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起業したいと思っている人に読んで欲しい話

もし、あなたがどこかの会社に勤めていて、
起業をしたい、会社を作りたいと思っていたら、
ひとこと言いたい

「大変だから、やめなはれ~」

崇高な志や、理想を掲げて起業をしても、
それを成し遂げられる経営者なんて、
ほんの一握り。
多くの経営者は世間の冷たさに打ちひしがれます。

「会社でも有り余る成果を出しているから大丈夫」
そう思っている人、その成果はあなたの力ですか、
会社の「看板」の力ではありませんか?
「看板」の力は絶大です。
会社に勤めていたらいつもその「看板」が背後にあり、
あなたを助けてくれています。
でも、独立をしたら裸一貫、
果たしてどれくらいの取引先が付いてきてくれるか・・・
今までどれだけの力をその看板からもらっていたのか、
痛いほど分かります。

「社長になってお金を稼ぎたいんだ」
今見えているお金持ちの社長さんは、一握りの成功者です。
銀行の返済に追われ、毎月の支払に苦慮し、私財も会社に捧げ、
爪に火を点す様な生活をしている社長さんがたくさんいます。
起業をすると「毎月当たり前に給料がもらえる」ことの尊さに
初めて気づきます。
でも、その時にはもう遅い。そこには「支出」という沼が
待っています。
ある税理士さんが
「サラリーマンが10年かけて貯めたお金は、起業すると1年で無くなる」
と言っていましたが、真理です。
お金のことだけ考えたら、毎月の給料からコツコツ貯める
これが一番です。

「会社に縛られず自分の時間を自由に使いたい」
そんなことを考えているなら、もう絶対に起業なんて
しちゃダメ。
確かにサラリーマンは会社に仕事の時間を決められています。
遅れることも早く帰ることも許されません。
平日にゴルフに行っている社長さんを見ると
羨ましいやら腹が立つやら。
でも、サラリーマンは会社を出れば自由です。
休日も勤務時間も法律が守ってくれます。
遊びに行きたいときは大手を振って有給休暇を使える。
お休みの日に携帯電話が鳴っても「今日は休みなんです」
と言える。
社長には有給休暇も、法定休日も、残業代もありません。
24時間365日営業時間中です。
平日のゴルフ場では、芝生の上で取引先からの電話に
対応している社長さんをよく見かけます。
「今日は休みなんです」なんて言えないのが社長です。
働き過ぎで体を壊しても、サラリーマンは会社を訴える
ことが出来ますが、
社長は「それはあなたの責任ね」で終わりです。

起業をしたいという方に、もう一度言います
「大変だから、やめなはれ~」
意地悪で言っているわけではないですよ。
僕はこれまで、リアルに付き合いのあった社長さんが
3人自ら命を絶っています。
間接的に知っているくらいの社長さんの自殺なんて、
そんなに珍しいことじゃないくらいあります。
サラリーマンが失脚したら、収入は0です。
でも、せいぜい「ゼロ」なんです。
社長が失脚したら、ゼロではありません、
「マイナス〇〇〇〇万円」あるいはマイナス〇〇億円です。
僕自身も、家族と取引先に迷惑をかけないように、
いつでも命で清算出来るだけの生命保険をかけて事業を
行っています。

それくらい厳しい世界なんです。
あなたは耐えられますか?


と、ここまで読んでも
「俺は大丈夫、もうやるって決めたんだ!」
「うるせえオッサン!俺はやるぞ」
と言える方、
ようこそ、起業の世界へ。
やりましょう、夢を叶えましょう。

リスクに飛び込んだ人にしか見えない世界があります、
新しい景色を見に行きましょう。
自らの力で道を切り開く
起業するって、素晴らしいことですよ。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


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