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「つい行きたくなる場所」を目指した、オフィス移転プロジェクト

ブルーモ証券の採用担当です。

ブルーモ証券は10月16日にオフィスを日本橋兜町に移転しました。
新オフィスは東京証券取引所と第一国立銀行跡地(銀行発祥の地)に隣接しており、明治時代以来金融街として栄えた日本橋兜町の中心地にあります。新しい時代の金融機関を作っていきたいと考え、この歴史ある土地にオフィスを移転しました。
創業1年のこのタイミングで何故移転したのか、また、移転に際してこだわったポイントなどを代表の中村さんとインターン生の竹添さんに伺いました。

インタビュイー

竹添俊介
慶應大学法学部 4年生。来年からは外資戦略コンサルでの就職が決まっているが、スタートアップに興味があり8月からブルーモでインターン中。オフィス移転PJTやQAテスト補佐などに関わる。これまでのアルバイト歴としては、電気ガス水道の飛び込み営業、パン工場での作業員、ポーカーバー店員など様々。ポリシーは「やってみないとわからない」


ーーまずは中村さん、オフィス移転の経緯について詳しく教えてください。

ブルーモはフルリモート可能な会社ですが、オフラインでのコミュニケーションも大事にしたいため、社員それぞれの状況やその日の気分に合わせてオフィス出社も選べる会社にしたいと考えています。
今は業務委託やインターン含めて30名以上の方が関わっており、数名で立ち上げた創業時と比較すると社員は10名弱、業務委託・インターン含めて20名以上増えたのですが、前のオフィスは8名程度しか座れるスペースがありませんでした。そのため、オフィス移転に向けて5月頃から情報収集をしていました。

ーー創業時からブルーモに関わってくれるメンバーは大幅に増えたんですね。新しいオフィスをデザインする際に大切にしたことはありますか?

移転にあたって達成したいことは以下の3つでした。
・社員のエンゲージメントが高まるデザインにすること
・働く上でとにかく快適なファシリティや動線を担保すること
・証券会社としての法令要件をクリアしたオフィス仕様にすること

かっこいいオフィスで働くと気持ちが上がるし、そういうオフィスを使えることは社員にとってプラスだと思います。また、業務に集中できる環境がないとオフィスに来たいとは思いませんよね。オフィスとして最低限の状態を作るのではなく、社員がつい来たくなるようなオフィスにしたいと思っていました。

工夫した点は様々ですが、ブルーモはプロダクトドリブンな組織でもあるので、特にプロダクト系職種が働きやすい環境にしたいと考えました。特徴的な設計は、下の図のように各々の集中度合いに応じて使える空間を分けていることです。

ゾーニングの意図は社内で共有され、意図通りに活用されています。

例えば、直接対面で話した方が議論が進むミーティングはオフィスで行われることが多いのですが、丸一日議論することはそう多くありません。残りの時間は個人作業をすることになります。その際、「集中度が高いスペース」を活用することで、誰からも話しかけられることなく作業に集中することができます。

他にも、アーロンチェアを用意したり、モニターサイズは大きめにしたりと開発環境を充実させるために必要なものは惜しみなく導入しています。

あとは、オフィス内でシンボルとなる場所を作りたかったので、見晴らしの良い景色が見える窓際のカウンターテーブルと、企業ロゴのサイネージにも特にこだわりました。

オフィスのシンボルとなる場所

ーー竹添さんはデザインが決まった後のプロジェクトマネジメントや、什器の調達、業者との連絡などの仕事を担当されたと思います。苦労されたことはありますか?

予算とやりたいことのバランスの取り方には苦労しました。お金をかけなくてもいいところはかけず、でも重要な所には投資する必要がありますが、そのために業者と相談したり、什器の調達を工夫したりするのは大変でした。
オフィスのデザインはデザイナーの三島さんと外部のインテリアコーディネーターが担当したため、その方達とコミュニケーションをとりながら限られた工数でPJTを成功させることは非常に難易度が高く、勉強にもなりました。
特に、第三者に向けてドキュメントを残しておくことや自分の考えを伝えることの難しさや重要さを身をもって感じた点は、今後社会人として働く上でも生きる学びになりました。

プロジェクトを進める上で色々アドバイスをくれた中村さん、吉岡さん、三島さんには感謝しています!

竹添さんは何度も新オフィスに足を運び、現場を見ながらプロジェクト進行してくれました


ーーそれでは、実際のオフィスをみていきましょう!

ドアを開けると目に入ってくるのは、サイネージと大きい窓。

ドアを開けてすぐ開放感のあるスペースが目に入るようにしました。

集中度合い「Low」のエリアは他エリアと雰囲気を変えたかったので、床を張り替えています。このエリアは簡単なMTGや社内イベントを行うときに利用されています。

集中度合い「Low」のエリア
 出社人数が多いときは、ランチスペースとして利用することも

机があるエリアはフリーアドレス制です。モダンなデザインにするために、天井のガラスを抜いたり、壁の張り替えをしたりしています。

集中度合い「High」のスペースからみた景色

集中度合いに合わせて設計したエリアも意図通りに利用されています。

集中度合い「Very High」のスペース

MTG用の部屋もあります。実は、今回移転したFinGATE BASE4階は新しく開設されたシェアオフィスで、設計のタイミングで平和不動産さんに相談をしていたので、当社の欲しいスペース分の部屋を切り分けして提供いただけました。そのおかげで理想通りの空間デザインを実現できました。

オフィスのメインエリアと別にMTG部屋は2つあります
オフィスに集まりやすくなったことで、対面MTGの設定も行いやすくなりました


引越し完了日には、オフィス移転パーティーも行いました!
社員以外にも、業務委託のメンバーやその他ブルーモに興味を持っていただいている候補者様も招待して賑やかな時間を過ごしました。

オフィス移転プロジェクトの成功を祝う竹添さんと中村さん

今後も、実際にオフィスで働く社員の意見を取り入れながら、オフィス環境のアップデートを続けていく予定です。

少しでもブルーモのことが気になった人は、ぜひオフィスに遊びに来てください!