作曲・編曲149

今日はミュージシャンが「オリジナリティ」との関係性の中で、どのように音楽制作を行えばよいのか、について考えてみたいと思います。

一つ言えるのは「何も考えない」のはまずいだろうということです。

極端な話「パクリ」やそれこそ「盗用」すらなりかねない。

やはり音楽制作にあたって、「何も考えない」でやってしまうと「何でもあり」になってしまいますから、さすがにこれはまずい。

ただ「過剰」に「オリジナリティ」を追求するのもやはり良くない。

これまで書いてきた通り、それで「オリジナリティ」の高い作品が作れる訳ではないからです。

もちろん「オリジナリティ」が高いだけであれば難しくはない。ただ音楽である以上、それが「音楽」として評価に値するかどうかを決めるのもまた「他者」です。「オリジナリティ」が高くても「音楽」として評価されないのであれば、「オリジナリティ」の高い「音楽」にはなりません。

自分で決めることが出来ない以上、気にし過ぎてもしょうがない。

だからやはり「自分がいいと思っていること」をやるしかないんですよ。もちろん「盗用」や「パクリ」は論外ですが、「引用」であれば著作権の問題がクリアであれば問題ないと考えています。

そこから自分が何をやるか、の方が遥かに重要です。

で「評価」は後から付いてくるものです。そもそも何が受け入れられるのか知っていたら何の苦労もありませんから。

そして評価されないことの方が多いでしょう。無名の方の作品が評価されることは相当難しい。

noteで色々な方がYouTubeに作品を上げていますが、音楽系チャンネルの場合、登録者数3桁台いっていればいい方でしょう。大抵2桁程度です。作品の高評価は2桁あればいい方です。

だから、変に他人の評価を気にしても意味がありません。

そう考えると、やはり自分の信じる道を行くしかないんですよ。無理して評価されようとしても、まず上手くいくことはないでしょう。もしそれで通用するならみんながみんな評価されることになる。

だからどうせ聴かれないと思って、「自分」の「スキ」を追求すればいい。

そこで、何かしらの評価があれば「みっけもの」的な感覚でやるしかありません。

やはりミュージシャンは「孤独」です。「聴き手」は分からないから。

だから「自分」の「スキ」を軸に作品を制作するより他にありません。

それで評価されたら、才能があるのか、運が良かったのかどちらかでしょう。

まあ自分の場合は「運」が良かったんでしょう(笑)。

一旦このテーマは終わりにして、明日からは違う記事を書きたいと思います。

と思ったけどまた書きたいことが出てきたので、もう少し続けます(汗)。



ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。