太陽と風と雲の下で。note版! by zen

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太陽と風と雲の下で。note版! by zen

永年続けてきたブログが崩壊しましたので、こちらで再開したいと思います。 とりあえずそろりそろりリスタートします。永年続けてきたブログの一部 https://www.tumblr.com/blog/view/zen725 ← wordpressへのリンクは壊れています。

最近の記事

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上高地2024夏

先週は友人と三重県でキャンプ、今週はソロで上高地を歩いてきた。おかげさまでなかなか忙しい週末を過ごしている。前夜は予定外の雨に降られたが、東海北陸道の松ノ木峠PAで仮眠。夜は少し冷えて、ダウンセーターを着て就寝。6時前に上高地の岐阜県側の拠点、「あかんだな駐車場」に到着。準備をして、6時50分のバスに乗り上高地へ向かった。 釜トンネルを抜け、大正池で下車。計画は大正池から田代池(田代湿原)、ウエストン碑、河童橋と歩き、岳沢湿原に立ち寄った後、梓川右岸を嘉門次小屋へ向かう。

    • 若狭アフレル

      9月は毎週のように遊び惚けているが、今回、ありがたいことに友人から旅行のお誘いがあった。ちょくちょくキャンプに誘い合う間柄だが、予てより二人の間で「海鮮料理で飲みたいなあ」と話しており、今回、北陸若狭へ出かけることになった。宿の手配から途中の観光まで、あれこれ計画を立ててくれて運転手まで引き受けてくれて感謝しかない。 友人に突発的な所用が出来て出発が遅れたが、昼食は地元で済ませることになった。開店前から行列ができる有名店で、久しぶりに味わう鰻である。出がけからリッチな昼食と

      • 彼女のオートバイ、自分のJB23

        単なるブログです。9月2回目の3連休は長野遠征。当初は山行もしくはハイキングを想定していたが、初日、2日は悪天候が予想されたので出発を1日遅らせて2日間の旅行とした。相棒はクラッチが反抗気味のJB23ジムニー。 久し振りに安曇野まで足を伸ばして、最初に「田淵行男記念館」を訪ねた。田淵行男。山岳写真家、高山蝶研究家。僕にはこの人がたまらなくカッコよく見える。記念館には年に1度程度しか訪れていないが、毎回展示物の「サブマリン型テント」と、自信がデザインした田淵氏のロゴを見ると気

        • 高ソメキャンプと野麦峠

          敬老の日の三連休、土日の二日間、キャンプに出掛けてきた。まだまだ暑い日が続くが、”夏”を乗り切った自分へのご褒美で、ちょっと豪勢なキャンプ飯が食べたかったからだ。向かった先は高ソメキャンプ場だが、サイトはほぼ予約で埋まり、普段は孤独なオッサンが点在するソロ向きとされるエリアにもファミリーがテントを張るなど、大賑わいであった。  一説では、新型インフルエンザの感染も落ち着いて、アウトドア、とりわけキャンプブームの終焉を伝える向きもあるが、このキャンプ場に至ってはそんな風潮もどこ

          福島県の旅④最終回

          旧滝沢本陣 旧滝沢本陣は飯盛山にほど近く「白河街道」沿いにあり、しっかりとした看板もあるが、暑さのせいでボーっとしてしたのか通り過ぎて引き返す。国の史跡、国の重要無形文化財に指定されている。戊辰戦争の際の本営であり、白虎隊もここに集結し藩主松平容保の命を受けて出陣して行った。建物の至る所に刀傷や弾痕があり、戦の痕跡を残している。 主屋に入ると無人の受付があった。賽銭箱のような木箱に入館料を入れる(400円)。小銭が無い人のために両替器あり。土間はまさに歴史博物館の趣き。

          福島県の旅③

          福島県の旅3日目。本日の予定、会津武家屋敷、飯盛山、白虎隊記念館、滝沢本陣、日新館、そして新潟県に移動する間に温泉に浸かること。自前の旅行計画表には阿弥陀寺、天寧寺や御薬園も入っていたが、優先順位は下げてある。開館前に会津武家屋敷の駐車場に到着した。ここまで、どちらでも駐車料金が掛かっていないのは有難い。 会津武家屋敷 入館料は750円(JAF割引後)。 会津武家屋敷はかつて鶴ヶ城内にあった会津藩家老「西郷頼母」の邸宅を中心に、移設された陣屋や茶室、精米所や資料館等から成

          福島県の旅②

          福島県に入って2日目。前日は「道の駅つちゆ」で車泊した。ここは標高が800mあり、湿度による寝苦しさはあったものの、朝方は少しひんやりした。建物を背にして正面右手に吾妻連峰、左手に安達太良山が構える。天気が良ければそんな展望も期待できたのだが、引き続き台風5号の影響を受けている。到着した頃、道の駅の裏手に美しい虹が架かった。 言われるまでもなく、安達太良山のハイキングは取りやめて、3日目(実質2日目)の行動を見直しする。思い当たる場所もなく、Googleマップ上で見つけた福

          福島県の旅①

          2024年の夏季休暇は、有難いことに9日間あった。8月10日からの前半を福島県の旅に充てた。福島県へは2015年7月に宮城県の南三陸町や気仙沼市、石巻市、岩手県の陸前高田市の被災地を訪ねた旅行の帰りに会津若松城(鶴ヶ城)に立ち寄って以来である。 今回、日程に余裕を持てたので夜ではなく、10日のお昼に自宅を出発した。新東名高速道路の駿河湾沼津SAで最初の給油。本当は足柄SA迄行ける計算をしていたが、猛暑の折りからエアコンフル稼働で燃料の消費が予想より早かった。この先、東北自動

