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無意識な状態をネガティブからポジティブに変える

人の脳の機能には、RAS(Reticular Activating System)※という自分の興味、関心のある情報に意識を向けるための役割があります。
※脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)という脳機能の1つ

例えば、

  • どこか旅行に行きたいなと思っている時に、旅行の情報ばかり目に付くようになった

  • ○○が欲しいと思い始めたら、その情報ばかり目に付くようになった 

など。


よく「引き寄せ」という言葉がありますが、この脳の機能をうまく利用したものになります。
ゴールや目標設定に自分の意識を置き、RASの脳機能を活かして、自然と引き寄せて(無意識に気が向くようにして)いきます。

このことは、感情にも同じことが言えます。

  • 普段からネガティブなことばかりに意識が向いている

  • 不安な気持ちに意識が向いている

など

この場合も人の脳機能のRASは、一生懸命ネガティブな情報集めに勤しんでしまっているんですね。


なので、
ネガティブなことを無意識に考えている思考
ポジティブなことを無意識に考えている思考

普段、どちらを考える傾向が強いかによって、RASの活動範囲もどちらになるのかはもう明白なのではないでしょうか。

先日ご紹介した「できたこと日記」や「感謝日記」はまさにこのRASを使ったワークと言えます。

  • 普段できないことばかりに意識が向いてしまいネガティブになっている状況

  • 人への不満、自分への不満、自分を責めてしまうことにばかり意識が向いてしまい気持ちがモヤモヤしている状況

など

こういった気持ちを反対の方向に意識を集中させるために脳機能のRASを活用し、反対の意識である「できたこと」や「(人に・自分に)感謝すること」に意識を向けます。

そうすると勝手に「できたこと」「感謝すること」が集まってくるんです。

その結果、「私もできることたくさんあるんだ」「人に感謝するとうれしい気持ちになる」「穏やかなやさしい気持ちになれる」という、今までと違った結果が生まれてきます。

そんな体験をしてみたいと思った方はぜひ一度お試しください。

今日もありがとうございました。

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