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自分へのご褒美をあげた話

こんにちは。香月です。
最近はリアルの方が忙しくなり、前回のnoteからしばらく空いてしまいました。
コロナも多少落ち着いて、少しだけ様式の変わった日常が当たり前になった今を何だか不思議に感じながら、毎日過ごしています。
そんな中で行った自分へのご褒美が凄く良かったな、とふと思い出しまして、今回書こうと思い立ちました。

自分へのご褒美。それはプチ旅行です。
私は旅行、特にひとり旅が趣味なのですが、今年はなかなか行けず何だか物足りないような状況でした。
旅行には行きたいけれど、やはり心配や不安な気持ちもある。周囲に迷惑をかける訳にはいかないが、でも楽しみが無いことでやる気が出ないような気もする。
そんな矛盾した気持ちを解消する手段がないものか…。


そこで思いついたのが、同県内でも少し離れた場所の少しだけお高めのホテルに1泊して、思う存分ひとりの時間を楽しむことです。
(詳しい場所は言えませんがそこそこ大きい県です。)


まず話題になっていたGotoキャンペーンを使って、ホテルを予約しました。
話は知っていましたが、いざ予約サイトを見ると通常時より数千円単位で安くなっているのに驚きです。
せっかくなので少し良いホテルを予約し、近くの映画館でレイトショーも予約しました。
これで事前準備は完璧です!

当日。
お昼は用事があったためプチ旅行は夕方からスタート。
まずホテルにチェックインして荷物を置き、近くのお店で揚げたての天ぷらを夕食として頂きました。
天ぷらはおろし天つゆは勿論のこと、塩だけで頂くのも捨てがたい。
久々の外食は食欲と味覚との話し合いを行いながらじっくりと味わい、素敵な一時でした。

上映時間まで周囲を少しお散歩したのち、珈琲片手に深夜の映画館へ。
その日は平日深夜とは思えないほどの人の多さに、目を丸くしてしまいました。
ゆっくりと約2時間半の物語に浸ったあと、余韻に浸りながら誰もいない夜道を歩いて、ホテルへと向かう。
静寂に包まれたその光景は、まるで自分が小説の一部にでもなったかのようでした。

さて、ではホテルでの時間。
映画から帰るころにはもう針が回った時間。
ゆったりと湯船に浸かり、いつもより少しだけ丁寧にスキンケアをしたら、早速ベッドへ。
ふかふかの布団に包まれながら、映画の感想を書き留める。
と言っても、後から見返せば自分が覚えているシーンとその時の感情を羅列したような拙いものになっていましたが。
まあ、それほど興奮したという事実が大事なのだと自分を納得させることにします。

閑話休題

眠る前には部屋の灯りを一部だけ落とし、持参した小説を読み進めました。
眠る前に読書、というのは普段は(先が気になり眠れなくなるため)あまりしないが、今日は特別なご褒美の日。
自分のしたいことを今せずにいつするのだ、と自分に問いかけます。
幸い翌日のチェックアウトも11時と少し遅めだったために、満足いくまで次の物語に浸ってから夢の世界へ。

次の日。
朝は9時ごろ、と少し遅めの起床。
昨日の夜更かしが効いていたのかも知れないですね。
それでも時間は十二分にあります。
のんびりニュースを見つつ、朝支度と荷物整理。
お世話になったお礼を述べつつ、モーニングを目指して勢いよくホテルから出ました。

向かったのは、気になっていたパン食べ放題のお店。
安い価格でありながら、本格的なパンを数十種類から選び60分間食べられるというのにびっくり。ドリンク付。
しかもパンは小さいサイズにカットされており、多くの種類を少しずつ食べることができます。
色々と目移りしつつも選んで満足いくまで食べられました。クロワッサン、美味しかったなあ。

プチ旅行の最後は、ホテルで頂いたGotoキャンペーンのクーポンを消費するためお買い物へ。
使える場所が周囲では少なかったため、とりあえずデパートへ向かいました。
クーポンのお陰で、無事お得に化粧品を購入することが出来ました。

そして、あっという間だったご褒美タイムを振り返りながら電車に揺られ、帰路に着きました。
お家に着いてからは、またご褒美を自分にあげられるよう頑張ろうと前向きな考えも芽生えてきて。
思いつきでしたが、実行して本当に良かったなーと感じています。
ぜひ皆様にも、偶に自分を労る機会を設けることをお勧め致します!

お付き合い頂き、ありがとうございました。



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