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逆引きでスポーツのパートナーシップ提案を考える⑥

業務内容だけでなく、事業ミッションやブランドの存在意義を定義しお互いの共通点を見つけることで「共感」を生み、なぜパートナーシップを組んでいるのかがわかりやすく明確になる。

この「ストーリーのわかりやすさ」はパートナーシップを組んで世の中に伝えるうえでも結構重要なことだと思う。

ネイションワイド & NFL

※保険会社とナショナル・フットボール・リーグの取り組み

目的
選手の社会貢献活動への共感
お互いのミッションの共通点で事業シナジーを生み出すこと。

想定課題
[リーグ]
選手個人で行っている社会貢献活動などが試合と比べてメディア等で露出されにくい。リーグが主催するウォルター・ペイトン賞の認知不足。
[保険会社]
企業イメージの向上(選ばれる存在になること)

手法
NFLが選手の社会貢献活動を重要視していて、ウォルター・ペイトン賞を設立。ウォルター・ペイトン賞の冠スポンサーをネイションワイド(保険会社)が務める。
保険もスポーツでの社会貢献活動も地域社会の人を大切にし、人々の人生を助ける仕事。保険は、ビジネスを超えて「人」「地域」「生活」へと深く入り込む点に共通点を見出した共感軸でのパートナーシップ。

ソーシャルキャンペーン(SNS上のチャリティチャレンジ)の実施。
ファンを巻き込む企画で、露出だけでなく興味を高める施策を展開。

発展
単純に共感だけのパートナーシップでは長続きはしないので、会社への好意度のアップや両者の共通点を活かしてシナジーを生むことを求める。パートナーシップの課題のひとつにお金を出していることがファン・サポーターにあまり認知されていないこともあげられると思う。
なぜこのパートナーシップを結んだのか、ストーリーをわかりやすく説明できる共通点があることが大切。

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よろしくお願いします🙇‍♂️