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欧米のスタンダード曲群とは何か?

前回書いていてキリがないので途中でやめたが、まだまだセレブ系のスタンダードカバーが出てくるので第二弾です。

私はその昔ジャズを聴くにあたり、スタンダード曲を聴かないとダメだなと思って、好き嫌いは別としていろいろなスタンダードをなるべく聴くようにした。個人的にスタンダード曲を意識しだすと外人はみんなスタンダード集を出していることに気が付いた。ロックの人も。

過去をさかのぼるとキリがないので前と同じように80s以降のセレブ達のスタンダードアルバムをちょっとだけ紹介したい。

ロバートパーマー
サウンド作りが上手くてボーカルもうまくルーツミュージックやR&Bに対するリスペクトもあって、その時代にあったアレンジも上手い人なので当然スタンダードも取り上げている。

シンディーローパー
スタンダードアルバムを聴いて、上手だったので、それまでぶっ飛んだ人だと思っていたので、人は見かけによらぬものだと思った。個人的によく聴いた。

ディオンヌワーウィック
コールポーターのソングブック。ポップで聴きやすいし、コールポーターの曲を知るには一番のお薦めかなと。今となっては80sの嫌味がけっこうあるけど。

アーロンネヴィル
非常に上手い人だけにむしろ歌い上げすぎちゃった感じのスタンダード集だったように思う。

シカゴ
どうしてもピーターセテラはいないのか?ということになってしまう。でもそもそもシカゴのルーツってこっち系なのかもしれないなとも思う。なのでブラバンのようなアルバムだった。

ジェフベック
レスポール氏のプレイを丸々コピーして器用な人だな~ということ。ベックがレスポール一本でやっているのを見るとレスポール氏がレコードでバリバリ多重録音してたのが分かった。

レディーガガ
レディーガガもすごいけどトニーベネットもすごい。前出のシンディーのアルバムでも共演してたし。

キリがない。ロバートパーマーとシンディーローパーはニューウェーヴのくくりだけど、今考えると十分ベテランだ。レディーガガは比較的最近かな。

という考察にもあまり意味がないことにも気づく。多分だが欧米の大物ミュージシャンにとって長くやっていると避けては通れない道かもしれない。アンプラグドにしますか?クリスマスアルバムにしますか?スタンダード集にしますか?という感じか。とは言うものの己自身の音楽で十分すぎるくらい成功しているのでどういった経緯でスタンダードを演奏するかよくわからないけど。正直キャリアの箸休め的なところもないわけではないような。あとセールスってどうなのかな?と思ったりもする。

それとヘビメタ系はスタンダードを出しにくいかも。ボンジョビは単発で歌ってたのがあったけど、ブラックサバスのスタンダードはさすがになかった。みたいな感じか。

まだスタンダードシリーズは続けようかなと思う。

おしマイケル。


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