【情報リテラシー】信用に値しない怪しい人の特徴 洗脳されないための対策も解説【インフルエンサー】

自称プロが基本的に危ない

・自称ビジネスのプロ=ビジネス系インフルエンサー全般・コンサルタント(一部)
・自称心のプロ=聞いたこともないような〜カウンセラー、セミナー講師
・自称知識人=マスコミのコメンテータ、インフルエンサー
・プロのフリ=お門違いの人

医者や研究者でも注意!

客観的事実ではなく、主観で書かれた記事や本は信用には値しない。肩書的にはちゃんとした人でも複数の情報の吟味は欠かしてはならない。「報道されない○○」とか、「〜の驚愕の真実」など釣りタイトルの本や記事には注意しよう。

論文が少ないのに著書やメディア出演がやたら多い科学者

科学者の本業は研究であって、著書の執筆やメディア出演ではない。科学者としての信頼度は著書やメディア出演の量ではなく、研究の成果で決まる。論文の数や引用数が少ないと科学者として信用できず、著書の内容も信用できなくなる。

ニセ科学?自己啓発にしか見えない「脳科学者」

脳科学は似非科学として有名です。脳科学者と聞くと、脳について詳しい人というイメージを持つかもしれませんが、脳はほとんどわかっておらず、心理学に比べ、歴史も短いです。個人が作った用語をまるで学術用語かのように説明する人もいます。最近では一般的にも使われるようになってきましたが、根拠・事実をよく確認する必要がありそうです。脳の仕組みや脳内物質から解説されているかも重要です。ただ、脳は〇〇とか、脳科学的に〇〇だと言われても信じられないです。

対策① 信用できない科学者の見分ける

Google ScholarのプロフィールやCiNiiで研究者の日本語名と英語名で検索すると論文の数や引用数が出てきます。

https://scholar.google.co.jp/citations?view_op=search_authors&mauthors=&hl=ja&oi=drw

https://cir.nii.ac.jp/

対策② 同じ分野の違う著者・立場の本を読む

複数の情報の吟味は欠かしてはならない。最低でも3冊、できれば5~10冊の本を読んで偏りを減らそう。健康とお金については間違った情報を入れたときの悪影響が大きいので、5~10冊以上の本を読むべきだ

対策③ 批判的思考・複眼思考を身につける

これについては今後、記事を作って本を紹介したいです。

「批判的思考についてーこれからの教育の方向性の提言」

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/047/siryo/__icsFiles/afieldfile/2012/09/20/1325670_03.pdf

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