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ひとりごと。全然別の世界で生きる三兄弟、長男編

うちのお豆三兄弟は、それぞれ全然別の世界をもってる。
大豆は世界。
ピーナツは芸術。
そら豆は演劇。

大豆は小6でアメリカから帰国して、
帰国子女枠で入学した中高一貫校は
英語や国際活動に力を入れていたので、
模擬国連とか海外からの留学生のプロジェクトとか
生徒中心の活動も盛んだったんだけど
大豆には全く響かなかったようで。
まあ、同じ帰国子女仲間の英語のレベルが
凄まじくハイレベルだったので
自分が同じ土壌だとは全く思っていなかったんだろうな。
映画監督になりたい、とか
国境なき医師団に入りたい、とか
なんとなく、日本だけを向いている感じではなかったけれど。

大学には馴染めなかったけど出会いがよかった

転機は大学時代だな。
大学には馴染めなかったみたいだけど
水の調査でタイに行ったり
インターン的な国際プロジェクトに参加したり。

極め付けは大学を留年した時に
国際ボランティアに参加したことだな。
男子なので、詳しくはわからないけど
確実に何か方向性が変わった。

実際、進路振り分けで、学部を農学部から理学部地球惑星学科に
変更したわけで。
東大の進振りを経験できたこと、これまた別の機会に。笑

で、今、ワシントンD.C.にいる。
この間、20年以上ぶりのアメリカ訪問をして
大豆の今の職場訪問をした時に
「あんた、自分がこんなところで働いてるって、
想像できてた?」って聞いたら
「全然」と。
そりゃそうよね。
世界銀行なんて、そもそも金融業界なんて、
最も遠い業界だったしね。

いやほんと、
母ちゃんは圧倒されましたよ。
なんて言ったらいいのか。
英語だと
「I'm proud of you」っていう言葉があるから
一番しっくりくるけど
日本語で、自慢の息子よ、っていうと
なんだか、というよりかなり違うニュアンス。

なんでもいいけど
なんかすごいよ。大豆くん、あなた。
難しい世界経済の話を丁寧にわかりやすく解説してくれるし
私の質問も馬鹿にしないでちゃんと答えてくれるし
カフェテリアのおばちゃんにも紹介してくれたし
いやあ〜〜〜
マジでいいやつに育ってくれたわ〜
ありがとね〜



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