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2022年、読んでよかった3冊
2022年も、たくさんの本に出会えました。
#2022年の本ベスト約10冊
— yuka❁読書と書くこと (@yuka_book42) December 31, 2022
・目の見えない白鳥さんとアートを見にいく
・毛布 あなたをくるんでくれるもの
・夏物語
・愛するということ
・無人島のふたり
・限界から始まる
・三行で撃つ
・暮らしを変える書く力
・ザリガニの鳴くところ
・取材・執筆・推敲 書く人の教科書 pic.twitter.com/HmSaqb7RNC
Twitterで上げた、今年のベスト本10冊。
どれも読んでいたときのことが思い出せる、大事な本たちです。
特に印象に残っているのは、『目の見えない白鳥さんと、アートを見にいく』、『夏物語』、『毛布 あなたをくるんでくれるもの』の3冊。
『目の見えない白鳥さん』は、今までの自分の価値観を捉え直すきっかけをくれた本でした。
分かり合えなくてもいい、アートは自由に見ていい、見えたものを正確に共有することが全てじゃない。
各々がそれぞれ考えを口に出していいし、それを共有し合うために対話を続けていくのだ、という、人とのつながり方の本質をこの本から教わった気がします。
川上未映子『夏物語』を読み終わった。『乳と卵』を読んだときもそうだったけど、女として生きることについて、あれこれ考えさせられた。
— yuka❁読書と書くこと (@yuka_book42) September 14, 2022
子を生むということについてもう少し読みたくなったので、同じく川上さんの『きみは赤ちゃん』を買いました。読むぞー。 pic.twitter.com/phLi9MaYpO
『夏物語』も、読んだあとにすごくいろいろなことを考えた作品でした。ノートに何ページも、手書きで、考えたことをひたすら書いたことを覚えています。
豊胸手術とか、生理とか、出産とか。女として生きていくってどういうことなんだろう、と深く深く考えさせられました。
作中、主人公の夏子はパートナーがいないながらも子どもを産みたいと考えて、ある手法を取ろうとする。しかし果たして自分がその立場だったとして同じことをするのだろうか、とか。自分が同じ年代で、子どもをもつことについても普段からよく考えているからこそ、重く響いた作品だったな、と思います。
◯毛布 あなたをくるんでくれるもの/安達茉莉子
— yuka❁読書と書くこと (@yuka_book42) April 17, 2022
全ての生きる人を、あたたかな光で包んでくれるような本。全く押し付けがましくなく、それでいてずっとそばにいてくれているような安心感があった。
早くも、今年のベスト本に出会ってしまったかも。そう思うくらい、じんわりと心に沁みた本でした。 pic.twitter.com/2BElD8I3we
『毛布』は、ほんとうにその名のとおりで、優しく優しく包み込んでくれるような本でした。
まるで温かい光がそそぐ場所に連れていってくれるような。疲れたときにそっと読み返したい、大事な一冊になりました。
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