京都旅行 2023.5 建仁寺
前回の続きです。両足院での座禅体験のあと、建仁寺を訪問しました。
この建仁寺、1202年に創建された臨済宗建仁寺派の大本山であり、京都最古の禅寺なんだそうです。
中庭にある枯山水庭園「潮音庭」は現代の小堀遠州とも称される北山安夫氏が監修したお庭。四方を建物や廊下で囲まれており、いずれの方向からも鑑賞ができます。
法堂の天井に描かれた双龍図、俵屋宗達の風神雷神図屏風、そして花鳥図や雲竜図といった襖絵でも有名です。
さて、この建仁寺へ初めて訪問したのは昨年の7月。ちょうど宵山の時期で人いきれ。とても拝観する気にはなれずパスしてしまいました。
それ以来2回目の訪問でしたが、今回は平日であったためか、人は少なく、ゆったりと拝観できました。
方丈前の枯山水庭園「大雄苑」。うねっているかんじが印象的でした。
「○△▢乃庭」もまた印象的でした。
禅宗の四大思想(地水火風)をお庭の中に表現しているそうです。
四角い井戸は「地」、丸い苔は「水」、そして盛られた白砂は三角形になっており「火」を表しているとのこと。
この庭の写真を上手に撮れなかったのが心残り。最近は主にCanonのR10で撮影しているのですが、広角レンズが欲しいと思っていたところ吉報あり。12月上旬に待望のAPS-C用の広角レンズが発売されることになりました。時系列で旅行記を書いているので、新しいレンズで撮った写真を掲載できるのは当分先になりそうですが。
話を戻しまして…、そもそも建仁寺を訪れたいと思ったのは、青い襖絵をYouTubeで見たのがきっかけでした。
染色作家の鳥羽美花さんの「舟出」という作品だそうです。残念ながら、4月より展示休止とのことで、見ることは叶いませんでした。
画像はお寺のHPに掲載されていたものです。
なお、座禅体験もできるそうです。
第2日曜日の午前7時30分開始で、予約は不要。機会を見つけ参加したいと思っています。
今日はここまでです。
お読みいただきありがとうございます。