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世界から見て、自信があるということは

私は、生理前とか自分へ否定的になってしまう。
これが月に一回なんて参ってしまう。

だから私は、マレーシアとフィンランドに留学して、
自己肯定感の違いを見ようと思った。

世界での自己肯定感についての価値観って、
食べ物の味の違いくらい違うことがわかった。

以下、私が感じたことをまとめます。
それぞれの母体数は多くないですが、
あくまで価値観の違いとして。

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1. ヨーロッパは「自己肯定感がないのは良くない」
2. 東南アジアは「自己肯定感が高くて幸せ」
3. 日本人は自己肯定感が低い?
4. 国によって食べ物の味が違うように捉え方も様々

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1. ヨーロッパは「自己肯定感がないのは良くない」

ヨーロッパでは自己肯定感がない人は、かなりマイナスポイントです。
しかも悪口にも使われ人格の欠如として捉えられることもあります。
「あいつは未熟だ!」みたいな。

あるベルギー人とスペイン人の会話を聞いてて、

「彼がああなのは自己肯定感がないからだ。」
「もうどうしようもないね〜。」

「彼は絶対自己肯定感がないわ!」

みたいに、自己肯定感の話題が結構あがります。
日本で言う、「あいつ人のこと見下しすぎだよね。」みたいなノリ。

気になってなんでか聞いてみたら、

「自己肯定感はあって当たり前で大人になるにつれて身につくもので、
それがなければまだ子供ってこと。だから自己肯定感はあったほうがいいよ〜」

つまり、ヨーロッパでは
自己肯定感がない=自立してない

という関係性があるらしい。

日本は外に対する矢印を捉え、
ヨーロッパは内に対する矢印を捉えるのかもしれない。

わからないが。

2. 東南アジアは「自己肯定感が高くて幸せ」

東南アジア(特にマレーシア)では、あんまり気にしてない。
自分も好き、相手も好き、楽しければいい。
多分深くまで考えていないし、考えてる人にあまり合わない。

たとえば、男子。
彼らは容姿に問わず自信に満ち溢れていて、
気になればすぐアタックって人が多い。

そして、びっくりするほどカッコつける。
だいたいみんな分かりやすくカッコつける。

女子もアタックされるのは満更でもないので、
それを楽しむ。

もしアタックが失敗しても、
めげない or   笑う(嫌な意味は含んでない)

基本的に大らかなのかもしれない。

そして、他人の容姿等をけなしてるのを
あまり見ない。

それもあって、そこまで自己肯定感を
意識している人が少ない。

セロリもびっくりするほど東南アジアでは
みんな自分に自信持ってて、むしろ気にしてないなって思った。

3. 日本人は自己肯定感が低い?

自己肯定感が低いとも言えるし、高いとも言えると思う。

日本では謙遜という文化がある。
これがちょっと厄介で、たまに乱用されているように感じる。

謙遜とは
[名・形動](スル)へりくだること。控え目な態度をとること。また、そのさま。(コトバンクより引用)

本来の意味では控えめな態度を取ることだが、
たまに自分を奈落の底に落とすような勢いで自分を下げる人もいる。
そして相手は天国に行ってしまうのではないかというくらいに上げる。

なぜか。

相手を喜ばせるためである。

つまり、相手に嫌な思いをして欲しくなければ
自分は常に下にいればいい。

日頃から自分をさげていると、ある種の八方美人になる

あるとき、自分を振り返ってみたら
ただの表面上の表現だったものが

「自分」と「奈落の底の自分」どっちが本当かわからなくなる。
そしてだいたいが、自分への自信を失っていく。

日本にはその手の八方美人が多い。

その八方美人は異様に自己肯定感が低いし
そのおだてを鵜呑みにした人は自己肯定感が異様に高くなる。

自己肯定感が高い人が、嫌なやつと感じてしまうのは
そのせいなのかもしれない。

だから、日本には自己肯定感が異様に高い人
異様に低い人であふれてる。

文化的に相手と自分は同じ位置にいないことが多く、
常に自分の座標を相対的に決定しなくてはいけない。
複雑な形をしている。

ちなみに自己肯定感が低い八方美人はヨーロッパではいい印象ではないらしい。

4. 国によって食べ物の味が違うように捉え方も様々

結構見逃されてる事実ですが、自己肯定感に対する考えはその国や地域によって結構違います。

パセリがちょっとの国に行ってもそう思うくらいだから、
世界中では本当に多種多様なんだと思う。

様々な価値観がある中で、世界の中で上手いこと
自分を振る舞うなら個人的に以下の2つをオススメします。

自分も相手も肯定する』
これは、どの国でも誰にも嫌がられないと思います。

もしくは、
自分にも相手にも肯定も否定もしない』
これは事実上何もしてないので、コストがかからない。


パセリが周りを見て気がついたことは、

・日本のやり方が標準じゃないので気をつけないと嫌われる(かも)
・自己肯定感に対する考えは、国によってかなり異なる。
・ので自分のことを追い込みすぎない

以上、パセリによる自己肯定感でした。

最後まで読んでくれてありがとう

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