【人生】「〇〇したら、幸せ」は幻想! 危険な考え方であることを実例で解説【幸福論】【ロールモデル】
「〇〇したら、幸せ」という考えは危険であるということを述べたい。私自身、受験生の時にこのような考え方で大学受験がすべてになって、入ってもいい大学には合格できた。大学に入ってみると、授業形式関係なく、期待していたほど、得られるものは少ないと思った。就活でも、社会に出ても同じことが起きるのではないかということを考え始めた。
いい高校に入れば、いい大学に行ける
→いい大学に入る人が多いが、受験勉強や推薦で通るくらいのことをしないと入れない。
いい大学に入れば、いい企業に入れる。
→フィルターに弾かれることはなくなるが、入れる資格を得たようなもので、入れることが決まってはいない。東大生でも全員が希望の仕事に就いて、希望した企業に入れるわけではないだろう。
いい企業に入れば、いい思いができる。
→実際にいいかどうかは入ってみないとわからない。期待していたより「収入が低い」「人間関係や雰囲気が悪い」「待遇が悪い」※地方転勤やハラスメント、副業禁止、リモートワーク不可など もあり、有名な会社だけど、実はブラックだったということもある。(具体例は割愛する。)その会社でしか使えない人材になって、40代で早期退職制度で使い捨てられるという未来だって考えられる。大手企業や大企業は会社としては安定していても、その駒である社員が安定しているか(成長できるか、自分で稼げるか)は別問題だろう。
結婚したら、幸せになれる
→幸せな人もいる。不幸になる人もいる。しないほうが幸せの人もいる。するか、しないかも人それぞれで、したあとも人それぞれで、保証されてはいない。離婚率は4割近く、子供がいなければ、離婚するという人も含めれば、5割くらいになると予想する。
お金持ちと結婚できたら、幸せもホント?
年収800万円以上からは幸福度が上がらないとされている。行動経済学やお金に関する心理学の本には大体書いてある。たくさん稼いでいても、たくさん無駄遣いしていたら、お金はなくなっていく。浪費して、破産みたいなこともある。玉の輿に乗る人はお金には困らない分、パートナーの言いなりになることも覚悟しておかなければならない。お金の面で依存せざるを得ないので、自分が主体で生きることは難しい。物事には複数の面があり、いいことばかりではない。
容姿がいい人と恋愛・結婚したら、幸せ?
性格や人柄などの内面をお互いに尊敬、尊重できないと、「3日で飽きる」は言い過ぎだが、容姿だけだといつかは飽きるので、長く付き合っていくことは難しいだろう。美男美女でも起こりそう。
※基本的には恋愛結婚は諦めていて、子供もいらないので、必ず結婚しなければならないということはないが、私はリスクを侵してでも、綺麗な人と一度お付き合いしてみたいものだ。
幸せのロールモデルもウソ?
メディアや周りに刷り込まれた価値観だと思っている。
まとめ
この考え方はキケン!複数の面から自分にとってどうなのか考えたり、幸せになる確率を上げることをしないといけない。if thenの悪い使い方だろう。
最後に
高校生と浪人生のときは、受験が全てで、いい大学に行くことが正義だったが、大学に入るとあまり意味はなかったのかもしれないと思うようになった。それなりにいい大学に入っても、そんなにいい思いができるわけでもないことを知り、落胆した。これからはあまり期待せずに、不幸にならないように生きていきたい。