいいかも。

話がそれたので戻すと、「オープンマリッジ」という言葉は、1970年代にアメリカの社会学者が生み出した言葉。

1973年にアメリカ合衆国の社会学者オニール夫妻(ネナ・オニールとジョージ・オニール)によって、夫婦が所有欲、独占欲、嫉妬心に妨げられず、自由に愛人を作れる、社会的、性的に独立した個人を認め合う結婚のスタイルを提唱した本『オープンマリッジ』が書かれ、出版された。この本は150万部以上売れ、文化に大きな影響を与えた。この愛人はサテライト(衛星)パートナーと夫婦が所有欲、独占欲、嫉妬心に妨げられず、自由に愛人を作れる、社会的、性的に独立した個人を認め合う結婚のスタイルを提唱

「夫婦が所有欲、独占欲、嫉妬心に妨げられず、自由に愛人を作れる、社会的、性的に独立した個人を認め合う結婚のスタイル」

うーん、なんかなんか一生一人でいることを決めた仙人と同じくらい、達観した精神じゃないとできそうもないぞと思う。

ひとつの愛情、多数の情愛

ってこと?子供がいたら、どう伝えるの?自分が病気になったら誰に来てもらう?誰に会いたくなる?

考えれば考えるほど、ドツボにはまる。

案外女性って、体と心を切り離せない気がする。男性は割と切り離せる。ここに溝が生まれるよね。
不倫でもめたりってだいたいこの考え方の違いかと。

話しをもどすけど、「オープンマリッジ」なる言葉、やりたきゃどうぞだけど、言葉にするとなぜこうも正当性を持つのだろう?

この考え方、思想がギュッとつまり、
「私は(僕は)オープンマリッジなんです」
と言われると、そういう考え方もあるよね。と認めざるを得ない正当性。

「バツイチ」「シングルマザー」の言葉もそろそろ違う言葉に言い換えたい

バツイチ、シングルマザーもしかり。この二語は、ネガティブバイヤスがかかりまくっている。離婚をバツというのもどうかと思うし、シングルマザーのイメージが子供おぶって、髪を振りみだしているイメージ。それとマザーにこめらる圧倒的な「おかん」感。もう「寡婦です」と言いたい。

学生なら「隠キャ」「陽キャ」「カースト上位」

うちの子供は高校生なのだが、必ず隠キャ陽キャで人物を分ける。苦しくないか?誰しも隠も陽も持ち合わせてるだろう?決めつけると苦しくならないか?

自身が広告系の仕事しているから、わかりやすいワードを生み出す重要性は理解している。ただ言葉にすることで、そこにイメージが生まれてしまう。

なんでもかんでも言葉にするのがいいと思えない。でも逆に「愛」なんて2文字で言い表せないものもある。

言葉って難しい。

でも道徳を無視した言葉や誰かを窮屈にする言葉は、本当に必要悪でしかない。そんなことを思う今日この頃でした。















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