40代から手に入れる「最高の生き方」 【読書感想文】
amazonでレビューしたものです。(が、まだレビューのらないです)
★★★☆☆
惑いまくりの40代への希望
中田敦彦のYouTube大学から
1978年生まれの私は40代ど真ん中です。
今の人生に満足していません。
なんとかそんな人生を変えたいと、本を読んだり、資格勉強したりしています。
が、
「もうこんな年でやってどうする」
「人生決まったよ」
「人生終わりだよ」
という声がいつも聞こえてきて不安になり、迷っています。
そんな折、
こちらの本が中田敦彦氏のYouTube大学で取り上げられたのをみまして、自分も読んでみようと思いました。
以前から、著者のお名前はTwitterで時々拝見していました。
スラスラ読めるサクセスストーリーと自己啓発
43歳からTwitterを初め、あっという間に万を超えるフォロワーを得て、オンラインサロンや不動産をはじめ、元の年収の何倍もの収入を得るようになった、サクセスストーリーをもつ著者。
内容としては、
継続し習慣化、無理はしない、完璧を求めない、笑顔、感謝、プラス思考、出会い、信用と信頼、疲れない、体に投資、朝活、休みに仕事しない、楽観的になる、
と、
自己啓発本では比較的よく見る内容であり著者や周囲の人間の経験に基づく主張で、精神論が多い印象をうけました。
とくに「人づきあい」=人間関係については1章まるまるさかれていました。
「理屈ではなく気持ちを汲み取る」「3割しか伝わらない」実践はともかく、経験から激しく同意します。
「圧倒的な相手目線」はともかく、GIVEを先にした方がいいのもわかります。
「自分の未熟さを知る」=相手に求めすぎない。わかるけど難しい。。
複数のコミュニティは、必要かな、と思い、実践したいと思いました。
コミュ障には辛いかな
筆者はコツコツ継続をすすめています。
それには激しく同意しています。
が、
コミュニケーションが苦手も営業職について、ひょんなことからコツを掴んだ、と言われております。
自分の場合は、20年以上続けてもつかめないこともあるので、
やっぱりどうしても向いてないこと、苦手なことはあるのではないか、その判断はどのくらい続けてしたらよいか、と疑問に思いました。
また、内容は筆者の経験や周囲の人の情報がメインで、エビデンスなどの強い根拠があるわけではありません。
30代で年収1000万、その後会社のお家騒動で減収、救急搬送された、、、
という筆者の経歴を読むと、
凡人がコツコツ積み上げた、というには微妙で、元々それなりに能力や下地のあった人なのだろうと推測しましす。
「どん底」という表現もありましたが、結婚して子供もいて、趣味でバンド活動もして、、、
むしろもともと「勝ち組」ではないでしょうか。
繰り返される、
「20.30代の積み重ねが40代で花開く」
「40代は楽しい」
という励まし。
お金も時間もなく、気持ちに余裕もない。
人生に疲れ、将来への希望ももてない多くの40代に響くのでしょう。
この人のいうことを聞けば、この人のいう通りにやれば、この人と一緒にいれば、人生が楽しく変わる。
これも彼が営業職でコツコツ身につけた技術なのでしょうね。
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