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【社会人の学び直し #1】将来やりたい仕事は高卒のため限りなく難しいと宣告されたその日から。

どうも、びのびたです。

100年時代と言われる今だからこそ、学び直すという選択肢をもっと多くの人が持ってもいいと思います。

今の仕事を本当に定年まで続けるのか。自分の夢や、新社会人になったあの時に思い描いていた自分の社会人像。仕事をしていく中でそんな想いも段々と薄れていっってしまいませんか。

今からでも遅くありません。特に20代・30代の学び直しはこれからの社会で大きな力になると私は思います。

私は高校を卒業し直ぐに社会人となりました。将来この会社でやりたい事は高卒では限りなく難しいと当時の上司に告げられました。そこで私は大学に通うことを決意しました。

◆私がやりたかったこと

私は街づくりに関する仕事をしたいと考えるようになりました。具体的には、高架下のスペースを活用した商業施設の展開。また、地域のコミュニケーションの場の創出。そういった業務を将来的に行いたいと考えるようになりました。

きっかけは、首都圏を訪れた際に目の当たりにした大規模な高架下開発。また、小規模ながら地域に根ざした高架下の活用。どれも新鮮で、衝撃を受けました。

私は東北で働いていたため、そういった高架下の活用を実際に見たことがありませんでした。東北では主に駐車場として活用される高架下。それはそれで一つのイーズを満たしていると思います。しかし、駅の直ぐ側という好立地をもっと首都圏のように活かしていくべきだと考えるようになりました。


◆失望からの希望。そして絶望。

私がやりたかった想いを当時の上司に相談したところ、「今のびのびた君では限りなく難しいね。」と告げられてしまいました。

それもそのはず、私は専門職として入社し、そういった街づくりや地域活性の施策を行う部署に進むような入社ではありませんでした。また、当時は自分の進む道を変えることは非常に難しく上司はそれをありのままに教えてくれました。

落ち込む私に上司は続けて、「会社の制度で大学に通える制度があるから、びのびた君も応募してみてはどうだろう。」と告げました。


そんな制度があると知らなかった私は非常に驚きました。そしてその制度の試験内容を聞き更に驚きました。

①社内選考(文系:国語・英語・小論文、理系:数学・英語・小論文)

②社内選考(本社面接)

③大学の社会人採用試験(英語・小論文・面接)

※受験資格:30歳未満の専卒・高卒などの大学を卒業していない社員

上記3つの試験を合格し初めて、働きながら大学に通うことができます。試験は約1年掛かりで行われます。普段の業務をしながら、大学の試験の勉強。せっかくの希望が、絶望に感じられました。


◆やるべきことを一つ一つ積み重ねて

絶望していても、試験に合格することはできません。

商業高校出身であった私は普通科目がそこまで得意ではありませんでした。特に英語は中学1年の時につまづき、そこから苦手意識が非常に強かったです。

でもやるしかありません。

まずは自分にあった薄〜い薄〜い参考書を買って、今一度高校レベルの問題を解くことから始めました。

主に通勤中や休憩時間などの隙間時間を上手く活用し、日々勉強を行いました。

仕事をしながらの勉強は大変でしたが、楽しくもありました。

願書を提出してから一次試験まであっという間に時間が過ぎました。一次試験の手応えは正直ありませんでした。ダメならまた来年も受けようと思い会場を後にしました。


しばらくして一次試験の結果が出ました。

上司から呼ばれ、「試験受かってたよ。」と軽く伝えられました。笑

何がともあれ一次試験を合格することができました。


それからも日々、自分がやれることを積み上げていった結果、二次試験、三次試験も合格することができ、受験1回目で合格することができました。

二時試験、三次試験も結構ハードだったのでまた別の機会に記事にします。そこでは、面接のコツや練習方法、中央大学の社会人採用について併せて書きたいと思います。


◆もう一つの理由

大学に通いたいと思う理由はもう一つありました。

自分と同じような採用で入った大卒の存在に引っかかっていました。日々やっている業務は同じなのになぜこんなにも給料に差があるんだろう。昇進試験を受けられる入社年数も違う。なぜだろう。大卒がそんなに偉いのか。

そんなことを考える高卒でした。なんて生意気なんだろう。笑

気になって調べたらおもしろ記事があったので共有します。


大学生がどんな講義を受け、研究し日々学んでいるのか。どんな私生活を送って生きているのか。そんなことが単純に知りたかったのかもしれません。

これが私の大学に通いたかったもう一つの理由です。


◆びのびた社会人学生になる

2015年4月に中央大学商学部に入学し社会人学生の生活がスタートしました。

次回以降は社会人学生のエピソードを書きつつ、学び直しの素晴らしさも書いていきたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございます。


また次回お会いしましょう!

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