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ジャズの歴史

ジャズが好きだという人は意外に多い。ではジャズとは何かと一言で言えばアメリカを代表する黒人音楽だ。なのでアメリカの音楽学校はジャズを真面目に教えたりする。ジャズをやるにはロックよりも少しは音楽のことを知らないといけない。テクニックがないといけない。そうしないと足手まといになってしまう。それもジャズの一面だろう。

1.まずニューオリンズでジャズは生まれたのだという。
よくわからないが1910年代の話だ。この辺のジャズが好きだと言う人はホントのジャズ好きなのかもしれない。だいたいよく言われているのがここにあるように冠婚葬祭的なパレードが発祥だとか。ほんとうだろうか?ルイアームストロングが有名。

2.1920年代にニューヨークへ飛び火する。そんでなんとなく音楽的に洗練される。ちゃんとしたバンド形式のなんだか楽しげな演奏になる。ちなみに楽団員がたくさんいるのは今のように電気で音を増幅できなかったからだ。大きな音を出すには楽団の人数を増やすしかなかった。デュークエリントンなんかが有名。

3.そんで30年代になるとスイングジャズの時代になる。これはグレンミラーというトロンボーンリーダーの白人編成のバンド。いろいろ有名な曲もあるけど日本は戦争中だったので敵性音楽ということになる。しかもグレンミラー自身もドイツ軍に撃墜されて死んだ。

こっちが同時代の黒人編成のバンドリーダー兼ピアノのカウントベイシー。やっぱり黒人の方がリズム感がある。このリズム感からその後ロックンロールが生まれる。

4.40年代に楽しげなスイングジャズの反動として生まれたのビバップだ。リズムが早い。良く指が動く。難しいフレーズをぶち込む。そういう感じかな。ディジーガレスピーやチャーリーパーカーが有名。

5.50年代になるとモダンジャズとかハードバップと呼ばれるジャズの様式が出来上がる。スーパーや喫茶店なんかでよく聴くジャズだと思う。なぜ喫茶店で流れるかと言えば50年代になると録音技術が目まぐるしく進歩したため音がHIFIになって全体的に聴きやすいからだ。この時代のミュージシャンはこういった意味でレコーディングアーティストとしてもがんばるようになった。逆に40年代までのミュージシャンは可哀そうかもしれない。ハードバップといえばアートブレーキーだろう。

6.60年代になりそれでもジャズのテクニックに歯止めがかからない。この辺からジャズのミュージシャンは底知れぬテクニックがあるということになった。それと精神的にもすごいぞと。修行僧のようだと。ジョンコルトレーンが有名。

どんどんハードになってくる一方で、逆にそこそこ地味なブラジル音楽のボサノバというジャンルにもジャズの影響が入り込んで今現状に至るまでジャズの様式となる。スタン・ゲッツが有名。

7.そんで60年代終わり~70年代になるとその当時流行っていたロックやファンクと融合してさらにわけわからない状態になる。マイルスデイビスが有名だけどマイルスデイビスは40年代のビバップの時からずっとジャズシーンのど真ん中にいた人なのでこの時期に出てきた人ではない。

8.あとどこまでジャズの歴史に入れたらいいのかわからないがフュージョンというのがある。アメリカの西海岸のLAの風という感じだろうか?日本人はアメリカへの憧れからかこういったサウンドが大好きだった。太陽にほえろのテーマ曲みたいな感じか。違うか。

そのあとのジャズの歴史はよく分からないが基本的には今まで歴史の組み合わせとコンピューター音楽との融合だろうと思う。もう疲れたのでやめます。

おしマイケル。

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