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東大理Ⅲの中にも、色んな天才がいる

以前、東大理Ⅲに入る最短の方法という記事を書いてみたが、今回は、私の同級生や先輩後輩など様々な理Ⅲ生の特性をもとに、東大理Ⅲにいる色々なタイプの天才を紹介していきたいと思う。

CPU化け物タイプ

CPUが生まれつき異次元なタイプの天才である。もちろん、理Ⅲに入れる人のCPUは一般人よりもだいぶ高い。しかし、このタイプに属する人は同じ理Ⅲの中でも、頭ひとつふたつ抜けていると思う。とにかく処理速度は、異常に速い。身近な例で言えば、センター試験レベルの難易度ならば、試験時間の1/4から1/3でもコンスタントに満点を取ってくる。今、社会ではchatGPTが流行っているが、まさに人間版chatGPTみたいなものだ。下手したらchatGPTよりも仕事が早いかもしれない。パターン化や構造化が異常に優れている。話してみると、物分かりがずば抜けて良い印象を受ける。だからといって特別なオリジナリティがあるわけではない。勉強時間は基本的に非常に少ない。なので、あまり努力していないように見えるが、非常にいいパフォーマンスを残す。

抽象的思考化け物タイプ

このタイプは、数学オリンピックや情報オリンピックなど、難解な試験でも平気でこなしてくる。プログラミングの習得なども異常に早く、おそらく医学部以外にも、数学科、物理学科などでも十分通用する。驚くほど、思考に粘り強さがある。スピード感は、CPU化け物タイプほどではない。しかし、難しい複雑な問題を解き切る力は非常に高い。なので、数学オリンピックのメダリストにもなれるレベルである。理Ⅲに入れる実力があっても、他の学部に行く人も一定数いる。

努力化け物タイプ

スペックはそれほど高くないが、努力でカバーしてしまうタイプである。一言で努力といっても、我々が想像できないレベルの努力である。わかりやすく言えば、起きている時間はほぼ勉強している。学校で勉強する。家に帰っても深夜まで勉強する。もちろん、試験の範囲に限らず、大学レベルの内容も勉強する。勉強の鬼である。おそらく、勉強時間は一日12時間から15時間。とても、真似できるものではない。それほど長く勉強できること自体が持って生まれた才能である。多分きっと、ほとんどの人は一週間以内に挫折してしまうと思う。

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