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0191 子供との遊びはいつでも本気

クリスマスプレゼントを渡しに、甥っ子に会いにいった。
コロナ禍の間に、赤ちゃん期を超えてしまった甥っ子は、まだ少年ではなくて、でも幼児というよりは少し大きめ。
それでも私を「ねえね」と呼び、相方氏を「にいに」と呼んでくれる。今年が最後かと思われる。

少し近所の公園で遊んだのだが、サッカーに、滑り台、砂場、ストライカー、じゃぶじゃぶ池めぐり……永遠に続く「もう一回」の高い高い。

普段、まったく動かない人間には、全身運動な上の無酸素運動で、甥っ子に「ねえね、遅い」と言われる始末。
遅いというか、走れていない。

久々のカードゲームも、甥っ子氏の指導の下に遊んだのだが、勝てない。まるで勝てない。何が起きているのかというくらい、5歳児に勝てない。
「ねえね、本気出してる?」と聞かれて、「一回くらい勝ちたいな」と申し出たところ、プレゼントをしたぬいぐるみを持ってきて、「この子が今度やるから!」とのこと。

まぁぬいぐるみにも負けましたが。

こうやって叔父叔母と遊ぶのも、最後になるかもしれない。
ましてや、にいにとねえね、なんて呼ばせるのもどうか、という感じになるかもしれない。

無心に遊ぶ甥っ子を見ながら、私と同じように、自分で考え、自分でなんとかかんとか選べる人生の道を、彼にも用意しておいてあげたいと思うクリスマスであった。

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