          涼を求めて、新潟県の旅 2

          高龍神社から八海山ロープウェイの駐車場までは1時間少々。牧歌的な田園と山間を走った。しかし暑い。日中の暑さ対策はそれなりに行っていて、車に積んだポータブル冷蔵庫のおかげでいつでも冷たい水が飲める。汗をかいた後は冷蔵庫で冷やしたタオルで顔だけでなく体を拭くこともできる。これで生き返る。 とはいえポータブル冷蔵庫は小型なのでペットボトルはせいぜい6本しか入らない。結局、自動販売機のお世話になる。八海山ロープウェイは標高376mの山麓駅から八海山の四合目にあたる標高1147mの山

          涼を求めて、新潟県の旅 2

          涼を求めて、新潟県の旅 1

          人と出会えば、口から出てくるのは「暑いですね」の一言。例外なく今年の夏も日本中が猛暑だ。1週間後には立秋を迎えるが、2500年も前に作られた二十四節気の「秋」の概念が現代とはかなり変わってきているのは言うまでもない。どちらかというと、「暑さ寒さも彼岸まで」と言うワードの方がまだしっくりくる。  さて、涼しい場所へ行って、出来れば美味い物を食べて栄養を摂って、まだまだ続くと思われる猛暑を乗り切ろうと、有給休暇を取って新潟県方面への2泊2日の車旅を行った。メインは涼しそうな「八海

          涼を求めて、新潟県の旅 1

          曽爾高原

          奈良県宇陀郡曽爾村にある曽爾高原へ行ってきた。曽爾=「ソニ」と読む。「曽爾」という地名については語源は不明とする見解の他、「曽根」と同根ではないか等、諸説あるようだ。 前夜は道の駅「伊勢本街道 御杖(みつえ)」に23時前に着いた。トイレに行こうと車を降りたところで暗闇に無数のおぼろげな光が舞っていることに気づいた。ホタルだ!何年振りだろう。いや、何十年振りか、ホタルを見るのは。とても得をした気分だが、一方で何故かしら切ない気持ちにもなった。ホタルの舞をスマホで撮影したのだが

          鷲ヶ峰(霧ヶ峰高原)

          実のところ出かける数日前から、持病の「坐骨神経痛」が再発していた。昨年11月には強烈な痛みが発生し、寝返りが打てない状態が年末まで続いた。そのさなかに訪れた「美ヶ原」。アップダウンが少ない美ヶ原さえも歩けず、撤退を余儀なくされたが、その時と比べれば今回はかなりマシ。なにせ寝返りが打てる(笑) 数日前から、美ヶ原へリベンジに行こうか、それとも霧ヶ峰(車山)へ登ろうか思案していたが、当日になって美ヶ原を目指し、途中にある八島湿原ビジターセンターにトイレ休憩で立ち寄ったがために、

          島根旅 足立美術館・松江城などなど

          2024年の大型連休は島根県を旅した。「美術館」、「博物館」、「山」、「城」、「橋」と旅程は盛り沢山。勤務先はカレンダー通りの休みだが、有給休暇を一日取得して1日夜から5日までの車旅である。 出発 なるべく明るい時間に移動したいものだが、現実はそうとはいかず、5月1日の終業後に自宅を出た。概ね予定通りにコトが進み高速道路に上がった。高速道路ではそのフォルムから、横風の影響を受けやすいマイカー(軽バン)であるが、今回は関ケ原ICから伊吹PA付近までが恐怖だった。低気圧に伴う

          島根旅 足立美術館・松江城などなど

          女三瓶山

          自宅を出発して、島根旅の二日目(実質初日)、安来市での計画をすべて終えて大田市の「東の原登山口」に移動。この日の移動はこれでお終い。駐車場に車を停め、まだ太陽も高いので石見ワイナリーの売店をぶらっと覗いてみる。ワインはちょっと高くて手が出なかったが、地酒の2合瓶とつまみ、食後のデザートを購入した。駐車場は山裾に向かって傾斜があることから車中泊には不向きと言われているが、ベッドマットの下にタオルケットを挟み込んで傾斜を相殺した。これで翌朝まで安眠できた。 眠りにつく前、トイレ

          キャンプ2024春

          自宅から下道を走り、木曽街道をキャンプ場へ向かう。まさに木曽路は百花繚乱で、道すがら色とりどりの花が咲いていた。運転中なので停車して眺めてはいられなかったが、今が盛りのソメイヨシノを筆頭に赤・白・ピンクと色鮮やかな花桃、それにミモザ。遠くでは木いっぱいにモクレン(コブシかも)が白い花をつけている。視線を落とすと道端に黄・白・混色のスイセン。遅い信州の春を感じながらのドライブは楽しかった。今年最初のキャンプは長野県松本市奈川の高ソメキャンプ場。家からは180kmほど離れているが

          越前海岸に浮かぶ島 雄島

          春の北陸旅行 恒例の北陸旅行。石川県の親戚を訪ねる傍らで、毎回観光や登山を楽しんでいる。能登半島の美味しい海鮮料理が楽しみのひとつでもあるが、能登半島地震以降、被災地方面への旅行はしばらくの間自粛することを決めている。今回は富山県高岡市美術館で行われている「竹久夢二」の展覧会を計画に組み入れた。夢二式美人と言われる、手足の長い振り向き美人を堪能した後は同館にある「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」にも立ち寄って、高岡市出身の藤子・F・不二雄氏の漫画家としての足跡の一端を