うつ病と併発する可能性がある病気/うつ病の初心者向け総合ガイド
うつ病と併発する病気もあります。毒親などで精神を病んでしまうことを入れると、多岐にわたり収拾がつかなくなるので、ここでは家庭崩壊などの要因が無い場合でうつ病と併発する可能性がある病気についてご紹介していきます。
不眠症
不眠は多くの方が併発しているように思います。入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害などがあるようです。入眠障害がうつ病の症状に関連するとの報告もあるほか、不眠がうつ病のリスク要因であるとの報告もあるようです。
オイラは中途覚醒が多く、酷い時は2:30、3:30、4:30と一時間起きに起きる時もあります。全く熟睡した感じは無くて、日中も朦朧としています。
不安症
あるデータによると、約57%の人が不安症、PTSDや強迫症とうつ病を合併していると報告があるようです。不安症には、パニック障害、全般性不安障害、社交不安障害などがあります。
不安症を合併している場合、治療に時間がかかりやすく、希死念慮も高くなるとの報告もあるようですので、注意が必要です。
オイラもパニック障害を持っていて、社交不安障害も持ち合わせているようにも思っています。
オイラの場合、うつ病になる前、もしくは再発をする前には、必ずパニック障害の発作が先にでてきます。動悸や過呼吸が激しくなり、じっと座っていられません。たまらず横になると、そのうち耐えられない倦怠感が出てきます。恐らくうつ状態になった際の倦怠感だと思います。
手足のしびれも出てきて呼吸がうまくできない、動悸が激しくて苦しいなどの症状です。
体の病気の併発
一方、体の病気の併発も見られるようです。心疾患や糖尿病は多くなっていて、そのほか冠動脈疾患、気管支喘息、消化性潰瘍、癌、脳血管障害なども併発する可能性があるようです。
こう見ると血液や血管に関わる疾患が多い印象です。うつ病になると血糖値のコントロールが難しく、糖尿病になりやすいというデータもあるようです。
うつ病でこれらの病気を併発した場合、治療に対する積極的姿勢が失われるので、特に注意した方がよさそうです。不安症と体の病気を併発した場合は治療も難しくなるでしょう。
さいごに
うつ病になると、これらの疾患を予防するにも食生活や生活習慣が乱れて、うまく予防することができないのも一因ではないかと思います。
生活習慣を整えるのは、うつ病患者にとってはかなり負担となります。むりに整えようとして、うつが悪化してしまっては元も子もありません。
オイラの経験上、一番やらなければならないことは、「眠ること」です。いくら寝てもいいと思います。稀に過眠になる事もあるようですが、オイラは過眠になってもいいから寝ていました。中途覚醒しようが何しようが、気のすむまで朝は寝ていました。その代わり、夜も定刻に寝ていました。
この睡眠を整えることができて、初めて他の症状も無くなっていきました。寝ることがとても大切で、家事や掃除が出来ていなくても良いと割り切って寝ていました。これが良かったように思います。
睡眠は割と軽く見られがちですが、とても大切です。睡眠の貯金はできないと言われていますが、とはいえ睡眠不足だといいことはありません。寝溜めや昼寝になってもいいので、とにかく眠る時間を確保しましょう。
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