見出し画像

0192 【書く習慣days19】区分して決めておけば楽だものね、というオチ

戻り梅雨なうえに、台風も一緒にやってくるらしい、今週の始まり。
復職が確定したことが怖いらしく、一睡もできなかった。
いい加減、諦めてほしい。私。

そのことはまた別途触れるとして、本日のお題はこれだ。
「自分があまり賛成できない常識」
……どれだ。常識かどうかも分からないけれども……。

私が就職する時代は、就職難の時代だった。いわゆる超氷河期世代。ロスジェネだ。

高校を卒業する時、先生が「君たちが大学を出る頃には、少しは良くなるといい」と言われて送り出されたが、よくなるはずもない。

そんな時代の中、大学の、就職を担当する教授に言われたことは、「結婚したら辞めてしまう女より、ちょっと成績が悪くても男子学生に推薦を持たせたい」
そして、私が結婚する際に友人たちから言われた言葉は「え?仕事続けるの…?(辞めなくていいの?というニュアンス)」

ガラスの天井云々の話になりそうだが、まぁそういう時代だった。20年ちょっと前のことである。
女性はパート、もしくは専業主婦であった。
友人から聞いた話では、金融会社では、女性社員は結婚するために入ってくるという。
他の友人も、結婚してあっさり会社を辞めたな。

就職だけではない。
結婚したら、子供産むことが自動的にセットで扱われること。
さらに、「女性なら子供を産みたがる、欲しがる」ということ。
会社の同期は、20代で結婚できなかったことがコンプレックスで、先に結婚していた私を目の敵にしていたのだが、ある日、できちゃった結婚をすることになった。(授かり婚というのか、今は)
それを、ランチタイムで告白され、避妊していたのになんたらかんたらと、真昼間の、サラリーマンで混雑する蕎麦屋で、エロ漫画並みの下ネタを披露され、最後の締めが「お先にごめんね」だったのである。

いつ私が、子どもができなくて悩んでいたのだろうか。謝られるのだとしたら、飯を食いながら某避妊用具の効用について、1時間聞かされたことを謝ってもらいたい。

双方ともに言えるのは、仕事を続けるにしろ辞めるにしろ、子どもを産むにしろ産まないにしろ、自分の生きたいように生きればいいじゃないかと言うことだ。
「辞めて産む」ということは、選択肢の組み合わせであって、確定的なことではない。

ワーママとかいう単語も好きではない。みんな大変なんじゃ。そういう言葉が生まれた時点で、何かがおかしい。
女性管理職比率を守ろうという動きもあほらしい。

「選択していいのでしょう」

男女、という前に、人間だもの。
いいでしょ、それで。

あんまりにもあんまりだから、つい、みつおになっちゃうよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?