親の会話が気になるのは大人になっても変わらない
先日から訳あって日本に帰国し、1週間ほど実家暮らしをしている。
2か月ほどお世話になる予定だ。
大人になってから親と暮らすことで
子どものころには感じなかった居心地の悪さややりにくさを感じたりする。
それぞれ家庭があるいい大人が一緒に暮らすのだから、まあ親子とは言え、それは自然なことだと思っているが。
しかし、それとは逆に、子どものころからずっとこうだったな~変わってないな~と大人になった今でも感じることもある。
その一つがタイトルにも記載した、「親の会話が気になる」というもの。
実家では昔から可能な限り夜ごはんはみんなで食べるが、
時々お父さんの仕事が遅かったり、お母さんの習い事があったりすると別々で食べたりもする。(お母さんは踊りやヨガなど習い事が多めなタイプ笑)
私が先に食べ終わっていて、お母さんとお父さんが後から二人で食べる、なんてことも時にあった。
そんな時は、二人が食事を始めるときは一緒にテーブルに座り、少し会話に参加する。
ある程度話し終わったところで、お父さんが「風呂に入ってきなさい」とだいたい口にする。
内心、「えー、もう少し話に参加したい~」と思いながらも、お風呂も順番があるので私が入らないと後から掃除する人がどんどん遅くなってしまう。
表面上は明るく、内心しぶしぶ、「はーい」と返事をしてお風呂に向かう、という流れ。
そして着替えなどを取りに行ってリビング横の廊下を通ると、二人が何やら話をしている。
楽しそうな声の時もあるし、深刻そうな時もある。
いずれにしても会話の内容が気になる……!!!
子どもの時も大人になった今でも、「何の話だろう?」「私のこと何か言ってるのかな?」「仕事のことかな?」と、気になって仕方がない。
子どものころは、実際に私たち子ども(姉と私)について何やら話していたこともあったし、単純に親の仕事の話をしていることもあった。
私のことを話しているかな?と思ったときはつい廊下で立ち止まって、何とか盗み聞ぎできないか、考えたものだ。
もうさすがに私も子どもじゃないし、親が何の話をしていても気にならなくてもよいようなものだが、実家で久しぶりに暮らしていると当時の好奇心となんか自分の悪いところ話していないかな・・・という不安が蘇って気になってしまった。
大人になった今では、自分のことを話していないかなという不安に加えて、なんか二人だけで楽しそうに盛り上がってていいな~という嫉妬もある(笑)
まあ、夫婦仲がよいのはなによりだ。
ただ、親を前にすると何歳になっても子どものころの自分に戻る気がする。
甘えたいし、話を聞いてほしいし、仲間に入れてほしい。
もうすぐ30になるのだが、親は何歳になっても親だなあ~と改めて感じると同時に、あれ、私成長してるかなと親の前だと自分が子どものころの感覚に戻りすぎて、よく不安になる。
ということで、あるあるなのか分からないが、親の会話を聞きたいけど聞くに聞けない、というもやもやした気持ちが大人になった今でもあるという発見を書き記した。
大人になってからの実家暮らし、いろいろと発見があって面白いので今後もちょっとずつ記録していこうと思う。
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