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終戦記念日に想う〜平和のためにできること

今日は77年目の終戦記念日ですね。
私たち日本人にとっては
「戦死された方々の追悼」とともに
「戦争の恐怖や愚かさ」
を再確認するとても重要な日です。


私は戦争を知らない世代ですが、
私の祖父はビルマ(現ミャンマー)で戦死しています。
30代で未亡人となった祖母は、
戦後、私の母と叔母を女手一つで育てあげました。


その祖母も他界しましたが、
生前一度も戦中戦後の苦しさを語りませんでした。
泣き言の許されない時代を生き抜いた人だからこそ、
後ろは振り向きたくなかったのかもしれません。

母は幼く、また叔母に至っては赤ちゃんだったので、戦死した祖父のことを知りません。

母はいつも祖父のことを恋しがっていました。
そのため、まだアウンサンスーチーさんの政権時代に、
祖父の軌跡をたどって、母を連れてミャンマーを訪れました。

ミャンマーの現状からして、あの時に思い切って母を連れて行って良かった思います。


悲しいことに、未だに世界の一部の国では戦争が続いています。
また、戦争の可能性を示唆する国もあります。

そして、いつも犠牲になっているのが一般の人々。


一方で平和のために戦っている方々もいます。

その一人が「原貫太」さん。

私はYouTubeで彼の活動を知りました。
フリーランスとして国際協力活動をされています。

特にアフリカでの内戦や貧困について情報発信されていますが、
彼のYouTubeを通して、多くの若い世代が
世界の社会問題に関心を持つきっかけ作りをされています。


戦争に対して非難することは簡単ですが、
それよりも平和のために活動すること。

そのための第一歩は、

個人がまず世界の問題に関心をもつこと

だと思います。


その上で、自国に対して、あるいは、地域に対して、または、身近なところで、何ができるか考えてみる。

日々の生活の中に、ちょっとした社会貢献の意識をもつだけでも
人生前向きに生きられると思います。

終戦記念日での想いでした。


数年前に広島の原爆ドームを訪れた時に配られていた手作りのしおり
May Peace Prevail On Earth(地球に平和が訪れますように)
のメッセージが記されています

Ask not what your country can do for you - ask what you can do for your country

国が何をしてくれるかを求めるのではなく、
あなたが、国のために何ができるかを問いなさい
(ジョン F ケネディーJohn F. Kennedy)

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