入社する予定だった会社が超絶ブラックだった件。
ぴえん…🥺状態のあおです。
人生に数回しかない紅潮から二週間。
今、人生最大のド底辺。
折れ線グラフがマイナスに差し掛かっている状態。
二週間前にこういう記事を出し、自分に浸っていた訳なんだけれども、何か今読み返すと"無"というか、まず読みたくもない状態。
何故こうなったかというと、時系列順に説明しよう。
ニ日前、今絶賛入社待ち=ニートの私は国内で何かをしようと、「会社のOBの方に話を伺いたいのですが誰か紹介してくれませんか?」と会社の人にお願いした。
すると、「何を聞きたいの?僕に何でも聞いてね」と無視された。
「ん?」と思った私はTwitterでOBを調べてアポを取った。計三名に送った。
その日中に返ってきたのは一名だけだったが、(後日にまた一名も)何と返ってきたかと言うと
「その会社は絶対入っちゃダメ」
と返ってきた。
その方は電話まで繋いで一時間私に説明してくれた。
まとめると、
・初代のお偉いさんが死んでから社長ワンマン
・社長の意に背くことをした者は給料が払われなくなる
・一度経営破綻をして、今は社長のポケットマネーで運営されている
…etc.
顔の血が一気に引いた。
就活を誰にも頼らない&人の言うことを聞かないという私の悪いところが全面に出てしまった…。
何故失敗したかを分析すると、
まず海外の会社なので情報がなかった。
プラス、ネットに上がっている"昔"の情報に振り回されていた。
実態は、かろうじて息をしているアウシュビッツ強制収容所であった。
いくら頑固な私でもOBの真剣な(しかも見知らぬ私に)
「絶対入らないほうがいいよ!!」
には心動かざるを得なかった。(しかも、良心で時間を割いて、話を聞いてくれている)
思い返すと、親の真剣な反対の通りの結末であるし、某知恵袋の回答通りの結果であった。
離婚問題や大学受験の際も人の反対を押しのけてきたどの昭和頑固ジジイより頑固な私。(過去記事参照あれ)
いきなり既卒ニート、という非現実的で今まで人生で想像もしなかった言葉がはっきりと目前に浮かび上がった。
人生最大のピンチである。
中学で笑った瞬間にちびった時や、先生の悪口を言った瞬間本人と角ですれ違う時よりも何十倍も恐ろしい、笑い事にできない事実である。
私が人生で一番気にしている事は、「人からどうみられているか」である。(反論も受け入れるが)
昔からしずかちゃんのような真面目な優等生を演じ、私立の中高に行き、そこそこの大学にストレートで入った。私は人生で失敗したことは、まだない。(と思いたい)
だが、22年の歳月を経て、やっと人生のモラトリアム期である。
まだ、「若いから大丈夫」などほざく人もいるかもしれない。
しかし、私は同い年よりも現実主義、かつ人よりも「生き急いでいる」と言われる人間だ。
今日は泣きに泣きまくった。
元内定先に電話し、「一ヶ月後、いや一年後でもいいから働かせて下さい!」と泣いた。人事は氷姫のような反応であった。(元々、感情論が通じないビジネスマン)
そして、留学サイトをポチり、マイナビ2022をポチッた。
私の唯一誇れるものは「行動力」である。
行動するが故に今回は失敗したが…。
夢を追い続けることは、私には許されていなかったのかな、と思う。就活は失敗続きだった。 勿論、計画性、努力が足りなかったからだが…。
思いで突っ走る性格は大企業には受け入れられなかった。これからの時代、大手が全てな訳じゃないが、控えめに言って悔しかった。意外とプライドが高くて負けず嫌いなのだ。
だから、人に頼れないし、自己開示もできず人から嫌われる。
そんな自分の弱さを目の当たりにした。
しかし、そんな私にOBの方がかけてくれた言葉は、
「弱い者はあっという間に喰われるよ!!」
だった。正論だ。私は弱い。サバンナの中のシマウマくらい。
嫌だ、周りのクラスカースト上位ぶってる女に負けたくない。僻んで嫌味を言ってくる女に負けたくない。こういったプライドだけは強い。
何か道が開けるかな、と思って出会い系で会ってみた会社経営者の男が
「プライドなんて無意味だ」
と言っていた。本当にその通りで、自分の未熟さを痛感した。出会い系をバカにしてはいけない。これも人との縁。初対面の男から学ばされた。
こんな壮絶な日だったが、一つだけ救われたことがある。それはなんて周りの人に恵まれているのだろうということだ。
相談してみると、皆仏のように優しかった。今まで私は、東京駅でぶつかっても謝らない早足のサラリーマンのような人間付き合いをしていた。しかし、一対一で向き合ってみると、若い私に時間を割き、私の夢を真剣に応援してくれる大人ばかりだった。
人が困っている時にどう対応するかで、人の本質は見えてくるものだと思う。
自分自身に満足はしていないが、周りにいる人々のことは堂々と胸を張って「皆いい人です!」と言える。それだけは世界中の誰よりも恵まれていると思った。
今日の今日のことで、私はまだ進路は定まっていない。これから色んな人に頼って、話を聞くことが私に取ってベストなのだろう。何が正解なのか、わからない。最後は自分一人で判断しなくてはならないだろう。
また、何か決まったらここで報告しようと思う。
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