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2024年の展望|NISA口座の提供に向けて

ブルーモ代表の中村です。年明けの良いタイミングなので、ブルーモ証券の2023年振り返りと、2024年展望を綴りたいと思います。

2023年振り返り

2023年は創業1−2年目だったのですが、「名実ともに新しい証券会社が誕生した」激動の1年でした。

2022年は6月に創業してからの半年だったので、エンジニアもCTOの小林1名しかフルタイム役職員としてはおらず、「なにやら証券会社をつくるという心意気を語っている同志たち」でしか正直なかったです。

それが、2023年には第1種金融商品取引業のライセンス取得もそうですが、心強いエンジニアチームが組成され、システムも実際に顧客を受け入れて発注を出すところまで作り込むことができました。

事業テーマが現役世代の間で大きなテーマになっている資産運用だったこともあり、各種メディアにも取り上げていただき、お陰様でスタートアップ0→1における「最初の1000人の顧客をどう獲得するか」問題は、(少なくともウェイトリスト登録者上では)乗り越えられました。

以下、ざっくりの時系列です。

1月:採用ツイートからウェイトリストがSNS拡散し、いきなり100名のユーザー候補が登録
4-5月:シードラウンド8億円の資金調達、日経新聞・Forbes含め各種メディア掲載
6-7月:第1種金融商品取引業者の登録完了、日本証券業協会加入、社名を「ブルーモ証券」に変更
9月:兜町にオフィス移転
11−12月:テストユーザーを対象に営業開始(初口座開設・取引)、日経新聞掲載、ピッチバトル受賞

役員を除く社員数も2名から9名に大きく拡大し、部室みたいだったオフィスも、ちゃんと機能する証券会社のオフィスに生まれ変わりました。

Before:2022年のオフィス
After:2023年のオフィス


2024年展望

2024年はいよいよ一般のお客様を受け入れて、多くの人に「誰でも本格的な資産形成ができる」というブルーモの体験を届けたいと思っています。そのために、プロダクトの改善や新機能追加、漏れのないお客様対応の実行など、プロダクトとしても組織としても一層パワーアップしていきたいです。

上記をちゃんと実行するだけでも、難度はとても高いのですが、良いチームができてきたので、さらに高い地点を2024年の展望として目指したいと思います。それは、「年内のNISA口座開設受付の開始」です。

NISAの有無に関わらず、資産形成としての投資はした方が良いですが、やはり大きなお金を預けるなら税制メリットを受けたいと思うのは当然です。NISA口座の提供は長期投資を掲げる証券会社として必須だと思っています。

そして、新NISA制度は結構複雑で、内容を完全に理解している人は少ないと思っています。Bloomoは長期投資の顧客体験を最適化することを目標にしているので、NISAを使った投資の体験も「自分でポートフォリオを作れる」という部分は維持しつつ、ユーザーにやさしいものにする予定です。

まだプロダクトの一般公開を始めてもいないのに、NISA口座提供の準備を始めていて、それを2024年の目標に掲げるのはややクレイジーです。が、突き抜けないとスタートアップの意味はないので、みんなでやり切りたいです。


We're hiring

高い目標を実現するためには、高い能力と気概を持ったチームが必要なので、一緒につくってくれる仲間を引き続き熱烈募集しています。

NISA口座の提供には、異なる税務計算をする顧客資産の受け入れ、注文計算の際の口座割付情報の付加、その他情報管理や取引周りでの大幅な改修が必要で、さらにそれを滑らかな体験で実現する必要があります。

エンジニアが足りません。

さらに、上記と並行でプロダクトの一般公開が走るので、代表の私1人でのプロダクトマネジメント・グロース・人事管理・その他経営の諸々をやる体制が回らなくなる見通しが立っています。

Chief of Staffなど、プロダクト周りを中心に色々とカバーしてくれる事業サイドの人材も欲しいです。

ただ、ブルーモは一年中We're hiringを叫び続けていますが、アーリーの大事なフェーズなので、採用は慎重に行なっています。

「やりたいことが一致しているか」「チームとのフィットが良いか」「色々やらないといけないカオスを戦えるか」などを候補者とお互いに見極め、少数精鋭の良いチームを作ることに集中しています。

ここでは書ききれなかったプロダクトや事業の話、技術の話、どんな人がいるか、仕事の進め方をどうしているかなどは、面談で是非お話しできればと思いますので、お気軽に採用サイトからご連絡いただけると嬉しいです。

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