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ぐっち
2022年10月7日 07:35
病院からの電話が鳴ったのは、入院して三日目の夕方4時ごろだった。「お産が進んできていますので、今からお越しください」思っていたよりも事務的に要件は伝えられた。それはそうか。こちらは一生に一度かもしれないタイミングを今か今かと待ち続けていたが、病院としてはいつものことなのだろう。もちろん悪い意味ではない。今はコロナの影響で、立ち合いは分娩室に入ってからになるのだ。そして出産後も付き添いは30
はるか
2022年10月6日 09:44
計画無痛分娩三日目。午前は前日までと同様、促進剤を使用した。ただ麻酔は痛みに耐えられなくなってからということだった。その時点ではじっとしていられる程度の断続的な陣痛だったため、どうにか我慢することができた。昼過ぎになっても強い陣痛にはならなかった。そこで先生が人工破膜の処置をした。先生が卵膜に穴を開けるぱちんという衝撃と、暖かい羊水がドバっと流れ出る感覚があった。そこからお産は急速に進んだ
2022年10月5日 08:52
三日間かかって2728グラムの元気な女の子は生まれた。私は無痛分娩を選んだ。普通でいくか無痛でいくか、出産方法決定期限の34週まで悩んだ。夫は麻酔が怖いと無痛分娩に消極的だった。しかし私は痛みに恐ろしく弱いこと、これまでの妊娠生活で体力を使い果たした気がしていたこと、産後の回復が早いといわれることから無痛分娩を希望した。夫には「生むのは私だよ。変わってくれないでしょ」と言って納得はしてい