012未経験

未経験からデザイナーに転職するには

異業種の人がデザイナーなどクリエイティブ系の仕事に転職する時に問題になるのは未経験でも転職できるかという点です。
未経験からデザイナーに転職することは可能なのかを考えてみました。

1、学校に行った方がいいの?

例えば異業種の人がグラフィックデザイナーになりたいと思った場合、まず仕事を辞めて専門学校や大学に行くという選択肢があります。
しかし転職が目的の場合、専門学校や大学を出ると年齢を重ねてしまい転職市場で不利になってしまいます。

専門学校で2年間、大学で4年間勉強すると確かにデザインの知識や技術は習得できるかもしれません。ただし、転職では年齢がネックになることがあり、同じ未経験でも企業は若い人を採用する傾向があるので、転職市場では2年または4年の差はとても大きくなってしまいます。
もし学校に行くことに決めた場合、自分の年齢を考慮して進路を決める必要があります。

2、未経験でも採用されるの?

転職サイトなどでデザイナーの求人内容を見ると、経験3年以上とか最低でも1年以上の経験を条件にしていることが多いです。
中には未経験者可という求人もありますので、異業種からの転職を考えている人でもデザイナーへの転職は可能です。
ただし、未経験者が採用のとき重要になるのは、学歴でも資格でもなく、「自分が作った作品」です。

デザイナー未経験でも素晴らしい作品を提示できれば採用される確率は高くなるので、デザイナーとしてデザイン会社や印刷会社などに転職を考えている人は、クオリティの高いポートフォリオを作ることが最も重要です。

3、どうやって作品を作ればいいの?

一般的な企業の採用方法は、履歴書と職務経歴書などの書類選考や面接が多いですが、クリエイティブ系の選考方法では作品(ポートフォリオ)の提出が必須となります。

どのように作品を作りポートフォリオにまとめればいいかわからない人のために、紙媒体のデザインを制作するグラフィックデザイナーの転職を例にご紹介します。
デザインの現場でphotoshopやillustratorは必須スキルなので、作品はphotoshopやillustratorを使って制作するのが一般的です。
作品数は2、3枚ではスキルを判断するには難しいので、最低でも20枚程度の様々なジャンルのデザインで構成した方がスキルを判断しやすいと思います。

【まとめ】作品と熱意が重要

1、学歴も重要だが、転職では年齢が重要視される
2、未経験でも作品のクオリティ次第で採用される確率が上がる
3、作品を作り込むことで採用される確率が上がる

新卒ではなく転職の場合、年齢を気にする企業が多いですが、作品のクオリティ次第で採用される確率があがります。
クリエイティブ系の仕事では作品が重要で、そこから作った人の熱意も伝わります。

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