映画 ONODA 一万夜を越えて
誰のことも忘れない。
最後の日本兵、小野田寛郎少尉の物語。
小野田少尉を演じるのは遠藤雄弥くんとツダカンさん(津田寛治さん)
30年にもおよぶ孤独な戦い。
こんなにまっすぐで正直な人がいたんだ。
最後はいろんな思いが込み上げてきて涙が止まらなかったです。
お久しぶりです!
仕事、プライベートがめちゃくちゃ忙しくてかなり久しぶりのレビュー。
秘密戦。
彼の任務は何があっても生き抜いて、次に、未来へ希望を繋げること。
死ぬことは決して許されない。
1974年3月に日本に戻るまでの約30年間の潜伏生活。
フィリピン・ルバング島のジャングルでの孤独…長かったろうな。
小野田さんはとても真面目ですごく賢い人だったと思うんですよね。
ツダカンさんもインタビューで言ってたように、すでに戦争は終わっている。
小野田さんは気付いてたんじゃないかな?
それでもジャングルで潜伏し続けたのは忠誠や誇り…意地もあったのかも知れない。
自分は1981年生まれ。
子供の頃にニュースだったか、2時間の特番だったか。
ジャングルに拡声器で呼びかける人々の姿が確かに記憶にある。
そう、小野田さんと同じ時代を生きたことがあるのだ。
そう考えると日本が最後に経験した戦争ってそんなに昔のことじゃないんだよな。
ライフルから弾を抜き、止まった時が動きだした瞬間…小野田さんは何を思ったのだろう?
※ツダカンさんが本当にすごいです、本物の当時の日本兵にしか見えない!
遠藤雄弥くんも素晴らしいです。
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