おすすめ書籍〜『教養としてのアート 投資としてのアート』〜

こんにちは、澤田です。

本日は、おすすめ書籍の紹介です。


徳光健治さんの『教養としてのアート 投資としてのアート』です。


こちらの書籍は、アートについての内容なのですが、何よりも「ビジネスマンにとっても大事な基礎的な教養」が詰まっています。


例えば、

【コレクター と アーティスト】の関係と、

【投資家 と 起業家】の関係

は同じ、というもの。


投資家は、ビジネスモデルそのものだけを見て、投資しないように、

アート作品そのものだけを見て、購入しないのが、より洗練されたコレクターだそうです。


コレクターは、アート作品だけ見て購入するのではなく、

そのアーティストを見て、

①アンテナを張っている

②コミュニケーション力がある

③あきらめない忍耐力がある

「3つの要素」を持っている(と確信できる)人のアートを購入(投資)するそうです。


アート作品だけを見るだけじゃなく、アーティストそのものを見ることで、

世の中の流れをしっかり掴む姿勢、アートへの想い、継続していく気があるのか、周りの人たちとの関係性などを見て、アートを選ぶことが大事だと思いました。


また、いちビジネスパーソンとして、

「自分が投資したい人間か」を考えるきっかけになりました。


世界のアートマーケットの大きさは、8兆円を超えています!

そのうち40%が米国で、日本は1%にも満たない規模です。

中国もどんどんマーケットが大きくなっていて、日本にはまだまだ可能性が残されていると思いますし、ここからどんどん文化的にも伸びていく下地がある国だと思いますので、楽しみですし、少しでも日本のアートマーケットの拡大に寄与できたらと思います。


感謝!