見出し画像

ジャズ行ってしまったもの

ジャズを聴いている人の9割はモダンジャズという50年代以降のジャズを聴いているのだと思う。よく喫茶店でかかっていたり、スーパーでかかっているやつだ。

逆に40年代より前のオールドジャズを聴いている人はまずいないと思っていい。なぜなら録音技術が発達してないせいで音質がイマイチ良くないからだ。

私は音楽的にはへそ曲がりなので、40年代のビバップジャズ以前のオールドを中心に聴いている。たとえばシドニーベシェとかか。ニューオリンズ出身の20年代のソプラノサックス奏者。初期のニューオリンズジャズから少しだけ後のシカゴジャズというくくりになるのかもしれない。

これはオールドジャズマンが必ず真似る有名な演奏。この辺がベシェのデビューなのかもしれない。

この辺りのジャズはLPではないのでまあ良い曲があれば気ままに聴けばいい。SP盤なので昨今の歌謡曲よりも短いし。

これも白人の中で一番影響力のあるジャズミュージシャン。トランペットのビックスバイダーベックの20年代の録音だ。これもオールドジャズマンが必ず真似る有名な演奏。

こういった演奏を何となく聴いてふと思うことがある。

これ以上過去にさかのぼれないな。

当たり前だ。録音という技術がなかったわけだし。そりゃあ昔の音楽を聴いてみたいと思けど無理なものは無理だ。例えば50万年前のアフリカのホモサピエンスの音楽とか。

続く。

おしマイケル。

この記事が参加している募集

#はじめて買ったCD

3,418件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?