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クラファンにチャレンジします。

来る9月24日よりクラウドファンディングプラットフォームMakuake (マクアケ)を通じて耐水ノート【sarasura -サラスラ- 】プロトタイプ製作に関する資金調達にチャレンジする事となりました。

プロジェクトURL (https://www.makuake.com/project/sarasura/)

期間は9月27日から11月15日までです。実施の際は、何卒、拡散とご支援宜しくお願い致します。


まずこの耐水ノート【 sarasura -サラスラ- 】とは何ぞやという話ですが、このノートは多汗症を患っている私が患者の目線で作ったとにかく水に強いノートです。鉛筆であれば水中でも文字が書けるという強みを持っています。

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このプロダクトを作るに至った経緯をお話させて頂きますと、このマガジンのタイトルのように私は幼少期より手・足・脇の重度の多汗症に悩んでおり、出来る事、やりたい事が限られている状況の中でかなりのストレスを抱えながら生活をしています。しかもこの多汗症の困ったところが研究が進められてるとは言え、今現在根本的な治療手段が無いという所にあります。

特に苦労したのが勉強でした。この手汗のせいでノートはふやけて文字が書けない、昔なんてわら半紙でしたし、それにプリントされた課題を提出しなければならない時なんて汗で濡れてしまい書けない事はもちろんのこと、破けたりしてしまう事もしばしば。このように汗が原因で出てくるトラブルに気を遣いながら且つ先生の授業に傾聴するというとんでもない状況でした。もう授業に集中することもままならない状況でした。

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こんな状態なのでノートをとるのも大変なんです。

当時は多汗症という言葉もなく、インターネットも普及していない圧倒的な情報不足の中で、ハンカチや下敷きを使って紙と汗を遮断する方法を模索しながら学校生活を送っていたことを記憶しています。正直勉強以外にもこの多汗症のおかげで出来ない(やりづらい)事が多く、例を挙げると枚挙にいとまがありませんが、何とか工夫をしつつこの多汗症と向き合ってきました。そして、それは今も変わらず続いています。

そんな中、たまたまいつも取引を頂いているスピックバンスター株式会社の宮里様に商談後の雑談の中でこの多汗症に関する件を何となく話をしたのですが、「水に強い素材がある」という話を聞き、内容を伺うとこの多汗症の対策品が作れるんじゃないかという発想に至り、プロジェクトがスタートしました。ノートのネーミング・表紙のデザインに関してはデザイン会社の株式会社アートボードの泉様、ノート中面のデザインに関してはいつもデザインをお願いしているフリーランスのデザインナー脇様にお願いし、サラスラ完成に至りました。実際この素材の威力はすごく、水に濡れても紙が水を吸うことがなく、冒頭でも述べたように鉛筆ですと水の中に紙を置いた状態で文字が書けるという強みがあります。

このノートを多汗症で苦しんでいる人に勉強や仕事で使ってほしい。最初はそういう気持ちからスタートしました。


経験上、特に小学校・中学校位の多汗症を抱える子はまだこの多汗症に対する対抗手段のカードが少なく苦労していると思いました。ですのでまず最初にノートの中の仕様に関しては「勉強でもストレスなく使える」「適度なサイズ感」が必要だと考え、サイズはB5・仕様は横罫線・そして罫線上に1㎝ごとにマークを入れ、通常の使い方はもとよりグラフや図形が書きやすくするように工夫しました。また、ビジネスシーンにおいてもメモ代わりに切り取って使う事もあるだろうと思い、中央部分にミシン目をいれてきれいに切り取れるようにしています。

ノートミシン

ノート罫線

このように水に強く、汎用性をとにかく持たせようと試行錯誤しているうちにこのエッジの効いたノートが多汗症患者以外でも色々活用ができるのではないかと思いました。例えば

料理の現場でレシピの研究をされているかた。

外で記帳する事が多いかた。

入浴しながらアイデアを湧かせるかた。

お風呂で子供とお絵かきで遊ぶかた。

釣果を残したいかた。

などなど。その他にもバードウォッチングや屋外での調査等、天候に影響を受けやすいかたにこのノートは使えるのではないかと思っております。

今回この耐水ノートのマーケティング活動の一環として、プロトタイプを製作し、クラウドファンディングで資金調達にチャレンジします。プロジェクトの結果によってはこのプロダクトを世に送り込むために販路の開拓を進めていきたいと思っています。

このノートを通じて、多汗症とは何ぞや。多汗症で苦しんでいる方はどのような悩みを抱えているかという事の理解を深めていければと考えています。

また、このプロダクト以外にもいくつか既に案があり、引き続き多汗症に負けないプロダクトを世に送り出していきたいと思っています。

どうか皆様何卒本プロジェクトへのご支援よろしくお願いいたします!

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