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コロンビアを理解【vol.64】


こんにちはbloom both coffeeの青島です!


今回取り上げる生産地はコロンビアです!

年間の生産量は世界第3位の生産量

アラビカ種のコーヒー生産地で、ブラジルの次に重要なのはやはりコロンビアですねー!

コロンビアの魅力は世界最大のWashed(水洗式)コーヒーの生産地。

コーヒーのカテゴリーの区分

①Brazilian Natural(ブラジリアン・ナチュラル)
②Colombian Mild(コロンビア・マイルド)
③Other Mild(アザー・マイルド)
④Robusta(ロブスタ)

上記の内“Colombia Mild”が最も上等とされ、このクラスにはコロンビア、ケニア、タンザニアが該当します。

この3か国以外の水洗式アラビカコーヒーの生産地は、その下の“Other Mild”のグループになります。
なのでOther Mildに該当する生産地は目にする機会も多くなると思います。

この区分で昔からコロンビアが別格で、なおかつ水洗式コーヒーのロールモデルであることも分かります。

コロンビアは2〜3ha位の小規模生産者が多く、自前のミルで生産処理することは珍しく、今は輸出業者が代行してロットを展開するようになりましたが、それ以前はスペシャルティーのグレードであっても、小規模生産者のコーヒーを集めたロットが普通でした。

スペシャルティーで代表的な県。

⭐︎代表的な生産県
Norte de Santander(ノルテ・デ・サンタンデール)
Santander(サンタンデール)
Antioquia(アンティオキア)
Cunidinamarca(クンディナマルカ)
Risaralda(リサラルダ)
Tolima(トリマ)
Quindio(キンディオ)
Valle del Cauca(バジェ・デル・カウカ)
Huila(ウィラ)
Cauca(カウカ)
Narino(ナリーニョ)


COE(カップ・オブ・エクセレンス)の入賞県


・2020~2021年 Huila(ウィラ)、Narino(ナリーニョ)
・2019年     Huila(ウィラ)
・2017~2018年 Toilma(トリマ)Narino(ナリーニョ)Huila(ウィラ)
・2015年    Norte de Santander(ノルテ・デ・サンタンデール)
・2014年   SouthNarino、Cauca(カウカ)、Antioquia(アンティオキア)

コロンビアは収穫が国内で2回あります。
主要シーズンであるメインクロップ。
2回の目の収穫を”サブクロップ“又は”フライクロップ”と言います。
コロンビアの場合は“ミタカ・クロップ”と言います。

収穫時期は
メインの収穫⇒ 9~12月
ミタカの収穫⇒ 4~6月

メインのロットは日本では初夏。

コロンビアは毎年楽しいコーヒーを提供して下さいますし、最近では香りをつける精製方法も多く。
幅広い精製を模索しているようです。


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